この記事では、安城市にある素敵な公園、デンパークについてご紹介します。
デンパークは1997年(平成9年)に開園した、大人も子供も楽しめる花と緑のテーマパーク。
四季折々の花々が咲き誇る園内を散策したり、バーベキューを楽しんだり、様々な体験プログラムに参加したりと、1日たっぷり遊ぶことができる魅力的なスポットです。
休日にゆっくりと花を愛でながら、おいしいものを食べて、ちょっぴりわくわくするような体験をしてみませんか?
毎月イベントが開催され、大人も子供も自然の中で楽しめるデンパークで、1日めいっぱい遊んでくださいね。
デンパークの入場料金は?お得な割引情報も
さて、気になる入場料金ですが、デンパークはとってもリーズナブル! 大人でも700円で入園できちゃうんです。
ただし、園内にある「ワクワク恐竜王国ディノランド」は別料金になりますので、ご注意くださいね。
通常の入場料金
- 大人:700円
- 小・中学生:300円
- シニア(65歳以上):560円
- 未就学児:無料
※シニア料金を利用する場合は、年齢確認ができる証明書の提示が必要です。
ディノランドの入場料金
- 3歳以上:500円(別途必要)
お支払い方法
デンパークでは、現金以外にもさまざまな支払い方法が利用できます。
- 現金
- クレジットカード(VISA・Master・JCB)
- 交通系ICカード
- 電子マネー(iD、楽天Edy、manaca、WAON)
ただし、割引クーポンを利用する場合は現金払いのみとなりますので、注意してくださいね。
お得な割引情報
せっかく行くなら、少しでもお得に入園したいですよね。デンパークには、いくつかのお得な割引方法があります。
アソビュー!(asoview!)の前売りチケット
インターネットのチケット販売サイト「アソビュー!」で前売りチケットを購入すると、通常料金より7~10%オフで入園できます。
- 大人:700円 → 650円
- 小・中学生:300円 → 270円
- シニア(65歳以上):560円 → 520円
購入方法は簡単! アソビュー!のウェブサイトでクレジットカード決済を行い、当日は購入完了メールに添付されたURLから電子チケットを表示するだけです。
アソビュー!のトップページから「チケット購入履歴」を確認して、チケットを表示させることもできますよ。
ただし、前売り券の有効期限は購入後1か月なので、期限切れにならないようご注意ください。
アソビュー!でデンパークの前売りチケットを確認するコンビニの前売り券
コンビニエンスストアでも前売り券を購入できます。各コンビニの端末から「JTBレジャーチケット」を選択し、デンパークのチケットを購入してください。
- セブンイレブン:マルチコピー機を利用
- ローソン・ミニストップ:Loppiを利用
- ファミリーマート:Famiポートを利用
コンビニの前売り券は利用当日でも購入可能です。チケット販売窓口に並ぶ必要もなく、割引価格で入園できるのでとってもおすすめです。
住所:安城市赤松町梶1
電話番号:0566-92-7111
営業時間:9:30~17:00(冬期は16:30)
休園日:火曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12/31・1/1)・メンテナンス休園(1月中旬)
デンパークの楽しみ方
デンパークでのおすすめの楽しみ方をご紹介します。
園内を約13分で1周する「メルヘン号」でぐるっと回ってみるのもおすすめです(大人200円・子供100円、毎時00分・20分・40分発)。
デンパークの季節の花を愛でる
デンパークの魅力は何と言っても、美しい花々と緑豊かな園内。20以上もの趣向を凝らしたガーデンがあり、季節ごとに様々な花が咲き誇ります。
- 春:チューリップ、桜、菜の花
- 夏:ひまわり、ラベンダー、あじさい
- 秋:コスモス、ダリア、紅葉
- 冬:シクラメン、パンジー、クリスマスローズ
ゆっくりと散策しながら、季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。芝生広場にはハンモックも設置されているので、のんびりとお昼寝を楽しむのもいいですね。
体験工房で手作り体験
デンパーク内にある体験工房では、様々な手作り体験ができます。おすすめなのが、ソーセージ作り体験。本格的なドイツ製法で作るソーセージは、お土産にもぴったりです。
他にも、クッキーやパン作り、ボタニカルジェルキャンドルなど、趣味の幅を広げるきっかけになるかもしれません。
北欧テイストの雑貨ショッピング
デンパークには、デンマークなど北欧テイストの雑貨を扱うショップがあります。おしゃれな雑貨や日用品を見て回るのも楽しいですよ。
思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
地元食材を使ったレストランでの食事
デンパーク内には6つのレストランやカフェがあり、地元の食材を使ったメニューを楽しむことができます。
特におすすめなのが、「ホレ・フエスト」という地ビール工房併設のレストラン。地元の食材を使った料理と、出来立ての地ビールのペアリングを楽しめます。
デンパークのディノランドを探検する
デンパークの正面ゲートから入ると、正面に「水のステージ」があり、その奥に広がる「不思議の森」に恐竜たちが住む「恐竜王国ディノランド」があります。
水に囲まれたディノランドは、どこからともなく恐竜の吠える声が聞こえてきて、小さい子供さんならビビっちゃいそうです。
中へ歩いていくと、ティラノサウルスが茂みの中にいてエサを狙っていたり、プテラノドンが空を飛んでいたり…。
フェンスに囲まれた空間には、さりげなく「DANGER(危険)」と書かれた看板やドラム缶が置かれていて、まるで映画「ジュラシックパーク」の中にいるような気分に。
1周ぐるっとまわって10~15分くらいです。恐竜たちとのツーショット写真をぜひ撮ってくださいね。(一度外に出たら、再入場はできません。)
※陽が落ちたあとのディノランドは、大人でも恐竜を見るとビクッと驚いてしまうくらい、リアルで怖いですよ!
