この記事では、愛知県犬山市にある「日本モンキーセンター」の料金や見どころ、アクセス駐車場についてご紹介します。
サルの魅力にどっぷりと浸れるこの施設は、きっと新鮮な驚きと発見があるはずです。
たくさんのサルを見ることができるモンキーセンターへ、ぜひお出かけくださいね。
日本モンキーセンターとは?サルだらけの動物園!
日本モンキーセンターは、愛知県犬山市に位置する、サル専門の動物園。約60種類、800頭ものサルたちが暮らす、世界でも類を見ない規模の霊長類専門施設なんです。
2014年4月までは隣接する遊園地「モンキーパーク」の一部でしたが、現在は独立した施設として運営されています。サルの研究施設としての顔も持ち、学術的な価値も高いんです。
ここでは、変わった顔のサル、不思議な習性を持ったサル、とってもきれいなしっぽを持つサルなど、様々な種類のサルたちと出会えます。
まるで世界中のサルたちが一堂に会したような、サル好きじゃなくても楽しめる動物園です。
日本モンキーセンターの料金は?お得な情報もご紹介!
まずは気になる入園料金についてご紹介しましょう。日本モンキーセンターの入園料は以下の通りです:
- 大人(高校生以上):1,200円
- 小中学生:500円
- 幼児(3歳以上):300円
※すべて税込金額です。
ここで注意していただきたいのは、お隣にある犬山モンキーパーク(遊園地・プール)は別料金だということ。
遊園地も楽しみたい方は、別途料金が必要になりますので、ご計画の際はお気をつけくださいね。
お得な共通券情報
実は、モンキーパークや近隣の観光スポット・犬山城と組み合わせたお得な共通券もあるんです。窓口で購入できますよ。
大人 | 中学生 | 小学生 | 幼児 | |
モンキーパーク 共通券 | 2,300円 | 1,600円 | 1,200円 | 1,000円 |
犬山城 共通券 | 1,400円 | 510円 | 510円 | ー |
さらにお得な「友の会」会員
頻繁に訪れる予定の方には、「友の会」への入会がおすすめです。年会費を払うと、1年間入園し放題になる上、駐車料金も無料になるなど、特典が盛りだくさん。
年会費は以下の通りです:
大人 | 小中学生 | 幼児 | |
友の会 | 4,000円 | 2,000円 | 1,500円 |
何度も足を運ぶ予定の方は、こちらの会員になるとかなりお得ですよ。
オンラインチケット購入のすすめ
便利なのが、事前にオンラインでチケットを購入できること。「kkday」から購入可能です。
当日の混雑を避けられるので、スムーズに入園できます。特に休日や連休には重宝しますよ。
>>犬山モンキーセンターの入場チケット事前購入はこちら住所:犬山市犬山官林26
電話番号:0568-61-2327
営業時間:3月~10月 10:00~17:00
11月~2月 10:00~16:00
休園日:火・水曜日(10・11月は火曜日のみ)
1・2・7・9月に集中休園日あり
※営業時間や休園日は変更される可能性があるので、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
日本モンキーセンターの見どころ・楽しみ方を徹底解説!
それでは、日本モンキーセンターの見どころをご紹介していきましょう。サルたちの魅力に触れる素晴らしい時間が待っていますよ。
園内マップを手に入れよう
まず最初に、園内マップを入手することをおすすめします。実は、入園ゲートにはマップがないんです。
「ビジターセンター」の出口付近に置いてあるので、100円を入れて1部いただきましょう。これがあれば、効率よく園内を回れますよ。
SNSで人気のサルたちに会いに行こう
SNSで話題になっているサルたちがいます。ぜひ会いに行ってみてくださいね。
- シロガオサキのモップ(南米館)
- ニシゴリラのタロウ(アフリカセンター)
- シロテテナガザルのキュータロウ(ギボンハウス)
- チベットモンキーのザルバ(アジア館)
特にチベットモンキーは、どこかで見たことがあるようなおじさん顔で、思わず笑顔になってしまいますよ。
個性的なサルたちを観察しよう
私が個人的に気に入ったのは、以下のサルたちです:
- ヒゲサキ(南米館):中心から左右に分かれて盛り上がった真っ黒な毛におおわれた頭が特徴的
- シシオザル:ライオンのたてがみのような、顔の周囲が灰色の体毛に覆われた姿が印象的
これらのサルたちの姿を見ていると、自然の多様性に驚かされます。
ワオキツネザルの日光浴を見よう(Waoランド)
マダガスカル南部にだけ生息するワオキツネザルは、とてもユニークな習性を持っています。
「Waoランドmini」(ビジターセンター横)では、おなかを太陽に向けて両腕・両足を広げて日光浴している姿が見られるんです。
- 体長:約38~45cm
- 特徴:背中は灰色、地上を歩くときは白と黒の輪模様のしっぽ(約56~62cm)を高く上げる
冬の開園直後に行くと、日光浴で身体を温めるワオキツネザルの姿が見られるかもしれません。ストーブの前でも同じ行動をするそうで、その姿は何とも言えずかわいいんですよ。
アジア館奥にある「Waoランド」では、ワオキツネザルをより間近で観察できます。
