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飛騨古川市観光モデルコースは?町並み散策と食べ歩きでまるっと楽しむ王道コース!

岐阜飛騨古川市

飛騨古川市は、2016年のアニメ映画「君の名は」のシーンが現実に見られるスポットとして、人気になった町です。

JR高山本線「高山駅」から3つ先の「飛騨古川駅」から徒歩で行けるエリアに、有名な「白壁土蔵とコイが泳ぐ瀬戸川」があり、高山とは違った魅力があります。

この記事では、飛騨古川市の観光スポットを巡る町並み散策モデルコースと食べ歩きグルメ、アクセス駐車場についてご紹介します。

高山のような混雑もなく、ゆっくりのんびり歩いて観光するにはぴったりのエリアです。高山方面に行かれるときはぜひ、飛騨古川まで足を延ばしてみてくださいね。

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飛騨古川市の観光モデルコース

飛騨古川市に到着したら、飛騨古川駅西側と壱之町通りに「観光案内所」があります。まずは散策ガイドマップを手に入れてくださいね。

※飛騨市役所無料駐車場のお手洗い近くにも、地図が用意されています。

跨線橋から見る飛騨古川駅

岐阜飛騨古川駅

まずは飛騨古川駅の跨線橋跨線橋からスタートしましょう。

この風景↑は、2016年のアニメ「君の名は」で、瀧くんが三葉ちゃんを探しに、岐阜県飛騨市を訪れたときに到着した駅のシーンで出てきます。

今でもこの写真が撮れる跨線橋には、瀧くんが乗ってきた特急列車ひだ号の到着時刻が掲示されています。ほかにも、古川市では映画に出てきたシーンを見ることができます。

  • 飛騨古川駅にある飛騨牛ひだくろちゃん(看板)
  • 運転手さんに瀧くんが自分の描いたスケッチを見せてる駅のタクシー乗り場
  • 糸守市について調べている飛騨市図書館
  • 町の人に場所を訪ねているきた若宮神社の階段
  • 三葉ちゃんがやっていた組み紐の体験ができる飛騨古川さくら物産館

映画のシーンを思い浮かべながら、その場所をリアルで見るって、自分が映画の中に入り込んだようで、不思議な感覚になりますね。

飛騨古川まつり会館

飛騨古川まつりで使用される起こし太鼓
飛騨古川祭りで使用される起こし太鼓

飛騨古川まつり会館は、4月に行われる古川祭をいつでも体験できる施設。祭りの様子の映像が上映されていて、からくり人形体験や、本物の屋台(山車)が展示されています。

大きな太鼓をのせた櫓を、さらし姿のはだか男たちが担いで飛騨古川の町並みを練り歩く「起こし太鼓」は、一生に1回しかできないものなんだとか。

豪華絢爛な屋台は必見です。お土産物も販売されていますよ。

飛騨古川まつり会館
住所:飛騨市古川町壱之町14-5
入場料:大人(高校生以上)700円、こども300円
営業時間:3~11月 9:00~17:00 /12~2月 9:00~16:30
休館日:年末年始(12/29~1/3)

瀬戸川と白壁土蔵街

岐阜飛騨古川市の白壁土蔵と瀬戸川

白壁土蔵と1000匹以上の色鮮やかな鯉が泳ぐ瀬戸川…飛騨古川市を代表する風景です。約500m続く白壁土蔵街は四季折々に美しい風景を見せてくれます。

川の流れに逆らって泳ぐ鯉たちは、一般的な鯉よりも大きいような気がしました。「鯉の滝登り」ということわざがありますが、鯉の筋肉は発達してるのでしょうか?

