高浜市の鬼みち散策コースを行く!瓦のまち観光スポットは魅力がいっぱい!

高浜市森前公園わくわく散歩道

愛知県高浜市は三州瓦の中心産地、三州瓦と言えば「鬼瓦」で有名ですよね。町の中には鬼瓦をはじめ、飾り瓦や瓦のオブジェがあちこちに点在しています。

「三州高浜鬼みち」は、「新日本歩く道記紀行100選 ふるさとの道」に選ばれた、観光スポットを見ながら歩く4.5Kmの散策コースです。

この記事では、高浜市の「鬼みち」に点在する観光スポットをご紹介します。

屋根だけじゃなく、足元もキョロキョロしながら、たくさんの瓦アートを発見してくださいね!

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鬼みち①高浜港駅〜かわら美術館

鬼みちさんぽは名鉄三河線「高浜港駅」からスタートし、「三河高浜駅」がゴールの、約4.5Kmのコースです。ゆっくり歩いて2時間半くらいです。鬼みち案内板を見つけながら、歩いて行きましょう。

※名鉄三河線は普通電車のみで、1時間に4本間隔です。

ニコニコ鬼広場の巨大鬼面

愛知県高浜市の巨大鬼面

高浜港駅前に置かれた日本一大きい古代鬼面。めちゃくちゃインパクトありますよね。東大寺正倉院の西側にある、奈良時代に建てられた転害門(てがいもん)の屋根瓦がモデルです。

縦4.5m、横4.2m、粘土4トン使って57ピースに分けて作られた、数珠掛けの巨大鬼面が、どんぐり眼で睨んでいます。

鬼面の横には、小学生たちが作ったいぶし瓦焼きの作品が並んでいます。道路には犬や新幹線のオブジェもありますよ。

鬼パークの鬼イスと土管の坂

愛知県高浜市の鬼パークの鬼イス

鬼パークにある瓦焼きの鬼面のイスは笑っていたり怒っていたり、なんだか変顔してる鬼たちみたい、怖いってよりはユーモラスで、くすっと笑える顔が並んでいます。

道の石壁にも飾り瓦が飾られていて、鬼だらけ。鬼瓦は「魔除け」「厄除け」の意味を持つので、ここは鬼が守るパワースポットかも?しれません。

道路には瓦で模様が作られていたりして、瓦の町ならではの風景が続いています。敷き瓦に沿って歩いていくと、右手横の壁面に高浜市に伝わる民話の場面が、いぶし瓦で作られた陶板になって飾られています。

愛知県高浜市の土管の坂

「土管の坂」には、明治時代から昭和にかけて瓦とともに作られていた土管が土留めに使われています。細い坂道がつづら折りになっていますが、現在は上ることはできません。

土管と、土管を覆うように生えてる雑草が、とってもアートな感じに見えませんか? 土管だけだと無機質的な坂道だけど、雑草が色を添えて、すてきな坂道になってます。

その先には高浜市観光案内所「ONI-HOUSE(オニハウス)」があります。

高浜市の学校給食と同じパンを使った「揚げパン」や、高浜市の名物グルメのとりめしを油揚げにつめた「とりめしバーガー」が人気です。おやつ代わりにいただくのもいいですよ。

揚げパンはきなこ、シナモン、ココア、シュガーが選べて、アツアツもっちもっちです。とりめしバーガーは、甘辛のとりめしが油揚げにみっちり詰められていて、おなかが膨れます。

散策途中の休憩所になっていて、瓦製の置物のお土産もたくさん揃っています。

かわら美術館と森前公園

愛知県高浜市のかわら美術館のしゃちほこ

かわら美術館の前には、名古屋城の金シャチをいぶし瓦焼きで再現した、銀のしゃちほこが並んでいます。金のしゃちほこより少し大きめなんだそうです。

かわら美術館の3階常設展示室には、三州瓦の歴史と、中国や朝鮮半島も含めた古代瓦などが展示されています。日本で唯一の瓦をテーマにした美術館では、陶芸創作なども楽しむことができます。

かわら美術館
住所:高浜市青木町9-6-18
開館時間:10:00~17:00
休館日:月・火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
観覧料:特別展示は有料、常設展示室は無料
駐車場あり(約100台・無料)

鬼みち②森前公園〜高浜市役所

海に見立てた瓦庭の森前公園

愛知県高浜市の森前公園

かわら美術館前にある森前公園は、いぶし瓦がうねった波のように敷き詰められていて、海の雰囲気を醸し出しています。

鬼面や獅子のモニュメントが置かれていて、水の生き物(ヒラメやカニ、エイやナマズ、アワビなど全部で15種類!)が隠れているので、ぜひ探してみてくださいね。

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森前公園は、対岸に渡る渡船場「森前の渡し」があった場所です。衣浦大橋が完成した昭和31年より前は、渡し船は高浜と知多半島を結ぶ重要な交通手段だったんですね。

