名古屋市笠寺観音の御朱印の時間と歴史やご利益は?アクセスと駐車場の場所に注意!

お寺・神社

名古屋市南区にある笠寺観音は、正式名が「笠覆寺(りゅうふくじ)」ってご存じですか?

笠覆寺という名前は、心優しい娘さんが、雨ざらしになっていた観音さまに自分の傘をかぶせてあげた由来からきています。

この記事では、

  • 笠寺観音の御朱印の時間は?
  • 笠寺観音の歴史や由来は?
  • 笠寺観音のご利益は?
  • 笠寺観音のアクセスと代替駐車場の場所は?

についてご紹介します。

笠寺観音は2021年12月末までの予定で、改修工事が行われていて、西側駐車場が閉鎖されています。この記事で駐車場の場所を確認してから、お出かけくださいね。

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笠寺観音の御朱印の時間は?

笠寺観音の御朱印は、8:00~16:00に本堂の右手にある寺務所にて、いただくことができます。

  • 大悲閣
  • 大聖ふ動尊(不動明王)
  • 尾張三十三観音霊場 第3番札(本尊十一面観世音菩薩)
  • 東海三十六不動尊霊場 第15番札
  • なごや七福神めぐり 恵比須神
  • 名古屋二十一大師霊場 第16番札

笠寺観音のオリジナルの御朱印帳はないので、ご自分の御朱印帳を忘れずに持参してくださいね。

※尾張三十三観音霊場、東海三十六不動尊霊場(お札を貼る台紙もあります)、なごや七福神めぐり、名古屋二十一大師霊場は、専用の御朱印帳があります。

笠寺観音のご本尊・十一面観音菩薩さまは本堂に、弘法大師、恵比須神、不動明王は護摩堂にいらっしゃいます。お参りしてから御朱印を頂いてくださいね。

笠寺観音(笠覆寺)
住所:名古屋市南区笠寺町上新町83
電話番号:052-821-1367
御朱印受付時間:8:00~16:00
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笠寺観音の由来と歴史は?

名古屋市南区笠寺観音の本堂

笠覆寺の由来は?

笠寺観音は733年、浜辺に打ち上げられた霊木で十一面観音を彫って、お寺を建立して祀ったのが始まりと言われています。

200年以上の月日が過ぎ、お寺は荒廃し、観音さまは雨風にさらされた状態になっていました。

ある日、時の関白の子・藤原兼平が、雨の中の観音さまに自分の笠をかぶせた娘を見初めて、妻(玉照姫:たまてるひめ)として迎えました。

930年、兼平と玉照姫は、巡り合った縁に感謝して、現在の場所に仏殿を建てて、観音さまを安置、「笠をかぶった寺=笠覆寺(りゅうふくじ)」としたことから、笠寺の名前の由来になっています。

笠寺観音の寺紋が、笠のマークなんですが、初めて見た時「UFO?」って思っちゃったんですが…そんなふうに見えませんか???

徳川家康が今川義元に引き取られた場所

名古屋市南区笠寺観音の人質交換の碑

徳川家康がまだ「竹千代」と呼ばれていたころ、数え6歳で駿府の今川義元へ人質として送られる護送の途中で、尾張の織田信秀(信長の父)へ送られてしまいます。

2年後、今川軍との戦いで、今川方に生け捕りにされた織田信広(信長の兄。母親の身分が低かったため、家督相続権がなかった)と、織田方の竹千代が、笠寺観音で人質交換されることになりました。

竹千代は今川義元のいる駿府へ、信広は尾張に送還。信広はその後、美濃の斎藤義龍と組んで謀反を起こしたり、信長を追い落とそうと小競り合いするものの、ことごとく失敗します。

信長に降伏した後は、一心に信長に仕えて、比叡山の焼き討ちにも参戦、信長を支える力強い味方になっていきますが、伊勢長島一向一揆の際に討ち死にしました。本能寺の変の8年前のことでした。

