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おちょぼ稲荷(千代保稲荷)のご利益と御朱印は?参道商店街の串カツ玉屋とお土産も紹介!

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷

岐阜県海津市にある千代保稲荷(ちよほいなり)神社、通称おちょぼ稲荷は、年間200万人が参拝に訪れる、東海地方ではよく知られた神社です。

参道沿いにある商店街では、串カツをはじめ、おいしいグルメ店が並んでいて、来るたびに新しい発見があります。

この記事では、おちょぼ稲荷のご利益と御朱印、お守り、おちょぼ稲荷参道商店街のおすすめグルメとお土産、荷席稲荷神社と、アクセス駐車場についてバッチリご紹介します。

おちょぼ稲荷の参道は、食べ歩きグルメも楽しめます。おなかをすかせてお参りにお出かけくださいね。

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おちょぼ稲荷のご利益と御朱印は?

おちょぼ稲荷のご利益は商売繁盛!

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷の入り口

おちょぼ稲荷のご利益は「商売繁盛」「家内安全」、この地域では絶大なご利益がいただける神社として、参拝者が後を絶たない神社です。

東口大鳥居から南口大鳥居へ続く参道の商店街を歩いて行くと、途中におちょぼ稲荷があります。鳥居をくぐった先の左手に手水舎があり、その先のお店で「おあげ」と「ろうそく」が売られています。

稲わらで結んだ三角の油揚げと、ろうそくがセットで50円、階段を上がった先にある「燈明場」の扉を開けて、ろうそくをたてて献灯します。

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷の拝殿

拝殿正面に置かれたお供え物台におあげ(お神酒)をお供えして、2礼2拍手1礼でお参りします。

拝殿の向かい側には「霊殿」があり、保食神(うけもちの神)が祀られています。保食神は牛馬や稲、粟、麦、大豆など、人間の生活に必要な作物を生んだ神さまです。

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷の古堂

拝殿の右横には、朱色の鳥居が並び、その奥に「古堂」があります。清和源氏の発祥の地で源氏一門の祖廟がある多田神社のお札が納められています。

拝殿横には重軽(おもかる)石も置かれています。両手で持ち上げて、自分の願い事が叶うかどうかを占ってみてくださいね。

おちょぼ稲荷の御朱印やお守りは?

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷の社務所

おちょぼ稲荷に社務所はありますが、御朱印やお札、お守りはありません。(納札所もありません。)

おちょぼ稲荷は、平安時代後期の武将・源義家(鎌倉幕府を開いた源頼朝の祖先)の6男・義隆が分家の際に、「先祖の御礼を千代に保て」と祖神と宝剣、義家の肖像画が贈られました。

※源義家は清和源氏の発展の礎を築いた1人として、多田神社(兵庫県)の御祭神になっています。

室町時代に義隆の子孫が祖神を祀り、千代保稲荷が創建されました。祖先を神さまとして祀っているので、お札やお守りはないんですね。

境内には、六角柱の筒を振って番号の書かれた棒を出すおみくじが置かれています。おみくじの紙は社務所でいただくことができます。

参道の商店街には、熊手やおみくじが入った狐の置物などの縁起物を販売するお店もあります。

おちょぼ稲荷の月次祭

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷の燈明場

おちょぼ稲荷の月次祭(つきなみさい)は、毎月1日、15日、22日。この3日間は拝殿の格子戸が上げられて、参道はまるで縁日のような賑わいになります。

月末から1日にかけては「月越(つきこし)参り」で、夜通し参拝者が訪れます。拝殿前のちょちんに灯りがともり、今月のお礼と来月のお願いをする参拝者が多く訪れます。

商店街からはおいしそうな匂いが漂っていて、初詣に来たかのような雰囲気です。通常は17:00で終了のお店も、月末は夜中の2:00頃まで開いています。

※コロナ禍の現在は、岐阜県で決められた飲食店の営業時間内で営業されています。

千代保稲荷神社
住所:岐阜県海津市平田町三郷1980
電話番号:0584-66-2613
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おちょぼ稲荷参道商店街のおすすめは?

