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瀬戸市の観光おすすめスポットは?特産品の焼き物が買えるのはココ!

愛知県瀬戸市の招き猫

愛知県瀬戸市と言えば、藤井聡太棋聖の出身地で有名ですよね。

銀座通り商店街ではあき店舗のシャッターに将棋盤を作って、対局の実況中継が行われています。ファンが集まる聖地と化していて、みんなで対戦を見守っています。

この記事では、瀬戸市の観光スポットと、瀬戸市の特産品が購入できる場所についてご紹介します。

「せともののまち」瀬戸市で1000年以上の伝統文化「瀬戸焼」を体感してみてくださいね。

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瀬戸蔵ミュージアムで瀬戸焼きの歴史を知る

瀬戸蔵ミュージアムのせとでん

名鉄尾張瀬戸駅の東にある「瀬戸蔵」は、瀬戸焼に関するミュージアムや瀬戸焼き販売店、レストラン、コンサートホールなどがはいった総合施設です。

瀬戸蔵の2階と3階にある「瀬戸蔵ミュージアム」は、瀬戸の焼き物の工程や歴史を紹介するミュージアム。

瀬戸蔵ミュージアムの入り口(2階)をはいると、昭和30年、40年代の瀬戸の町並みが再現されています。旧尾張瀬戸駅には昔のベンチがあり、緑色の電車「せとでん」が止まっています。

手動式扉の電車の運転席に座ることもできます。昭和3年から平成13年まで現役で使われてきた電車は、長い長い時代の中を走ってきたんですね。

実際に使える赤いポストや、駅から瀬戸焼を搬送するための荷造り場があり、館内の照明が朝→昼→夕方→夜と変化していくので、昭和の瀬戸の町にタイムスリップしたような感覚になりますよ。

瀬戸蔵ミュージアムの石炭窯と煙突

旧尾張瀬戸駅の前には、瀬戸焼きの製作工程が分かる工場や石炭窯、高さ約9mの煙突があります。製造工程で使われる道具の展示室があり、ビデオでわかりやすく説明してくれます

一番奥まで行くと3階に上がる階段があります。3階は瀬戸の焼き物の歴史を見ることができます。

古墳時代の焼き物から、平安、鎌倉、室町、江戸、明治時代と年代順に焼き物がずらーっと並んでいて、焼き物の移り変わりをじっくり見ることができます。

江戸時代、瀬戸蔵の場所には尾張藩の「御蔵会所(おくらかいしょ)」があり、瀬戸で製造された陶磁器を集めて選別し、いいものは尾張藩が独占していたそうです。

江戸時代にはすでに、瀬戸の焼き物は伝統的な技法が確立されて、権力の象徴になるくらい、日本全国に流通していたんですね。

瀬戸蔵ミュージアムの瀬戸焼の瓶や燈籠

明治時代になると、焼き物は家具や装飾品、工芸品としても生産されるようになります。海外の万博に出展された、高さ約170㎝の瀬戸焼の瓶や燈籠の見事さは圧巻です。

焼き物は生活に必要な飲食器であり、贅沢な工芸品や装飾美術品でもあり、それが歴史になって、伝統や文化を作ってきたんですね。

瀬戸市と瀬戸焼の歴史がわかる、見ごたえたっぷりの博物館です。

瀬戸蔵ミュージアム
住所:瀬戸市蔵所町1-1
電話番号:0561-97-1190
入館料:一般520円 高大生・65歳以上310円 中学生以下無料
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月1回臨時休館あり 年末年始(12/28~1/4)
駐車場:最初の1時間無料 1時間100円(189台)
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招き猫ミュージアムは瀬戸市のインスタ映えスポット