11:00~12:00/13:30~14:30(土日祝日は15:00まで)
リスザルの島で癒されよう
入園ゲートの右側にある「リスザルの島」は、必見スポットです。池で囲まれた島で、リスザルたちが放し飼いになっているんです。
- 体長:約29cm
- しっぽの長さ:約41cm
人間が近づいても気にせず、木の枝から枝へ飛び移ったり、木の実や虫を食べたりする姿は本当に癒されます。
リスザルの島のオープン時間は平日休日とも1日2時間です。時間を確認していくようにしてくださいね。※ベビーカーでの入場はできません。
※霊長類であるサルたちは、人間と同じく新型コロナウィルスに感染するリスクがあります。感染状況によってはマスク着用の必要がある場合があります。
11:00~12:00/13:00~14:00
ヒヒの社会を覗いてみよう(ヒヒの城)
アフリカ中央サバンナエリアに生息するアヌビスヒヒの群れ生活が観察できる「ヒヒの城」も興味深いスポットです。
アヌビスとは「古代エジプト神」の名前で、顔が似てるからそう呼ばれているんだとか。鼻の部分が長くて、横顔は犬のようにも見えます。
「ヒヒの城」では約80頭のヒヒが暮らしており、リーダーを中心とした社会秩序がある群れ生活を送っています。
実は、何年かごとに成長したオスたちが争いを起こし、序列を変えながら群れを維持しているんです。サル山の上に陣取っているのが序列の上位で、下で座り込んでいるのが年老いたサルたち…。
まるでサル社会の縮図を見ているようで、人間社会との類似点に気づかされますよ。
冬限定!たき火にあたるサルを見よう
日本モンキーセンターの冬の風物詩と言えば、「たき火にあたるニホンザル(ヤクシマザル)」です。入園ゲートに入って左側のモンキーバレイで見られます。
約130頭のニホンザルがいて、たき火を囲んでまったりとした時間を過ごす姿は、見ている私たちまで温かい気持ちになります。
この習慣は、60年以上も前に始まったそうです。伊勢湾台風の流木を燃やしていたら、子ザルが寄ってきて、それに親ザルが続いたのがきっかけだとか。
たき火の上にはポップコーンの入った鍋が置かれることもあり、ポンっと白くなってはぜるのを、サルたちがじっと見守る姿も微笑ましいですよ。
また、たき火の中でサツマイモが蒸し焼きになっていることもあります。ホクホクアツアツのお芋が掘り出されると、サルたちの争奪戦が始まります。
食べたいけど熱くて触れない、というサルたちの仕草がとてもかわいいんです。
冬の風物詩「たき火にあたるサル」をぜひ見に行ってくださいね。
冬至の日と、以降の土日祝日(1月末まで)
時間:11:30~14:00
サツマイモを入れる日:冬至の日・1/1~1/3、1/6~1/9
スリル満点!モンキースクランブルを体験しよう
「モンキースカイウェイ」は、高さ6mの歩道の上に設置された通路です。ここを、クモのような長い手足としっぽを持つジェフロイクモザルが歩いています。
下を歩く際は要注意。運が悪いとサルの落とし物が降ってくることも…。ちょっとスリル満点な場所ですね。
その近くには、直径10mの球体のオリ(エコドーム)があり、そこからくるくると円を描くビックループがつながっています。ここではフクロテナガザルが高速で移動する姿が見られます。
フクロテナガザルには面白い特徴があります。自分の頭くらいの大きさに膨らませることができるのど袋を持っていて、時々大きな声で鳴くんです。
その声は園内のどこにいても聞こえるほど。オスとメスのデュエットショーのような感じで、毎日聞くことができますよ。
お腹が空いたら?モンキーセンターのおすすめランチ
園内を歩き回ってお腹が空いたら、レストラン「楽猿」がおすすめです。モンキーパークへの連絡ゲート近くにあります。昔のモノレール線「動物園駅」の駅舎だった建物を利用しているんですよ。
人気メニュー「モップくんカレー」
「楽猿」の人気メニューは「モップくんカレー」です。ごはんで作られた白い顔に、海苔の黒い鼻、レーズンの目がのっていて、とてもかわいらしい見た目なんです。
辛くないので、お子様連れの方も安心して食べられますよ。
このモップくんカレーのモデルになっているのが、南アメリカエリアに生息しているシロガオザキの「モップくん」です。
オスは全身真っ黒なのに顔は真っ白という、まるでお面をつけているかのような外見が特徴的です。カレーを食べた後は、ぜひ南米館で実物のモップくんに会いに行ってみてくださいね。
大人向けには辛口の「モップくんカレー」もあります。こちらはルーが黒くて、実物のシロガオザキの見た目により近い感じになっています。辛いものがお好きな方は、ぜひチャレンジしてみてください。
テイクアウトもOK!「スクランブルガーデン」
リスザルの島の近くには、テイクアウトできるお店「スクランブルガーデン」もあります。
ロングポテトやドリンク、アイスクリームなどが販売されていて、園内を歩きながら軽く食べたい時にぴったりです。
ベンチに座ってゆっくり休憩しながら、サルたちの様子を眺めるのもおすすめですよ。
思い出に残る!日本モンキーセンターのお土産
旅の思い出に、そして大切な人へのプレゼントに、日本モンキーセンターならではのお土産を選んでみませんか?
