大阪万博に行く日が朝から雨。でもホテルや新幹線の予約済み、パビリオンの予約が当選してるなど、雨でも行くしかない!という方も多いはず。
雨の日に大阪万博にいくなら、晴れの日とは違った準備が必要です。
実際に行ってみた雨の日の状況や、持って行った方がいいもの、楽しみ方などをご紹介します。これから行かれる方はぜひ参考にしてくださいね。
大阪万博の雨対策!持っていくべきアイテム一覧

雨の日の万博に、持って行くと安心なアイテムをご紹介します。
傘とレインコート、どっちが便利?
雨の日の万博では、手がふさがらないレインコート(ポンチョ)がおすすめ。とはいえ、傘にも良い点があります。シーンによって使い分けるのがポイントです。
【レインコートのメリット】
- 手が自由に使える(手すりをつかみやすい)
- 全身が濡れにくい
- 混雑時でも他人にぶつかりにくい(傘と比べてレインコートのほうが体の幅をとらないため、周囲の人に接触しにくい)
カバンの中に収納できるコンパクトタイプが便利。透明窓付きのフード付きタイプは視界が確保できて安心です。
【傘のメリット】
- すぐに使える
- 強い雨の時に便利
重さが250g以下の軽量タイプがおすすめ。直径90cm以上あると肩までしっかり覆えます。
◎おすすめは「折りたたみ傘+軽量レインコート」の2点持ち!
急な雨や強風時も安心です。
万博会場でビニール傘やポンチョなど購入できますが、ポンチョはミャクミャク柄で5,000円ほど。次に使う機会がなさそうなら、事前に用意しておいた方がいいかもしれません。
タオルやレジャーシートも活躍!
雨で濡れた体は体温を奪われやすいため、タオルや着替えがあるととても助かります。
【持っておくと安心なアイテム】
- 速乾タオル
- 替えの靴下
- 使い捨てのビニール袋(濡れたものの収納に便利)
- レジャーシート
レジャーシートは、雨上がりの濡れているベンチに座りたいときに重宝します。
また、雨の日の休憩所として、使用予定のない会場(EXPOメッセ「WASSE」など)が開放されることも。イスやテーブルはないので、レジャーシートがあると座っても安心です。
首元にはタオルを巻いておくと、汗を拭いたり雨除けにもなります。着替えなどは圧縮袋に入れるとコンパクトに持ち運べますよ。
水筒とお茶パックも必需品!
万博会場内に給水スポットがあるので水筒は必需品なんですが、雨の日も大活躍。大屋根リングの上に設置されている5つの給水所では、お湯が出るんです。
お茶パックがあれば、温かいお茶を飲むことができます。
会場内の自販機には冷たい飲み物しか販売されていないので、注意してくださいね。
滑りにくい靴選びのポイント
濡れた地面は滑りやすく、雨の日の転倒防止は何よりも重要です。安全・快適に歩ける靴を選びましょう。
【おすすめの靴】
- 防水スニーカー:軽くて歩きやすい
- 滑り止め付きの靴底:転倒防止に効果的
- 防水スプレーを使うと普通の靴でも安心
雨が強い日は、ショート丈のレインブーツもおすすめです。
スマホ防水対策も忘れずに!