イベントを楽しむ
デンパークでは、季節ごとに様々なイベントが開催されています。
- 夏:サマーイルミネーション(花火ショーあり)
- 秋:仲秋のあかり祭(3000本の竹灯りや竹燈籠による幻想的な空間)
- 冬:ウィンターフェスティバル(音楽と連動したクリスマスイルミネーション)
イベント情報をチェックして、訪問する時期を選ぶのも楽しみ方の1つですね。
デンパークの見どころ
デンパークには、おすすめスポットもがたくさんあります。ここでは、特におすすめの見どころをご紹介します。
大温室フローラルプレイス
デンパークの東側にある「大温室フローラルプレイス」は、一年中約3,300種30万株もの四季折々の花々が楽しめる温室です。
ここでは、デンマークの町並みが再現されており、カラフルでかわいらしい家々が並んでいます。
中央にはデンマークでおなじみ「人魚姫の像」も置かれています。人魚が人間に姿を変えていく場面の像で、足は2本に分かれているものの、足先はまだ尾びれのような状態です。
おすすめなのは、ゆっくりと散策しながら、珍しい植物を観察すること。
例えば、スマトラ島原産ショクダイオオコンニャクの木は、つるっとした幹に上部だけ手を広げるように枝を伸ばしています。
花は7年に1度しか咲かないと言われていて、その花は世界で一番クサイんだとか。花は2日ほどしか咲かず、チーズが腐ったような強烈な腐敗臭なんだそう。
温室の南側には、デンパークが「恋人の聖地(プロポーズにふさわしいロマンチックスポット)」として認定された「幸せのフォーチュンドーム」があります。
カップルで、ご夫婦で、未来の幸せを願うのもロマンチックですね。
温室内の花の鉢植えは年5回入れ替わるので、珍しい熱帯樹木を見ることができます。
風車の広場と子供広場
デンパーク西側にあるデンマーク風車は、高さ19mもある園内のシンボル的存在。
翼が付いてる風車のキャップ(てっぺん)部分が玉ねぎのようにとがってるのが特徴で、風の向きに合わせてキャップ部分が回転する仕組みになっています。
風車の広場には、高さ12mの大型木製遊具「リーチ・フォー・ザ・スカイ」があり、9歳以上の子どもたちが遊べる遊具があります。
見てると大人も遊びたくなっちゃうくらい、ワクワク感満載の遊具なんですよね。子供に戻って遊びたい…そんな切ない思いになるエリアです。
季節のガーデン巡り
デンパークには20以上の趣向を凝らしたガーデンがあり、それぞれ季節によって異なる表情を見せてくれます。
ゆっくりとそれぞれのガーデンを巡る「ガーデン巡り」がおすすめです。
また、色彩別のガーデンもあり、プラムボーダー(紅・紫)やムーンライトウォーク(黄)など、テーマカラーに沿った花々を楽しめます。
春(3月~5月):花々の競演を楽しむ
春のデンパークといえば、何と言っても色とりどりのチューリップが圧巻です。約30万球のチューリップが咲き誇り、まるでオランダの花畑のような景色を楽しめます。
また、桜やナノハナなど、日本の春らしい花々も楽しめます。
春の柔らかな日差しを浴びながら、色とりどりの花々に囲まれて過ごす時間は、心が癒されること間違いなしです。
夏(6月~8月):涼を求めて緑を楽しむ
夏のデンパークは、緑豊かな木々や芝生が、暑さを忘れさせてくれます。特におすすめなのが、大温室フローラルプレイスです。空調が効いた快適な環境で、熱帯の植物を観察できます。
また、夏限定のイベント「サマーイルミネーション」も見逃せません。夜になると園内がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
花火ショーも開催されるので、夏の夜のデートにもぴったりですよ。
秋(9月~11月):実りの秋を満喫
秋のデンパークでは、コスモスやダリアなどの秋の花々が楽しめます。また、紅葉も美しく、特に「もみじの森」は絶景スポットです。
「仲秋のあかり祭」もおすすめです。3,000本の竹灯りや竹燈籠が園内を照らし、幻想的な雰囲気を楽しめます。秋の夜長を、ロマンチックな雰囲気の中で過ごすのはいかがでしょうか。
冬(12月~2月):イルミネーションとともに冬を楽しむ
冬のデンパークは、「ウィンターフェスティバル」が目玉イベントです。園内がイルミネーションで彩られ、まるでヨーロッパのクリスマスマーケットのような雰囲気を楽しめます。
大温室フローラルプレイスでは、大小のクリスマスツリーが飾られ、北欧のクリスマス気分を満喫できます。寒い冬でも、温室内は暖かいので、ゆっくりと過ごすことができますよ。
デンパークのグルメ:絶対に外せない名物
デンパークには、絶対に食べておきたい名物グルメがあります。その中でも特におすすめなのが、手作りソーセージです。