お土産が購入できるのは、入園ゲート前にある「ビジターセンター」内のミュージアムショップです。
ここには、サルの剥製標本や骨格標本が展示されていて、サルについてより深く学べるスペースにもなっています。
ショップには、以下のようなユニークなお土産がたくさん並んでいます:
- オリジナルTシャツ
- かわいいサルのぬいぐるみ
- オリジナル缶バッジ
- コロブスのはっぱ(チョコリーフパイ)
- コロブスの紅茶
- モップくんグッズ
特に「コロブスのはっぱ」は、アフリカ館にいるコロブスというサルにちなんだお菓子です。コロブスは葉っぱを主食にしているサルで、黒い体に白いマントのような毛が特徴的です。
このサルをイメージしたチョコレートのリーフパイは、見た目も味も楽しめる人気のお土産ですよ。
また、オンラインショップ限定で販売されているコロブスのTシャツもおすすめです。普段使いしやすいデザインで、サルファンの方へのプレゼントにも喜ばれそうですね。
日本モンキーセンターへのアクセス方法
それでは、日本モンキーセンターへの行き方をご紹介します。公共交通機関と車でのアクセス方法をそれぞれ詳しく説明しますね。
電車とバスでのアクセス
名古屋から日本モンキーセンターに行く場合、以下のルートがおすすめです:
- 名鉄名古屋駅から犬山線に乗車
- 「犬山駅」で下車(特急で約26分)
- 犬山駅東口に出て、犬山キャスタ(ショッピングセンター)前のロータリーへ
ここからは2つの選択肢があります:
a) 岐阜バス「モンキーパーク・リトルワールド行き」
- バス停:1番乗り場
- 所要時間:約5分
- 料金:片道170円
b) 犬山市コミュニティバス「わん丸君バス」来栖・富岡線
- 所要時間:約10分
- 料金:片道200円
- 下車:「ふれんど」バス停
- 特徴:ピンク色のバスで、見つけやすい
なお、タクシーを利用する場合は約5分で到着し、初乗り料金+α程度で行くことができます。
車でのアクセスと駐車場情報
車で日本モンキーセンターに向かう場合は、以下のルートを参考にしてください:
- 県道41号線を可児方面に向かう
- 「五郎丸交番前」の交差点を左折
- 道なりに2.5km進む
- 右側に「動物園・遊園地共有駐車場」が見えてきます
注意点として、モンキーパーク北側にも駐車場がありますが、こちらはモンキーセンターへの入り口からは遠くなってしまいます。できるだけ共有駐車場を利用することをおすすめします。
駐車場の利用方法と料金
- 駐車場入り口で料金を支払う
- スタッフに「モンキーセンター(動物園)に行く」と伝える
- モンキーセンター入園ゲートに近い駐車スペースを案内してもらう
駐車料金:
- 普通車:1,000円
- バス(マイクロバス含む):1,500円
お得な駐車場情報
実は、モンキーパーク周辺には民間の駐車場もいくつかあります。これらの駐車場は1日400円~800円と、公式の駐車場よりも少し安く設定されていることが多いです。
入場ゲートまでは少し歩く必要がありますが、節約したい方はこちらの利用も検討してみてください。
日本モンキーセンター訪問の際の注意点とアドバイス
1.歩きやすい靴を準備
園内にはアップダウンがあるので、歩き慣れた靴で訪れましょう。
2.季節に応じた服装を
屋外施設が多いので、季節に合わせた服装を心がけてください。特に夏は日よけや水分補給を忘れずに。
3.カメラの準備
かわいいサルたちの姿を記念に残すため、カメラやスマートフォンの充電も忘れずに。
4.餌やり禁止
サルたちの健康管理のため、勝手に餌を与えることは禁止されています。
5.接触注意
サルたちは野生動物です。むやみに手を伸ばしたり、驚かせたりしないよう注意しましょう。
6.情報チェック
イベントや営業時間は季節や天候により変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
まとめ:サルの魅力再発見!日本モンキーセンターへ行こう
日本モンキーセンターは、サル好きはもちろん、動物や自然に興味のある方にとって、新しい発見や感動が待っている素晴らしいスポットです。
約60種類、800頭ものサルたちとの出会いは、私たち人間と彼らとの関係性を考えるきっかけにもなるでしょう。
それぞれのサルたちの表情や仕草、生態を観察することで、生命の多様性や進化の不思議さを感じることができます。
特に50代の皆さまにとっては、日々の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間の中でサルたちの姿を眺めることで、新たな視点や癒しを得られるはずです。
ぜひ日本モンキーセンターへ足を運んでみてください。きっと、サルたちの魅力に引き込まれ、心温まる1日を過ごせることでしょう。
日本モンキーセンターで、サルの世界を存分に楽しんでくださいね!