そんな歴史の一幕の舞台となった笠寺観音の多宝塔の前に「人質交換之碑」が残されています。

尾張四観音のひとつになる

名古屋市南区笠寺観音の本堂内

徳川家康が1609年、名古屋城築城の際に、名古屋城を中心にして鬼門の方角にある4つのお寺を鎮護(尾張四観音)として定めました。

  • 荒子観音(西南西・名古屋市中川区)
  • 甚目寺観音(北北西・あま市)
  • 竜泉寺観音(東北東・名古屋市守山区)
  • 笠寺観音(南南東・名古屋市南区)

節分の恵方は、笠寺観音→竜泉寺観音→荒子観音→笠寺観音→甚目寺観音と、5年で一巡するようになっています。

毎年、尾張四観音の恵方のお寺に参拝すると、ご利益がたくさんいただけると言われています。

ちなみに2021年は南南東の笠寺観音、2022年は北北西の甚目寺観音、2023年はまたまた笠寺観音です。笠寺観音だけは、2〜3年に1回の周期でまわってきます。

▼関連記事▼ 尾張四観音の記事はこちらにあります↓
名古屋市中川区荒子観音
名古屋市守山区竜泉寺観音
あま市甚目寺観音

笠寺観音と宮本武蔵

名古屋市南区笠寺観音の宮本武蔵の供養碑

本堂の東側に、薬師如来さまを祀った医王殿(薬師堂)と、阿弥陀如来さまを祀った善光寺堂のあいだに、武蔵の弟子によって建てられた宮本武蔵の供養碑があります。

巌流島の戦いから10年以上がたち、宮本武蔵は尾張徳川家に兵法指南役として仕官したいと、笠寺にある東光院を宿坊として滞在していました。

けれども仕官は叶わず、武蔵は江戸へ向かいます。その後、九州で起こった島原の乱に出陣、以降は熊本で過ごしています。

現在、東光院には、宮本武蔵自筆の書や自作の木刀、武蔵の肖像画が残されています。

仁王門と放生池の亀たち

名古屋市南区笠寺観音の山門

本堂の正面にある山門、両脇には仁王さまが守っています。仁王さまの横には、仁王さまの力を誇示する大きなわらじが掛けられています。

大きなわらじを履く仁王さまに恐れをなして、悪いものが逃げていく魔除け効果もありますが、足腰が丈夫であるようにと願いを込めて、わらじが奉納されています。

名古屋市南区笠寺観音の山門の仁王像

山門前には「放生池(ほうしょういけ)」があり、たくさんの亀が水から頭を出しています。この亀たちは毎年住民票調査が行われていて、産卵場所も用意されています。

…でも、この池の水は決してキレイとは言えなくて、というか、ぬめった泥水のようで、そんな中に200匹以上の亀が住んでるそうです。

亀のエサは本堂に置かれたガチャガチャから購入することができます。プレミアムガチャには、亀のエサと、放生池の泥から作られた亀の焼き物、生き物カードが入っています。

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笠寺観音のご利益は?

笠寺観音のご利益は縁結び

名古屋市南区笠寺観音の玉照堂

笠寺観音のご利益は、縁結び・開運厄除けと言われています。

本堂東前の「玉照堂」には、藤原兼平・玉照姫ご夫妻が祀られています。藤原兼平と玉照姫にあやかって、良縁を求める参拝者が後を絶ちません。

私の友人は、笠寺観音に参拝した数日後、通勤途中の駅でハンカチを落としたんですが、そのハンカチを拾ってくれた男性と結婚しました。

毎朝の通勤電車で、ハンカチがきっかけで顔見知りになり、話をするようになり、デートをするようになり…って、トントン拍子で結婚まで進んじゃったんです。

縁結びパワー、すごいですよ!

