毎年7月に開催される一宮市の七夕祭りは、毎年100万人以上の人出でにぎわう夏の一大イベント。
2020年は中止、2021年は分散開催、2022年は縮小開催と、少しずつ元に戻りつつあり、2023年はほぼ例年通りの開催になりそうです。
この記事では、2023年の一宮七夕まつりのイベントや屋台情報、一宮七夕まつりの見どころ、アクセス駐車場についてご紹介します。
今年はコスプレパレードが開催!楽しみですね。
2023年の一宮七夕まつりのイベントは?

日時:2023年7月27日(木)~7月30日(日)11:00~20:00
今年の盆踊りは人数制限なく、自由に参加できます。今年は制限がない七夕まつりなので、人出も多くなりそうですね。
2023年の七夕まつりで実施予定のイベント
【7月28日(金)】
- 18:45~20:30 ワッショーいちのみや
本町商店街内 テーマ曲に合わせて、自由な振り付けと衣装でパレード
【7月29日(土)】
- TANABATAダンスコンテスト(小学生の部・中高生の部・七夕の部 i-ビル3階シビックテラス)
- 17:00~18:00 御衣(おんぞ)奉献大行列(武者姿の子供たちや雅楽隊、裃(かみしも)に袴姿を身に着けた時代風俗行列、本町商店街~真清田神社を歩きます。)
【7月30日(日)】
- 13:00~ 「ファイティングイーグルス名古屋」選手のトークショー(i-ビル3階シビックテラス)
- 17:00~ 辰巳琢郎さんのスペシャルトークショー「いちのみやの旬菜と和飲(ワイン)」
※観覧応募は終了しました。
- 16:00~17:00 コスプレパレード
【7月27日~30日】
- 盆踊り(19:00~20:30 ※7/30は20:15まで 銀座通盆踊りやぐら周辺にて)
- 市民ステージ(i-ビル3階シビックテラス)
- セルフフォトスタジオ(7/28~7/30 小物を選んで写真撮影ができるフォトスタジオがi-ビル3階に設置)
- スポーツチームによる体験イベント(7/29 11:00~15:00・7/30 11:00~14:30 銀座通り)
他にも、「3人制バスケ」や「KONAMIダンスゲーム無料体験」などのイベントが企画されています。
一宮七夕まつりの屋台は?

屋台ひろば(商店街沿いの駐車場やオリナス一宮の裏にある葵公園など)、真清田神社の境内に露店がいっぱい軒を連ねています。
商店街ではお店の前で焼きそばやビールなど販売していて、後藤商店(和菓子屋さん)の前にはかき氷を注文する人たちが列を作っていました。
かき氷やトルネードポテト、串焼きが人気のようです。
一宮七夕祭りの見どころは?
一宮市の「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」は日本三大七夕祭りの1つ(諸説ありますが)。
一宮市は紡績工場が多くあり、繊維産業の中心地「織物の町」として栄えていました。七夕まつりは1956年から始まり、今年は第68回の七夕まつりとなります。
アーケードのある商店街の吹き流し

尾張一宮駅東側へ出ると、色とりどりの吹き流しが飾られています。機織りの仙女「織姫」に「裁縫や習い事の上達」を祈願するものです。
直径60cmのくす玉が最上部について、長さ5mの吹き流しが風を受けてひらひらなびいています。約1400本の吹き流しが会場エリアに飾られて、見る人を楽しませてくれます。
信号を渡ると、その先は車両通行止めになっていて、盆踊り会場になっています。そのまままっすぐ歩いて行くと、屋根のあるアーケード街「本町商店街」にぶつかります。

そこから左に行けば真清田神社につながっています、
高さ16m、開閉式全蓋型アーケードは、2001年に改装されたもので、1丁目(真清田神社前)の部分のみ、天井が撤去されています。
お祭りの時は賑わっている商店街も、平日は閑散とした、昔ながらのレトロな雰囲気をかもしだしているんだろうなぁと想像される、古さを感じる商店街です。
七夕祭りの真清田神社

尾張の国の一ノ宮「真清田(ますみだ)神社」があることから、「尾張一宮(おわりいちのみや)」と呼ばれています。
一ノ宮とは、その土地に赴任してきた国司(役人)が、最初に参拝する神社のことです。
一宮市は真清田(ますみだ)神社を中心に発達してきたと言われ、真清田神社は平安時代から崇敬を集めてきた古社です。鳥居をくぐると立派な桜門がでんっと立ちはだかるように立っています。
神社というよりは「お寺」と言った方がしっくりくるような、立派な門ですよね。
とにかくすごい人で、神社へ入るにも桜門に向かって左側から境内に入り、右側から出るという一方通行になっていました。

桜門をくぐると、正面に本殿・拝殿があり、左手に手水舎があります。神社内もたくさんの吹き流しで飾られています。
いつもはお正月に体験できる「火の輪くぐり」が七夕まつりの期間限定で行われます(初穂料300円/1人)。神水舎の前に設置された火のついた輪をくぐり、罪・穢れを払い落とし、災難から身を守ります。
神水舎の出口の先で、巫女さんが鈴を振ってお祓いをしてくださいます。年末まで無事に過ごせそうな安心感がもらえますよ。
七夕まつりでは、浴衣姿の女の子たちが意外と多かったです。上下セパレートの浴衣とワンタッチ帯なら誰でも簡単に浴衣が着れちゃうのでおすすめ!
コスプレパレード

2023年は待ちに待った「コスプレパレード」が4年ぶりに開催されます!
本格的な衣装と小道具で、まるで本物が舞い降りたみたいなコスプレイヤーさんたちが一堂に集まってのパレードは圧倒されます。
次元大介は、もうほんと、次元にしか見えないほどのかっこよさ! 愛用のコンバット・マグナム片手にクールに歩いていました!
道の左右に観客がびっしり集まっていて、カメラを向けるとポーズをとってくれる方も。アニメの主人公だけじゃなく、マイナーなキャラクターもいたりして、とっても楽しむことができます。
本町商店街を真清田神社方面に向かってパレードし、途中銀座通りに入って「特設やぐらステージ」をぐるっと回って商店街まで戻り、アーケードがなくなる部分で終了です。
七夕祭りの目玉と言っても過言ではない華やかなパレードは、必見ですよ!
一宮七夕のアクセスと駐車場は?

一宮七夕まつりは、JR東海道線「一宮駅」または名鉄名古屋本線「名鉄一宮駅」で下車し、東口から出ます。一宮駅前のぎんざ通りを進んでいくと、本町通りの商店街へ行くことができます。
銀座通りにも屋台が立ち並び、盆踊りのやぐらもあるので、迷う心配はないですよ。
※交通規制実施中は、自転車も通行できないので、注意してくださいね。
七夕まつり駐車場とシャトルバス
一宮七夕まつりの期間中、一宮市民会館の駐車場が終日開放されます(約370台)。
市民会館から一宮市役所まで13:00~21:00(約15分間隔)、無料のシャトルバスが運行します。七夕会場周辺にはいくつかコインパーキングがありますが、交通規制もあり混雑必至です。
電車で行く、または無料シャトルバスを利用して行くようにしてくださいね。
さいごに
この記事では2023年の一宮七夕まつりと見どころ、アクセス駐車場をお伝えしました。
一宮市の七夕祭りは毎年7月最後の日曜日をフィナーレとする、木曜日から4日間開催されます
マスクの着用は本人判断となりましたが、新型コロナウィルスの感染がなくなったとは言えない状況です。感染対策を万全に、密にならないように気をつけながら、楽しんで下さいね。
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