金魚で有名な弥富市にある三又池公園は、人為的に作られた宝川の遊水池。池の周りにはウォーキングコースがあり、地域イベントなどが開催される憩いの場となっています。
公園中央にある中之島には、公園を見渡せる展望施設があり、そこから眺める芝桜は圧巻です。
この記事では、弥富市三又池公園の芝桜の見頃や、アクセス駐車場についてご紹介します。
ピンクのじゅうたんに覆われたような芝桜をぜひ見に行ってくださいね。
三ツ又池公園の芝桜の見頃は?
三ツ又池公園の芝桜の見頃は、4月中旬から下旬にかけて、ピンク、赤、白、ブルーの芝桜約7.5万株が花を咲かせます。
芝桜は桜が散ってから咲く多年草で、「ハナツメクサ(花詰草)」とも呼ばれています。
2022年4月10日、まだ桜の花が完全に散っておらず、まだ少し早いかなと思いながら出かけてみたら、中之島の展望施設周辺は鮮やかなピンクの芝桜に覆われていました。
小さな花が密集してピンクに覆われた丘は、思わず声が出ちゃうくらい圧巻です。ちなみに芝桜の花言葉は「協調・一致・合意」、一斉に咲く姿を現しているようですね。
白や薄い紫っぽい芝桜が咲いているエリアもありました。
三ツ又池公園のネモフィラ
ネモフィラの見頃も4月中旬~5月上旬なんですが、4月の上旬から花を咲かせます。4月10日の時点ですでに一斉に花を咲かせていました。
ネモフィラの青と青空が映えて、なんとも言えない風景ですよね。芝桜のピンクの中に淡いブルーが混ざって、ここだけとっても爽やかな風が吹いているようです。
公園近くにコンビニなどのお店はないので、ドリンクなど持参するようにしてくださいね。
三ツ又池公園で釣りはできる?
三ツ又池公園では、生き物を勝手に捕まえたり、放したりすることは禁止されています。通常は釣りをすることはできませんが、不定期で「釣り大会」が開催されています。
前回の大会では、大物賞、大漁賞をめざして競い合い、ナマズなど7種類の魚と2種類のカメが釣りあげられました。多くはブルーギルとミシシッピアカミミガメの外来種だったようです。
池の周りにはたくさんのカメが甲羅干しをしていました。フナやコイもいるようですが、水面に見えるのはカメばかり(アカミミガメは浮いて泳ぐことができ、イシガメやクサガメは水底を歩きます)。
池の環境がよければカメは繁殖してしまうし、カメが減少すると水郷地帯としての環境保全ができていないことになります。カメはこれからも増えていくのか、気になりますね。
住所:弥富市鳥ケ地1-709-5
入園時間:終日解放
三ツ又池公園のアクセス駐車場は?
名古屋から三ツ又池公園へ行くには、JR関西本線「弥富駅」で下車、または近鉄名古屋線で「近鉄弥富駅」で下車します。(JR弥富駅から近鉄弥富駅までは歩いて3分ほど離れています。)
近鉄弥富駅南口から弥富市コミュニティバス(東部ルート)に乗り、「十四山総合福祉センター」で下車します。三ツ又池公園は十四山総合福祉センターのすぐ西側にあります。
三ツ又池公園へ車で行く場合は、国道1号線「佐古木」交差点を南へ、県道109号線(子宝愛西線)を約2.3Km道なりに進みます。
「小学校前」交差点を右折して500mほど進むと「鳥ケ地新田」交差点があり、左折すると公園の駐車場があります。
無料駐車場は102台、終日解放されています。
駐車場は「子宝グラウンド」「子宝テニスコート」の北側(60台)にもあり、駐車場から赤い橋を渡ると、三ツ又池公園の「親水砂浜広場」「菖蒲園」が近いです。
どちらの駐車場にもトイレが併設されています。
さいごに
三ツ又池公園の芝桜、ネモフィラの見頃と、アクセス駐車場についてお伝えしました。
見頃は4月中旬~です。公園をゆっくり散策しながら、芝桜とネモフィラを楽しんで下さいね。