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道

おちょぼ稲荷がある参道商店街は、東口大鳥居から南口大鳥居までの約700mに、120軒ほどのお店が軒を連ねています。レトロ感満載のお店の中に新しいお店が入っている、不思議な通りです。

川魚料理(ウナギやナマズ)、もろこ(木曽川で採れる、全長5~7cmほどの小魚)の甘露煮、新鮮野菜やくだもの、激安衣料(雑貨)店などなど、見て歩くだけでも楽しくなります。

食べ歩きには、モチモチのわらび餅がのっているわらび餅ソフトクリーム(外花屋)、生地がふわふわのたい焼き(佐溝屋)、お団子が5つの醤油味のみたらし団子(山田屋)、外はカリカリの飴で中はホクホクの大学芋(芋にいちゃんの店)などなど、おすすめがいっぱいです。

※土日祝日なら、コロナ禍ではありますが、ほとんどのお店が開店しています。

おちょぼ稲荷の串カツたまやが有名

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道にある玉屋の串カツ

参道の商店街には、アツアツ揚げたての串カツを立ち食いで食べられるお店がいくつかありますが、その中でも有名なのは「玉屋(たまや)」です。

目の前で揚げた串カツをハフハフしながらいただくのが醍醐味です。生のキャベツをポリポリつまみながら、串カツ(味噌またはソース)とドテ(ホルモン肉を串に刺して味噌煮)を堪能できます。

揚げたての串カツはサクサクで、油っこさは全くなくて、衣までおいしいんです。ドテはものすごく柔かくて、甘い味噌がしみ込んでいて、どんどん食べれちゃいます。

串の本数でお会計なので、時間を問わず(ランチの後でも)、おなかが満たされるだけ食べることができますよ。(なんと串カツもドテも1本90円(税込)!)

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道にある玉屋店内

店内で座って食べることもできます。お店の中はどこもかしこもゴージャスな金ぴかで、なんと!トイレもキンキラキン! 一見の価値ありです。

店内では串だけでなく、おでんや親子丼、どてめし、うどんなどのメニューもあります。「店内のお席は1時間以内で」と張り紙されていますが、注文したら串ものはすぐに運ばれてきますよ。

参道には他にも、昭和49年創業の串カツ「よこい」、味噌が自慢の「京や」、紅ショウガやレンコンなどの串揚げも食べられる「てっ平」など串カツのお店があり、食べ比べも楽しいですよ。

串カツの玉屋
住所:岐阜県海津市平田町三郷1997
営業時間:9:00~17:00
※月末と年末年始は早朝まで営業 不定休

おちょぼ稲荷のお土産おすすめはお漬物と草餅

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道にある漬物屋

門前町の商店街には漬物店も多くあり、お土産におすすめです。「まるじゅう田中漬物本店」で、えだまめのだし漬けと山芋の梅酢漬け、梅干を購入しました。

えだまめの漬物は、ゆでた枝豆が鞘ごと漬物になっていて、えだまめだけ食べます。えだまめに味がつくほど、濃いめのだしで漬けられているので、鞘に口をつけて枝豆を食べると、唇がだんだん塩辛くなってきて、たくさん食べられなくなります。

このくらいの量ならいっぺんに食べれちゃう、と思っていましたが、食べきれませんでした。ビールのおつまみにしたら最高ですね。大粒のえだまめで、食べ応えあります。

瓶に入った、えだまめだけのピクルス(満天ピクルス)もありました。うずら卵の洋風味・うずらとカリフラワーのカレーピクルスも自家製で人気なんだそうです。

山芋のお漬物は、サクサクした歯触りがたまらないですよね。かぼちゃの浅漬けやからしナスなど、ちょっと変わった漬物もあります。

もう1つ、お土産でおすすめなのは「草餅」、おちょぼ稲荷の草餅は手作りでヨモギがたっぷり。口の中にふわぁっとヨモギの香りが広がって、甘さ控えめのつぶあんと絶妙なコラボを楽しませてくれます。

夕方になると売り切れで買えないこともあるので、予約をするか早めに購入してくださいね。

※お漬物は新聞などに包んでのお渡しで、保冷剤は別途料金の場合も。心配な場合は、クーラーバッグの持参をおすすめします。

まるじゅう田中漬物
本店住所:海津市平田町三郷1994
南口店住所:海津市平田町三郷1087-1
営業時間:9:00~16:00(土日祝日は17:00)
※月末は2:00まで営業 年中無休