100円で購入出来る鯉のエサがあり、観光客がエサをまくと、鯉が一斉に群がってきます。鯉は胃がなく、食道から腸につながっているので、食べたものを蓄えておくことができないんだとか。

それで鯉はいつもおなかをすかせている印象なんですね。満腹感が味わえなくて、いつも食べ物を探してる…色とりどりの鯉が優雅に泳いでいる、その下では、生存競争が勃発してるんですね。

※瀬戸川は冬の間、除雪した雪を流すため、鯉は11月中旬から4月まで天神池(増島城の堀池)に引っ越します。

三嶋和ろうそく店

飛騨古川市の三島和ろうそく店

三嶋和ろうそく店は、240年以上続く、全国でも珍しい手作り和ろうそくの老舗です。

和ろうそくはすべて天然の植物性原料を使用していて、ススが少なく、風にも強いという特徴があります。

店内では、和ろうそくの原料である櫨(ハゼ)の実の絞り汁を丁寧にかけ、赤に染めたロウ液を乾燥させる工程まで実演してくれることもあります。

三嶋和ろうそく店
住所:飛騨市古川町壱之町3-12
営業時間:9:30~17:00
休業日:水曜日・1/1~1/3

飛騨古川の三寺まいり

毎年1月15日16:00~飛騨古川市で行われる「三寺まいり」は、200年以上前から続く、浄土真宗本願寺派の3つのお寺を詣でる伝統行事。和服の女性たちが良縁を祈願して、3つのお寺をお参りします。

お祭り当日は「朱印輯録(しゅいんしゅうろく)」を購入し、3つのお寺の御朱印をいただくことができます。

円光寺

岐阜飛騨古川市の円光寺

瀬戸川に隣接する「円光寺(えんこうじ)」は、明治37年(1904年)の古川大火で唯一焼け残った、3つのお寺の中では一番古い本堂です。(屋根はふきかえられています。)

室町時代に建てられたお堂の妻(屋根下)には亀が彫られていて、火災からお寺を守った「水呼びの亀」と言われています。

山門は飛騨市にあった飛騨高山藩初代藩主・金森定近の居城「増島城」の城門が移築されたもので、とっても珍しい形の山門です。

照耀山 円光寺
住所:岐阜県飛騨市古川町殿町11-11
電話番号:0577-73-2954

真宗寺

岐阜飛騨古川市の真宗寺

荒城川にかかる赤い今宮橋の手前にある「真宗寺(しんしゅうじ)」は、古川大火によって輪転蔵を残して消失、現在の本堂は明治45年、山門は平成17年に再建されました。

山門の正面には目が入った親子龍が彫られていて、裏正面には麒麟(きりん)が付いています。裏門横には上から大きな目でぎょろりと睨む獅子木鼻があり、迫力満点です。

朝光山 真宗寺
住所:岐阜県飛騨市古川町三之町3-10
電話番号:0577-73-2730

本光寺

岐阜飛騨古川市の本光寺

荒城川にかかる鉄橋霞橋の手前にある「本光寺(ほんこうじ)」、大正2年に再建された本堂は、飛騨地域最大の木造建築物です。山門は平成7年に再建されました。

本堂正面の虹梁の彫刻が見事で、見入ってしまいます。鐘楼の横には、親鸞聖人像が立っています。

敷地内には、飛騨から雪の峠を越えて信州の製糸工場へ出稼ぎに行った若い女性たちの小説「あゝ野麦峠」の文学碑も建てられています。

白豹山 本光寺
住所:岐阜県飛騨市古川町弐之町1-17
電話番号:0577-73-2938

弁才天堂

岐阜飛騨古川市の弁才天堂

瀬戸川と荒城川とつながるあたりの神田橋公園内に、小さなお堂「弁才天堂」があります。樹齢1000年の栃ノ木から彫りあげられた弁才天さまは、ふっくらと優しいお顔です。

お堂の横には、400年以上前に造られた瀬戸川用水の取水口の名残が残されています。

歩き疲れたときに、ちょっと休憩するのにぴったりな場所ですよ。

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飛騨古川で食べ歩きするなら?