他にも、家内安全身体健康病気平癒商売繁盛などのご利益もあるとされています。

笠寺観音のおもかる地蔵さま

名古屋市南区笠寺観音のおもかる地蔵様

護摩堂の南側に「おもかる地蔵さま(抱き地蔵さま)」という小さなお地蔵さまが置かれています。願い事を心で念じながら、両腕でそっと抱き上げて、お参りします。

大きさが違うので、小さめのお地蔵様を抱き上げてみたのですが…それでもずっしりと重いです。願いを叶えるには、時間をかけて努力しなさいってことですよね。

願いによって重さが変わる、と言われていますが、その微妙な重さの違いはなかなか実感できません。しっかり足を踏ん張って、抱き上げてみてくださいね。

笠寺観音の六地蔵さま

名古屋市南区笠寺観音の地蔵堂

笠寺観音の西門横にある「六地蔵堂」には、生きとし生けるものたちの苦悩を救おうとされる、6体のお地蔵さまがいらっしゃいます。

罪を犯すこと、嫉妬すること、自分を反省せず人を打ち負かそうとする愚かさ、病気や貧困、手に入れたものを失う恐怖など、生きていると必ず自分の身におとずれる苦しみがありますよね。

どんな人でも、どんな苦しみも、分け隔てなく光を与えてくれる六地蔵さまに、もし何か気に病んでることがあれば、お伝えしてみてくださいね。

笠寺観音のアクセスと駐車場は?

名古屋市南区笠寺観音の鐘撞堂
笠寺観音の鐘撞堂

笠寺観音電へ電車での行き方

名鉄名古屋駅から名古屋本線・東岡崎行きに乗り、「本笠寺駅」で下車します。本笠寺駅には普通電車しか停車しないので気を付けてくださいね。東側出口から徒歩5分ほどで到着します。

または、名古屋からJR東海道本線で豊橋、岡崎方面に乗り、「笠寺駅」で下車します。名古屋から10分ちょっとです。笠寺駅から東に約1Km、15~20分ほど歩きます。

笠寺駅東口から市バス新端13新瑞橋(左回り)行または神宮16神宮東門(豊本通経由左回り)行に乗り、「笠寺西門バス停」で下車すると、徒歩1分で笠寺観音に到着します。

神宮16のバスに乗って行くと、熱田神宮まで行くことができます。名古屋駅から比較的近くてアクセスがいいので、行きやすいです。

笠寺観音の駐車場の場所に注意!

名古屋市南区笠寺観音の駐車場へ行く坂道

笠寺観音は2021年12月末まで工事中のため、参拝者用の西側駐車場が閉鎖されています。現在は笠寺観音東側にある空き地が駐車場になります。

※毎月6日・16日・26日は青空市の露店が並ぶため、駐車できません。

参拝者用の西側駐車場から笠寺公園の方へ向かい、駐車場に入るんですが、その道路が道幅が狭くて急な坂道です。雪の日は上るのに躊躇するくらい、下るには危険すぎるくらいなんです。

急こう配の坂を上った右側にある空き地が、駐車場になります。ちょっとわかりにくいので、地図を確認のうえ、お出かけくださいね。

本来の西側駐車場(A)から、現在の駐車場(B)への道を示しています。

青空市などで駐車場が利用できない場合は、笠寺観音周辺のコインパーキングに駐車してくださいね。路上駐車は取り締まりの対象になるので、気をつけてください。

名鉄協商本笠寺駅東
住所:名古屋市南区桜本町59(9台)
料金:60分200円、最大料金24時間500円
 
三井のリパーク笠寺観音前駐車場
住所:名古屋市南区笠寺町字上新町82(3台)
料金:25分100円、最大料金24時間500円
 
タイムズマックスバリュエクスプレス笠寺店
住所:名古屋市南区笠寺町西之門25(19台)
料金:30分110円、最大料金月~金曜日770円・土日祝日990円
※営業時間:7:00~24:00

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。

さいごに

名古屋市南区にある笠寺観音の御朱印と歴史や由来、ご利益、アクセスと駐車場についてお伝えしました。

ご本尊の十一面観音は秘仏で、8年に1度御開帳されます。今でも笠をかぶっておられるんだそうです。前回は2014年の4月だったので、次の御開帳は2022年です。

現在行われている修復工事も完了し、きれいになった本堂で公開されるご本尊が今から楽しみですね。

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