高浜市には、他にも徳川家康が渡ったという伝説がある「田戸の渡し跡」や、干潮になると船着き場の石垣が見られる「藤江の渡し跡」も残っています。

鬼師が制作した衣浦観音さま

愛知県高浜市の衣浦観音

森前公園に隣接した高台にある観音寺には、高さ8mの日本一大きい陶管焼きの衣浦観音さま。鉄筋コンクリートの円柱の基礎に陶製のパネルパーツを組み合わせて作られています。(昭和34年に完成)

基壇は12角で、台座には十二子の飾り瓦、お堂の壁面には観音さまを守る十神将(なぜか網で覆われています)、三邪鬼が支える香炉や本堂の破風飾りなど、お寺自体が鬼師の技をみせる博物館のようです。

とってもふくよかな銅色の観音さま、やさしい視線で見下ろしています。鐘堂の四隅には、珍しい下向きの鬼瓦があるので、忘れずに見上げて見てくださいね。

観音寺
住所:高浜市青木町9-7-15
参拝者用駐車場あります(30台ほど)。

思案中の烏天狗とお福さん

愛知県高浜市の塩前寺の烏天狗

塩前寺は不動明王の石像を祀っていて、「高浜不動」とも呼ばれています。本堂の屋根の左右には、何やら考え事をしてるような表情の烏天狗さんが腰かけています。

鬼みちを進んでいくと「お福さん」のギャラリーがあり、屋根の上で3人のお福さんがお辞儀をしています。お福さんは「お多福」「おかめ」とも呼ばれる、縁起物の象徴です。

お福さんと書かれた駐車場横の、瓦の門があるおうちではなく、その横にある平屋の屋根の上を探してくださいね。

塩前寺
住所:高浜市青木町1-18

高浜市役所の本鬼面

愛知県高浜市役所の本鬼面

高浜市役所には約8,500枚の三州瓦が使われていて、市役所北側歩道には本鬼面が飾られています。ものすごく立体的ですよね。

高浜市役所
住所:高浜市青木町4-1-2

鬼みち③蓮乗院〜三河高浜駅

おとぎ話の世界が広がる蓮乗院

愛知県高浜市の蓮乗院

蓮乗院の屋根には、天女や仙人、亀や竜宮城など、おとぎ話に出てくる世界が飾られています。防火、防災、悪魔除け、平安繁栄の祈りが込められた、楽しくなるような世界です。

明治28年に本堂を改築したときに、飾り瓦がつけられたそうです。なんだかとっても親しみがわきますね。

蓮乗院
住所:高浜市春日町6-8-30

高浜市の春日神社と大だぬき

愛知県高浜市の馬頭観音

春日神社に入る手前には「馬頭観音」のお堂が立っています。かつては土管や瓦を馬が運んでいたそうで、馬主さんたちが馬の働きの感謝して建立したものです。

春日神社は高浜市の衣浦湾に面した高台にあり、徳川家康が武運を祈って参拝したという記録が残る、古くからある神社です。

愛知県高浜市の春日神社の陶製狛犬
駐車場に近い鳥居の狛犬さん

大鳥居の先には、陶製の狛犬さんが鎮座しています。境内には旧高浜町内の氏神さま13社が祀られていて、それぞれの屋根には飾り瓦がのせられています。

ひとつひとつ見てるだけで楽しい気分になる飾り瓦ですよ。

愛知県高浜市の大山緑地の大だぬき

境内の周囲は瓦の遊歩道が囲んでいます。春日神社の裏側の大山緑地には、昭和39年建立の陶板焼きの大たぬきが立っています。高さ5.2m、胴回りは8m、ちょっとメタボ体形ですが、堂々たる姿です。

近くには子だぬきの姿もありますよ。公園内には約1,000本のソメイヨシノが植えられていて、桜と紅葉のシーズンにはライトアップが行われています。

春日神社
住所:高浜市春日町2-1-8
参拝者用無料駐車場(約40台)あります。
愛知県高浜市の鬼みち案内板

大だぬきがある大山緑地をでて東に向かい、三河高浜駅がゴールです。

鬼みちの途中には他にも飾り瓦や、いぶし瓦のオブジェが飾られていて、歩いていくとたくさんの発見があり、4.5Kmはちょっと距離があるなぁって思っても、あっという間に歩けちゃいますよ。

さいごに

愛知県高浜市の「鬼みち」散策コースと、点在する観光スポットについてお伝えしました。

鬼瓦、飾り瓦やオブジェが並ぶ鬼みちは、瓦アートの青空ミュージアム。民家の軒先や庭にもさりげなく瓦が置かれていて、とっても素敵です。

鬼さんぽで、たくさんの魅力的な瓦アートを発見をしてくださいね。

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