愛知県で一番高い「茶臼山(ちゃうすやま:標高約1,416m)」では、毎年5月中旬から芝桜まつりが開催されます。
ピンク、薄紫、白などの小さな花が集まって、一面じゅうたんを敷き詰めたように広がる光景は圧巻!
この記事では、茶臼山芝桜まつりの見頃や開花状況、おすすめの服装、イベント情報、アクセス駐車場についてご紹介します。
愛知県のてっぺんの山頂からは南アルプスや御嶽山、名古屋市街地まで見渡せることも。雄大な自然と色鮮やかな花畑を見に、ぜひお出かけくださいね。
茶臼山芝桜まつりの見頃と開花状況は?
開催期間:2024年5月11日(土)~6月2日(日)8:30~18:00
ライトアップ:期間中5月の土日※営業時間は21:00まで延長
住所:愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
茶臼山の芝桜の見頃期間は、5月中旬ごろから6月上旬です。2024年は5月のゴールデンウィークあたりで2〜4割咲き、5月27日ごろから見頃と予想されています。※今後の天候に左右されます。
5月20日時点で6割以上の開花となっています。
開花状況は茶臼山高原山頂のライブカメラから確認することができます。
昼間の時間帯はまるでピンクのじゅうたんを敷き詰めたように色が鮮やかで、芝桜が一番きれいに見えるんですが、朝と夕方もおすすめ。
朝は、芝桜の花弁が濡れているため、光が反射してきらめくような景色が見られます。夕方は、夕日に照らされた芝桜がとっても幻想的。
陽が落ちてライトアップされた芝桜は、昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。ライトアップは、通常の開園時間の終了後からなので、夜景を楽しみたい方におすすめです。
茶臼山芝桜まつりのおすすめの服装は?
茶臼山のてっぺんは、晴れた日には日差しが強く、夕方には冷え込むことがあります。名古屋の気温から5℃くらい低め、予想よりヒンヤリしていることも。
長袖シャツにカーディガンや薄手のマウンテンパーカーなどの羽織るもの、デニムやスラックスなどのパンツ、スニーカーやローファーなど、歩きやすい靴がおすすめです。
日差しを防ぐために帽子やサングラス、日焼け止めなどもあれば安心ですね。
私が行った日は、青空が広がるいい天気だったんですが、茶臼山の上には灰色の雲がかかっていて、ちょっと寒かったです。
ライトアップの時間帯はかなり冷え込みます。10℃くらいまで気温が下がることもあるので、防寒対策はしっかりしてお出かけくださいね。
茶臼山芝桜のリフト料金は?
茶臼山高原「芝桜の丘」は第1リフトで約13分、第2リフトで約10分、600mほど上がった山頂にあります。リフトを使わない場合は、スキー場のゲレンデを約20分~30分歩くことになります。
※第1リフト乗り場はかなり並んでいて15分待ちでした。第2リフトは第1リフトから少し歩いた先にあり、すぐ乗れる状態でした。第1リフトは座面も背中もクッション性があって座っていて楽なんですが、第2リフトは座り心地も悪く、もたれると背中が痛いタイプです。
観光リフトの運行時間:8:30~18:00
観光リフトは小学生以上から一般料金がかかります。(未就学児は無料、団体は15名以上)
個人 | 団体 | |
往復 | 800円 | 700円 |
片道 | 500円 | 400円 |
観光リフトのチケットは、帰りにリフトに乗るときに必要なので、失くさないように気をつけてくださいね。
※観光リフトに小型犬を同乗させることができます(リードをつけて、飼い主の膝の上でじっとしていられる犬のみ、中大型犬は不可)。雨天時は傘やレインコートなどが必要です。
茶臼山芝桜まつりのイベントは?
