いなべ市梅林公園は、しだれ梅や紅梅など100種類4500本の梅の木がある、東海エリア最大級の梅園です。3月に入ると梅の花がいっせいに咲き乱れ、白やピンク、紅色の淡い色が重なり合う光景は圧巻!
この記事では、いなべ市梅林公園の見頃や入園料、撮影スポット、アクセスと駐車場についてご紹介します。
いなべ市梅林公園で一面の梅の花に癒されて、春を先取りしちゃいましょう。
いなべ市梅林公園の梅まつり2024年の見頃は?
梅林公園の梅まつりは2月23日からスタートします。(写真↑は、昨年の3月11日の様子です。このころにほぼ見ごろを迎えました。)
2024年は暖冬の影響で、例年より2週間ほど見頃が早まり、梅まつり初日から見頃を迎えています。
開催期間:2024年2月23日(金)~3月20日(水)
時間:9:00~16:00
開催場所:いなべ市農業公園内
住所:三重県いなべ市藤原町鼎(かなえ)717
※開花状況により日程が変更になる可能性もあります。
いなべ市梅林公園の写真スポットは?
梅林公園の駐車場や直売施設の東側にある展望台からは、梅林公園の梅がパッチワークのじゅうたんのように見え、遠くには雪をかぶった鈴鹿山脈が一望できます。
梅の花は濃さの違うピンク、しろ、紅色…が一面に広がっていて、桜とは違った美しさ。まだまだ5分咲くらいかなって思っても、展望台から見ると淡い色が折り重なってキレイに見えるのが不思議です。
東側の展望台から西側にある梅林と鈴鹿山脈をきれいに写真に収めるには、午前中がおすすめ。展望台は10人くらいでいっぱいになってしまうくらいの大きさなので、特に土日の午前中は混みあいます。
展望台…と言うか、階段10段くらい上がった鉄製の手すり付きの台みたいなものです(写真↑赤丸部分)。
展望台は階段を上がった小高い場所にあるので、展望台の下(横)からでも写真を撮ることができますよ。
梅林を散策しながら、下から見上げて梅の花の写真を撮るのもおすすめ。青空なら梅の花とキレイなコントラストの写真が撮れます。
いなべ市梅林公園の入園料は?
いなべ市梅林公園梅まつりの入園料は、大人(中学生以上)500円(税込)、小学生以下無料です。※入園料は「梅まつり」「ぼたんまつり」開催時期のみ。
梅まつり開催中は、梅をはじめブルーベリー、バラ、果樹苗などの苗木の販売も行われます。
※梅林公園は「いなべ市農業公園」の南側にある「梅林公園エリア」になります。
いなべ市梅林公園の開花状況をライブカメラで見るには?
農業公園公式サイトから、梅林公園の開花状況をライブカメラでリアルタイムに見ることができます。
※梅林公園内のトイレは直売所前と加工場のところの2か所です。土日はトイレ前に行列ができることがあるので、注意してくださいね。
いなべ市梅林公園でランチできるところはある?
梅まつり開催中は、直売所周辺にたくさんの屋台が出ています。うどん、そば、たません、フランクフルト、コロッケ、大学いもなど、比較的お値打ち価格で販売されています。
お弁当を持参して、梅の花を眺めながら座って食べていらっしゃる方たちも。犬を連れた方も多かったです。(ペットも一緒に散策できます。)
農業レストラン「フラール」
いなべ市農業公園の「エコ福祉広場」側に、農業レストラン「フラール」があります。新鮮ないなべ地域の農作物を使った料理が20~30種類並び、バイキング形式でいただきます。
先に会計を済ませ、プレートを受け取ります。煮物やあえ物、サラダ、天ぷら、パスタやピザ、塩焼きそば、いなべそば、カレーなどなど、野菜中心のメニューが並んでいます。
野菜の味がしっかりしてるというか、野菜ってこんなにおいしいんだぁって改めて思うくらい、何を食べても文句なしのおいしさです。
プレートの交換はできないので、ドレッシングなどで味が混ざらないように注意してくださいね。
※梅林公園梅まつりの期間中は、梅林公園直売所近くでも営業しています(写真↑)。
※農業レストラン フラールは「エコ福祉広場エリア」にあり、梅林公園から徒歩で20分ほど離れています。エコ福祉広場にはボタン園や藤棚、パークゴルフ場があります。
住所:三重県いなべ市藤原町鼎3071
営業時間:11:00~14:00
料金(税込):大人:1,650円・子ども:1,100円・幼児:550円
定休日:水曜日
いなべの里の蕎麦
いなべ市は良質な蕎麦が育つ、三重県一の蕎麦の生産地。いなべ市内には、いなべ産のお蕎麦が食べられるそば屋やレストランがあります。
いなべ市内のお蕎麦屋さんはこちら
※予約のみや、日曜祝日がお休みのお店もあるので、確認してからお出かけくださいね。
いなべ産おそばが食べられるレストランはこちら
いなべ市梅林公園のアクセスと駐車場は?
いなべ市梅林公園へ公共交通機関で行くにはかなり不便です。
近鉄桑名駅から歩いて三岐鉄道北勢線「西桑名駅」に向かい、1時間ほど乗車して終点「阿下喜(あげき)駅」で下車、そこからはタクシーで約20分(4,000円くらい)です。
または、桑名駅前から三重交通バス21桑名阿下喜行きに乗って約70分、阿下喜駅に到着します。どちらも阿下喜駅からタクシー利用となるので、自家用車で行くのがおすすめです。
名古屋方面から自家用車で行く場合は、名神高速道路養老SAからスマートICで出て、県道365号線→県道107線経由で向かうのがおすすめ。すんなり行けば30分かからないで到着します。
梅林公園へ向かう看板やのぼりを確認しながら進んで下さいね。梅林公園の駐車場は、県道606号線(鼎田辺線)から南へ入ります。
県道606号線に入る(左折)とき、東名阪自動車道桑名ICから北上してきただろう車と合流するんですが、このあたりから渋滞が発生します。(桑名ICからは渋滞なしでも50分ほどかかります。)
といっても梅林公園まで1Kmほど、10~15分ほどです。3月11日(土)は、朝の8:00頃から渋滞が発生していたそうですが(昼過ぎでも渋滞していました)、駐車場が満車になることはなく、心配するほどの渋滞ではなかったです。
いなべ市農業公園は、北側にボタン園やパークゴルフ場がある「エコ福祉広場エリア」、南側に「梅林公園エリア」があります。
駐車場は500台分あり無料です。駐車場から梅林公園へはちょっと急な階段を下りるので、歩きやすい靴でお出かけくださいね。
>>梅林公園があるいなべ市の観光情報はこちら【楽天たびノート】※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
さいごに
いなべ市梅林公園の梅まつりの見ごろや写真スポット、ランチのできる場所、アクセスと駐車場についてご紹介しました。
100種類あるという梅の花は、花の形も色もそれぞれ違っていて、全体を見れば淡い色のパッチワークのじゅうたん、1つ1つの花はとっても可憐です。
いなべ市梅林公園で、さまざまな梅の花を楽しみながら、一足早く春を感じてみてくださいね。