デンパーク名物:手作りソーセージ
マーケット内にある「デキタッテ・トレタッテ」というショップで販売されている手作りソーセージは、デンパーク内の工房で作られる本格的なドイツ製法のソーセージ。
おすすめは「ゴールデンセット」か「プレミアムセット」。2種類のソーセージを食べ比べできるので、味の違いを楽しめますよ。
焼き立てアツアツのソーセージは、その場で食べるのはもちろん、アルミホイルに包んでお持ち帰りすることもできます。
その他のおすすめグルメ
デンパーク内には、他にも魅力的なレストランやカフェがあります。
- ふるさと館:和食派の方におすすめ。お寿司や和定食、甘味処があります。
- BONO:イタリアン好きの方に。パスタやピザなどのセルフイタリアンカフェです。
- カフェ&ブロムスター:地元産の食材を使ったメニューが楽しめます。デンバーガーがおすすめ。
- キッチン花車:三河地方の食材を使ったこだわりのどんぶり専門店です。
- デリシャスファーム:ポテトフライ専門店。サクサクのポテトフライを楽しめます。
また、食べ物の持ち込みも可能です。芝生広場や園内に設置されたテーブルでお弁当を食べることもできますよ。ただし、室内での飲食は不可なので、ご注意くださいね。
屋外バーベキューガーデン
デンパークには、土日祝日限定でバーベキューを楽しめるエリアがあります。
利用日3日前の9:00までに要予約なので、事前に公式サイトで確認してくださいね。
デンパークへのアクセス方法:電車・バス・車でのお出かけプラン
デンパークへのアクセス方法は、電車やバス、車など様々です。お好みや状況に合わせて、最適な方法をお選びください。
電車とバスでのアクセス
名古屋からデンパークへ電車で行く場合は、以下のルートがおすすめです。
1.JR東海道本線の豊橋行に乗車、「安城駅」で下車(新快速で約25分)
2.安城駅から「あんくるバス循環線」に乗車
右回り:約20分
左回り:約25分
3.「安城厚生病院」で下車
4.「あんくるバス南武線」または「桜井西線」に乗り換え
南武線:約12分
桜井西線:約18分
5.「デンパーク」で下車
あんくるバスは1乗車100円(未就学児は無料)で、交通系ICカードが利用できます。ただし、1時間に1本ほどの運行で、満車の場合は乗車できないこともあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
注意点として、デンパークから安城駅へ戻る最終バスの時間をご確認ください。
- 南武線デンパーク発:16:59(乗り換えあり、安城駅到着17:45)
また、土日祝日限定で、JR安城駅からデンパークまで名鉄バスが運行されています(片道320円)。こちらも利用しやすい選択肢の1つです(12/30~1/3は運休)。
車でのアクセス
名古屋からデンパークへ車で行く場合は、以下のルートがおすすめです。
1.名古屋高速「大高IC」から国道23号知立バイパスに入る
2.「和泉IC」で下りる
3.「榎前井杭山」の交差点で左折し、県道45号線(安城碧南線)に入る
4.「デンパーク西」の交差点で右折し、フラワーロードに入る
5.「半場川」を越えた先の左側にデンパークがあります
ただし、休日の閉園時間には和泉ICまで渋滞することがあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
駐車場情報
デンパークには無料の駐車場があり、乗用車なら1,000台分のスペースがあります。場所によって4つの駐車場に分かれていますので、ご紹介します。
- 第1駐車場:フラワーロード左側にあり、メインゲートに最も近い駐車場です。
- 第2駐車場:第1駐車場の隣にあり、こちらもメインゲートに近いです。
- 第3駐車場:BBQガーデンや花木園プラザに近い「デンパーク東ゲート」付近にあります。
- 第4駐車場:「フローバルブリッジ(歩道橋)」をくぐった先の右側にあります。
なお、フローバルブリッジは、レンガ調の立派な歩道橋ですが、エレベーターは完備されていませんので、歩行に不安がある方は第1~第3駐車場の利用をおすすめします。
また、駐車場に隣接する「道の駅デンパーク安城」では、地元安城市の特産品である「梨」と「いちじく」をはじめ、新鮮な野菜や果物が販売されています。帰りにお土産を買うのもいいですね。
さいごに
安城産業文化公園「デンパーク」は、ゆっくりと自然を楽しみ、新しい体験ができる素敵なスポットです。
四季折々の表情を楽しむために、季節を変えて訪れるのもおすすめです。
いつ行っても四季折々の花が咲き、楽しいイベントが目白押しのデンパーク。デンマークの雰囲気と美しい花々を存分に楽しんでくださいね。