揚げたてのひだコロッケ

岐阜飛騨古川市のひだコロッケ本舗

ひだコロッケ本舗」の「ひだコロッケ」は、注文してから揚げるので、あつあつサクサクのコロッケがいただけます。

味が付いているので、ソースなどは不要。そのままハフハフしながら食べると薄切りの飛騨牛が入っていて、ジャガイモのホクホク感に肉の旨味が一体化されて、食べなきゃ損のおいしさです。

ひだコロッケ本舗
住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
電話番号:0577-73-3125
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日

\楽天のふるさと納税の返礼品にひだコロッケがあります。/


岡田屋のみたらしだんご

「飛騨古川まつり会館」のそばにある「岡田屋」は、みたらし団子が有名です。お店の近くに行くと、醤油の焦げる匂いがなんとも食欲をそそります。

五平餅や飛騨牛串焼き、飛騨アイスクリームも人気があります。

飛騨の名物が並ぶお土産物屋さんも併設されているので、ゆっくりお土産を探すのもおすすめです。

※ちなみに、「君の名は」で司くんたちが五平餅を食べていた、格子と縁台が並ぶお店のモデルは、「味処 古川」です。

岡田屋
住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町12-34
電話番号:0577-73-3021
営業時間:9:00~17:00
定休日:1月1日

渡辺酒造店で「蓬莱」試飲

岐阜飛騨古川市の渡辺酒造店

明治3年創業の造り酒屋「渡辺酒造店」は、建物も国の有形文化財に指定されている、老舗の酒屋さん。銘酒「蓬莱」の酒造で、いろんな種類の「蓬莱」を無料で試飲をすることができます。

※新型コロナ感染防止のため、酒造見学と試飲は現在中止されています。

のど越しがよくて、ふわっと華やかな香りがして、とっても飲みやすくて、本当においしいお酒なので、プレゼントにしても喜ばれます。

甘酒もおすすめなんですが、ここのを飲んだら他のが飲めなくなるので要注意です。日本酒が当たるガチャガチャもありますよ。

※高山の酒造店では試飲は有料なので、こちらで試飲してみてくださいね。買って帰りたくなること間違いなしのお酒です。

渡辺酒造店
住所:岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
電話番号:0577-73-2347
営業時間:9:00~16:30
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飛騨古川のアクセス駐車場は?

岐阜飛騨古川市

飛騨古川へのアクセス・電車の場合

名古屋から電車で行く場合は、JR特急列車ひだ号(富山行き)で「飛騨古川駅」で下車します。高山行の場合は、「高山駅」でJR高山本線に乗り換えます。2時間30分~3時間ほどかかります。

名古屋からJR東海道本線で「岐阜駅」まで行き、ひだ号に乗り換えることもできますが、3時間ほどかかり、料金も名古屋からひだ号に乗っても変わりません。

名古屋からJR東海道線で「岐阜駅」、高山本線に乗り換えて「飛騨古川駅」なら、4時間半ほどかかりますが、ひだ号を利用するより3,000円ほど安くなります。

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飛騨古川観光の駐車場は?

岐阜飛騨古川市の無料駐車場にある看板

名古屋から車で行く場合、名古屋高速道路で「一宮IC」へ向かい、一宮JCTから東海北陸自動車道にはいり、「飛騨清見IC」で下ります。国道90号線(飛騨卯の花街道)を経由して、飛騨古川に入ります。

飛騨古川には、無料駐車場が2か所あります。

  • 飛騨市役所駐車場(飛騨古川まつり会館の北側)
  • 若宮駐車場(飛騨古川駅東側)

若宮駐車場は飛騨古川駅の裏側にある無料駐車場で、普通車が約280台駐車できます。どちらにも観光案内版とトイレが設置されています。

満車の場合、飛騨市交流文化センターの横にも文化村西駐車場(80台・無料)があります。

飛騨市役所
住所:岐阜県飛騨市古川町本町2-22
若宮駐車場
住所:岐阜県飛騨市古川町若宮1

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※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

飛騨古川市の観光スポットを巡る町並み散策モデルコースと食べ歩きグルメ、アクセス駐車場についてお伝えしました。

あまり広くないエリアなので、3時間~半日ほどで見て回ることができます。

毎年4月19、20日に行われる奇祭「古川祭」や、狐の嫁入り行列が夜の町を歩く「きつね火まつり」など、ちょっと変わったお祭りもあり、魅力満載。

飛騨古川市の新しい魅力を見つけてくださいね。

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