スマートフォンは万博で情報を調べたり、ルートを確認したりするのに欠かせません。雨からしっかり守りましょう。
【スマホ防水対策のアイデア】
- 防水ケース(100円ショップにもあり)
- ジップロックに入れるだけでもOK
- タッチ操作が可能な防水ポーチが便利
スマホ画面が濡れると誤作動の原因になるので、ポケットではなくバッグの中や首かけケースに収納すると安心です。
雨の大阪万博の注意点

天気が悪くても楽しむために、健康安全対策の注意点をお伝えします。
雨の日の体調管理のコツ
雨の日は気温が下がったり、湿度が高くなったりして、体調に影響が出やすくなります。事前の備えとこまめなチェックで体調を崩さないようにしましょう。
【体調管理のポイント】
- 小まめに水分補給(温かい飲み物もおすすめ)
- 冷えやすい体を守るために羽織る上着やストールを持参
- 冷えた体を温めるための使い捨てカイロを携帯すると安心です
- 気分が悪くなったら、すぐに医療スタッフや案内係に相談
パビリオンの出入りで温度差が生じます(特に冷房の効いた室内と蒸し暑い屋外)。2〜3のパビリオン見学ごとに休憩を入れる計画が理想的です。
滑りやすい場所と転倒防止テクニック
雨の日は床や通路が滑りやすく、館内や休憩所のタイル床・石畳は特に注意が必要です。
【滑りやすい場所】
- 「リングプロムナード」の金属製デッキ部分
- パビリオン入口の傾斜路
- タイル張りの広場エリア
- 雨水が溜まりやすい窪みのある場所
【安全な歩行のために】
- 手すりを使い、濡れている場所は足元を見ながらゆっくり移動する
- 急がず、小さな歩幅で歩く
- 視界が悪い時は無理せず、屋内で天候回復を待つ
万博会場の天候傾向と天候急変時の対応策
- 4月〜5月:比較的過ごしやすい気候ですが、春の天気は変わりやすく、突然の雨に注意が必要。
- 6月〜7月:梅雨時期で長雨や曇天が続くことがあります。蒸し暑さも加わるため体調管理に注意。
- 8月〜9月:猛暑と突然のゲリラ豪雨や雷雨が発生しやすい時期。台風と重なることも。
- 10月:秋晴れの日が多くなりますが、台風の影響を受けることもあります。
当日判断で予定変更する基準
無理せず楽しむためには、当日の天気を見て行動を柔軟に変える判断が大切です。
【こんな場合は来場を見送るのも選択肢】
- 大雨警報・強風注意報が出ている
- 足元の状態が悪く、滑りやすい
- 気温が低く、体調に不安があるとき
【来場する場合の判断基準】
- 雨が小降りで、傘やレインコートで対処できる
- 体調が万全で、万博会場内での休憩場所も確認済み
- 会場の公式サイトで運営情報に問題がない
雨天時のキャンセル・来場日時変更
当日の雨で行くのをやめた場合、来場日時指定の時間が過ぎてしまった後でも、日にちの変更は可能です。(チケットの入場可能期間内で、3回まで変更可能)
天候急変時の対応策
大阪・夢洲は海に面した埋立地にあるため、天気が急変しやすい特徴があります。安全に過ごすための急変時の対応策をご紹介します。
【豪雨・雷雨発生時の避難場所】
- 各パビリオン内(最も安全な避難場所です)
- 「ウェルカムセンター」(入場ゲート付近の屋内施設)
- 「交流拠点施設」(会場内に設置された休憩施設)
【雷注意報・警報発令時の注意点】
- 会場アナウンスをしっかり聞く
- 周囲の誘導員の指示に従う
- 屋外エリアからすぐに屋内に移動する
- 傘を差したまま歩かない
- 木の下や金属構造物の近くは避ける
雨の日の大阪万博のまとめ
大阪万博は晴れの日に行きたいけれど、お天気だけは思う通りにならないですよね。でも、雨の日ならではの楽しみ方もあります。
雨の日は来場者が比較的少ないため、普段は混んでいる人気パビリオンでも待ち時間が短くなる可能性があります。
また、雨音をBGMにのんびりと展示を鑑賞する時間は、普段の忙しい日常では味わえない落ち着いたひとときです。お気に入りのカフェで温かい飲み物を片手に、会場の雰囲気を味わうのもいいですね。
一部パビリオンでは雨の日のために特別な演出が準備されている場合もあり、訪れるだけでちょっとしたサプライズがあるかもしれません。
「雨=残念」ではなく、雨でも楽しめる工夫を知っていれば、いつ行っても思い出に残る1日になります。安全第一で、無理のないプランを立てて、ぜひ大阪・関西万博を存分に楽しんでくださいね!
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