平成から令和に代わって、なんだか昭和がずいぶん昔のような気がしますよね。自宅を見回してみても、昭和の面影って何もないし、昭和時代のものって残ってるかどうか…?
先日、岩倉市にある「タイムスリップカフェ OLD WAYS 三丁目の米之家」に行ってきました。 全部、丸ごと、昭和なんです。見たことあるものがいっぱいで、ワクワクしちゃいました。
この記事では、レトロカフェ「三丁目の米之家」のお店の様子やメニュー、行き方や駐車場をご紹介します。
懐かしいものに囲まれて、ゆったり過ごせるレトロカフェに、行きたくなっちゃいますよ。
昭和レトロカフェ「三丁目の米之家」

米之家はもともと昭和23年(1948年)、名鉄岩倉駅東口にできたお団子屋さんです。2001年になってから、ホームセンターやスーパーに出店、2006年に会社が設立されました。
たい焼きやたこ焼き、お好み焼き、焼きそばなどを販売。みたらし団子は創業以来70年以上変わらない味を守っています。現在は愛知県だけではなく、全国に130店舗、海外(中国)にも出店しています。
岩倉本店横にできた「タイムスリップカフェ」は、米之家の新業態。昭和の風景を再現したカフェです。
昭和に青春時代を過ごした大人たちが、思い出話ができる場所として、2019年8月に開店しました。レトロアイテムはすべて、オーナーが趣味で集めたものなんだとか。
扉を開けると、所狭しと並べられた「懐かしいもの」で埋め尽くされています。壁には昭和の新聞が貼られ、古いラジカセやカメラ、映写機などが並んでいます。
その前には実際に走っていたという年代物のミゼットがでんっと置かれています。荷台の部分はテーブルになっていて、そこで食べることもできるようになっていました。

昭和の歌謡曲のレコードジャケットがいっぱい飾られています。

ブリキのおもちゃや黒電話、ダイヤル式の公衆電話も置いてあります。

おすすめメニューはバナナジュース

創業者およねさんが好きだった「バナナジュース」は、1杯につき完熟バナナ1本と牛乳だけで作られています。砂糖やはちみつは使わず、自然な甘みです。
とにかく濃厚で、ストローで吸うのに力がいるくらい。口の中にバナナのうまみととろみが広がります。
メニューは、バナナジュースときなこ・黒ゴマ・小松菜・チョコ・くるみ・オレオ・アロエ・抹茶・コーヒー・イチゴ・かぼちゃ・マンゴー・チョコミント・ブルーベリーの15種類。
プラス50円で豆乳ベースに変えたり、プラス100円でタピオカトッピングが可能です。どれもおいしそうなんですが、一番人気は普通のバナナジュース390円。テイクアウトも可能です。

お昼近くだったので、フードメニューを注文しました。
「昔ながらのソース焼きそば」ちょっと太めの麺がすごくモッチモチ、歯ごたえしっかりです。昭和初期からの味を守る焼きそばは、麺大盛り無料の540円。…安い!!!
目玉焼きやチーズ、イカ・タコなどのトッピング追加可能です。焼きそばをパンにはさんだ「焼きそばドッグ」もあります。1本200円。
「チキンカレー」は数日かけて作られている自家製カレー、じっくり煮込まれたルーはカレーの色を通り越して黒いんです。コクがあって、甘みがあるのにスパイシー。チキンが煮込まれてトロトロになっていました。にんじんサラダがついて780円。
デザートメニューには「たいパフェ」「あの頃の手作りプリン」「手作りコーヒーゼリー」「イチゴけずり(冷凍したイチゴをスライスして練乳たっぷりかけた)」などがあります。
定休日:木曜日
完全禁煙です。
三丁目の米之家への行き方は?
名鉄岩倉駅東口のロータリーから、五条川方面に向かう細い通り沿いにあります。
名古屋から電車の場合は、名鉄犬山線岩倉駅で下車。岩倉駅はミュースカイはじめ、特急、急行、準急、普通すべての列車が停車します。
車の場合は、名鉄犬山線の東側、交差点「下本町下市場」から25号線(春日井一宮線)を北上します。※一方通行です。
山内一豊生誕記念碑がある神社の入り口手前に第2駐車場があります。そこを過ぎてすぐの交差点を左に曲がるとカフェがあり、カフェと米之家本店との間に第1駐車場があります。
狭い道で一方通行が多いので、第2駐車場を見つけたら、停めちゃって歩いたほうがいいかも、です。
さいごに
愛知県岩倉市の「タイムスリップカフェ OLD WAYS 三丁目の米之家」の、お店の様子やメニュー、行き方をご紹介しました。
店内は年配の方だけではなく、若い人も多かったです。黒電話を手に写真を撮ったりしていました。ちょっとした博物館みたいな感じです。
お近くにお越しの際はぜひ一度、昭和時代にタイムスリップして、どことなく懐かしいメニューを堪能してみてくださいね。