茶臼山芝桜まつり期間中は、イベントが開催されます。
食べりん広場:リフト乗り場(下)に並ぶ、地元の特産品やグルメ屋台が並ぶエリア。五平餅や焼きそば、フランクフルト、コロッケ、唐揚げ…など、おいしそうなにおいが充満しています。
スカイガーデン:山頂の展望台横にあるテラス。ウッドデッキにソファー席やベンチ席が並んでいて、ゆったり南アルプスの景色を楽しむことができます。
キッチンカー(不定期)でドリンクや軽食を購入することもできますよ。おにぎりと暖かいお茶を持参して食べるのもおすすめですよ。(ゴミは必ず持ち帰りましょう。)
そのほか、茶臼山芝桜まつり期間中の土日に茶臼山高原で楽しめること↓
・やはぎ池で足漕ぎボート(3人乗り20分1,000円(税込))
・ゴーカート(2人乗り2周500円(税込))
・茶臼山高原美術館(入館無料)
茶臼山芝桜まつりのアクセス駐車場は?
茶臼山高原へ電車で行くには、JR東海道本線豊橋駅からJR飯田線に乗り換えて約1時間40分「東栄駅」で下車します。
茶臼山高原休暇村のホテル、コテージに宿泊予定なら送迎バスがあります(要予約)が、宿泊予定がなければ東栄町の町営バスと豊根村の村営バスを乗り継いで行くことになります。
土日祝日は運行してなかったり、本数が少ないので時間的にはタイトなスケジュールになってしまうことも。タクシーで行くにしても、東栄駅から50分~1時間の距離です。
電車バスで行くには不便な場所なので、自家用車で行くのがおすすめです。
茶臼山芝桜まつりの駐車場は?
茶臼山芝桜まつり期間中、茶臼山高原の駐車場は有料で、空いてるところにスタッフさんが順次誘導してくれます。
時間によってはリフト乗り場から遠い駐車場に誘導される可能性がありますが、第1駐車場まで無料シャトルバスが運行しています。
第2駐車場:リフトに近い駐車場。リフト乗り場まで約150m、高低差50mの徒歩移動が必要。
第3~第6駐車場:無料シャトルバスがピストン運行しています。一番遠い第6駐車場からリフト乗り場まで歩くと15~20分ほどかかります。
※シャトルバスにペットをのせる場合は、ペット用キャリーに入れる必要があります。
料金(露店などで使える100円分のクーポン付き):
軽・普通自動車:1,000円
バイク:500円
駐車場営業時間:8:00~18:30
収容台数:1,000台
駐車場ライブカメラはこちら
茶臼山芝桜まつりの渋滞を避けるには?
茶臼山芝桜まつりの期間中は、平日でも渋滞が発生し、駐車場に入るまでに1時間以上待つことも。土日の11時を過ぎるころには、駐車場に入る車の列が10Kmほどになる時もあります。
※茶臼山高原の公式HPから、周辺道路(県道507号線・県道506号線・県道46号線)の渋滞情報が確認できます。
渋滞を避けるには9:00頃までに到着する、または、恵那市の方から県道46号線から行くのがおすすめ。
5月20日(土)13:00頃に行ったんですが、愛知県側から茶臼山に向かう県道506・507号線はズラ~っと大渋滞、岐阜県側から行く県道46号線はほとんど渋滞なく、駐車場入り口まですんなり行けました。
夕方16:00頃に駐車場を出たんですが、県道506・507号線はライトアップを狙ってか、まだまだこれから駐車場に向かう車の渋滞が続いていました。
渋滞を避けることは出ないんですが、旅行会社が主催する「茶臼山に行く日帰りバスツアー」に参加するのもおすすめ。渋滞でイライラしたり、リフトのチケット購入も不要で楽ちんです。
(バスツアーで行くとライトアップの時間帯に滞在するのはムリですが…)
どうせ渋滞に巻き込まれるなら、到着までのんびり過ごせるバスツアーも選択肢の1つにしてはいかがでしょうか?
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茶臼山芝桜まつりの見頃と開花状況、おすすめの服装、イベント情報、アクセス駐車場についてお伝えしました。
平地に咲く芝桜より遅れて開花する茶臼山の芝桜、一面360°ピンクのじゅうたんの絶景は必見!です。
山の天気は変わりやすいので、雨具や羽織るものを持ってお出かけくださいね。