おちょぼ稲荷商店街にある荷席稲荷神社

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道にある荷席稲荷神社

おちょぼ稲荷参道の南口大鳥居の近くに、朱色の鳥居が立ち並ぶ、荷席(かせき)稲荷神社があります。

創建年は不明ですが、早川家の先祖が早川家と地域社会の守護神として創設されたとのこと。早川家の先祖は「宇多源氏」、この稲荷神社もおちょぼ稲荷と同じく、源氏ゆかりの神社なんですね。

ご利益は、五穀豊穣、家運隆盛、学業成就とされていますが、特に、忘れ物、探し物を見つけてくださる神社です。

おちょぼ稲荷が有名すぎで、こちらの神社はあまり知られていないんですが、何か探し物があるときは、ぜひ参拝なさってみてくださいね。

荷席稲荷神社
住所:海津市平田町三郷1093
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おちょぼ稲荷のアクセスと駐車場は?

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷参道にある南口大鳥居

おちょぼ稲荷の行き方 電車の場合は?

名古屋からおちょぼ稲荷へ行く場合は、JR東海道新幹線「岐阜羽島駅」下車します。北口からバス乗り場に向かいます。

または、名鉄名古屋駅から新岐阜行きに乗り、「笠松駅」で新羽島行きに乗り換えて「新羽島駅」で下車します。笠松駅には快速特急・快速急行などすべての電車が停車します。

名鉄羽島駅とJR岐阜羽島駅は隣接しているので、名鉄羽島駅の改札から外に出ると、バス乗り場が見えます。

※新幹線の方が名古屋駅から10分ほどで到着、乗り換えもなく、1区間なので自由席を使えば、料金も安いのでおすすめです。

バス乗り場から、海津市コミュニティバス「海津羽島線」に20分ほど乗り「お千代保稲荷」で下車します。

コミュニティバスの料金は、大人300円・小中学生100円です。お千代保稲荷バス停から東へ150m、2分ほど歩くと、南口大鳥居へ到着します。

おちょぼ稲荷の駐車場は?

おちょぼ稲荷の駐車場は、南口大鳥居、東口大鳥居の周辺にいくつかあります。

参拝者用無料駐車場はそれぞれの鳥居近くに1か所ずつあります。(地図↑緑のPマークです。)

  • 南口大鳥居近くにある公衆トイレの西側
  • 東口大鳥居の「やまと新館」の西隣(鳥居側・海津市総合観光案内所がある側)

無料駐車場は満車率が高めです。他の有料駐車場は、ほとんど普通車1日300円となっています。

南口鳥居の南側正面(県道213号線の養老平田線)は、駐車料金300円ですが、いつも野菜がもらえます(野菜プレゼントの看板あり)。ナスだったりジャガイモだったり、駐車するのが楽しくなっちゃいます。

おちょぼ稲荷参道にある漬物屋さん「しおのくら」の駐車場は、お店で1,000円以上お買い物をすると駐車場が無料になります。(お正月期間はお買い物に関係なく有料500円)

「しおのくら」の駐車場は、南口大鳥居の東側、入り口に駐車券の発行機がある駐車場です。

※月末の18:00以降の無料駐車場は、混雑はしていますが、まったく停められないということはなかったです。有料の駐車場なら比較的すんなり駐車できます。

>>おちょぼ稲荷の口コミや周辺の宿泊施設の情報を【楽天たびノート】で確認する

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。

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さいごに

岐阜県海津市のおちょぼ稲荷のご利益と御朱印、参道商店街のおすすめグルメとお土産、アクセスと駐車場についてお伝えしました。

おちょぼ稲荷の楽しみはなんといっても食べ歩き! 揚げたての串カツにビールって最高なんですが、公共交通機関で行くにはちょっと不便な場所なんですよね…。車で行くとビールが飲めない!というジレンマが~!

なにはともあれ、食べ歩きが楽しいおちょぼ稲荷へ、ぜひお参りにお出かけくださいね。

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