瀬戸市の招き猫ミュージアム

尾張瀬戸駅から東へ8分ほど歩くと、神明橋の南側に大正時代の洋館風の「招き猫ミュージアム」があります。

1階はアートホールで、たくさんのキャットアーティストの製品が所狭しと並べられています。1階にあるレジで、2階の招き猫ミュージアムのチケットを購入します。

2階は日本中から集められた招き猫が展示されています。招き猫は右手で金運を招き、左手で人を呼ぶ、商売繁盛の縁起物で、江戸時代末期に誕生しました。

大きなもの、小さなもの、珍しいもの、海外で作られたものなど、棚にならべられたたくさんの招き猫は約5,000体、それぞれの歴史があって、ここに集められています。

ずら~っと並んだ招き猫は、笑っていたり、大きな目を見開いていたり、髪の毛が生えてたり、黒猫だったり、小判を持っていたり、全身に模様が入っていたり…見てるだけで笑顔になっちゃいます。

1階ではいろんな招き猫グッズが所狭しと並んでいて、購入することもできます。

招き猫ミュージアムの前には「STUDIO894(スタジオやくし)」が2023年9月にオープン。

招き猫の貯金箱やお皿、マグカップなどに絵付けをして、焼成してもらえる「磁器 絵付け体験」や、絵付けしてそのまま持ち帰ることができる「陶器 ぬり絵体験」ができます。

瀬戸焼の器でいただくカフェもあり、落ち着いた時間を過ごすこともできます。

※STUDIO894には裏側に20台分の駐車場があります。宮川駐車場・瀬戸蔵駐車場を利用の場合は1時間無料、土日祝日のみ宮前公園駐車場を利用すると2時間無料です。

招き猫ミュージアム
住所:瀬戸市薬師町2
開館時間:10:00~17:00
休館日:火曜日(祝日は開館)・年末年始(12/29~1/4)
料金:大人300円、高大生200円、中学生以下無料
STUDIO894
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日(祝日は営業)・年末年始(12/29~1/4)
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窯垣の小径は瀬戸焼きを感じる散策スポット

瀬戸市窯垣の小経

瀬戸市では古墳時代から焼き物が作られていた、という歴史が深い瀬戸焼の町です。

窯垣の小径(かまがきのこみち)」は、不要になった窯道具(窯で焼くときに使う道具)を積み上げて作られた塀や壁がある道です。

大量に出る窯道具の廃材を、職人さんたちが仕事の合間に作り上げたそうで、瀬戸市でしか見ることはできない珍しい風景です。

細く曲がりくねった全長400mほどの道が続く片側には、丸や四角、筒などの幾何学的な模様が続いていて、なんともノスタルジックな雰囲気が続いています。

朝や夕方など違う時間をお散歩してみたい~って感じです。

瀬戸市窯垣の小径

窯道具を組み合わせた垣根は、セメントなどの接着剤を使わずに積み上げられています。もともと耐火度が高い窯道具は、何十年も耐えられる頑丈さを持っているんですね。

小径の途中には江戸時代の窯元の邸宅に作品が展示されている窯垣の小径ギャラリーや、明治・大正時代の「本業タイル」で装飾された浴室や、瀬戸染付の便器が残る窯垣の小径資料館があります。

どちらも入館は無料。

窯垣の小径駐車場
住所:瀬戸市仲洞町8
料金:無料(33台分)
窯垣の小径ギャラリー:企画展開催の土日祝のみ 10:00~16:00
窯垣の小径資料館:11:00~15:00 月・火・水曜、年末年始休み
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深川神社は瀬戸の産土神さま

奈良時代(771年)に創建された深川神社は、瀬戸焼にぴったりの土の発見を手助けしたとされる瀬戸の産土神(うぶすながみ)が祀られています。

瀬戸焼の祖・藤四郎がそのお礼に陶器でつくった狛犬(重要文化財)があり、大切にされています。境内には十藤四郎を祀った「陶彦社」もあります。

深川神社
住所:瀬戸市深川町11
駐車場:約20台、最初の30分は無料、60分まで200円、以降30分100円
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瀬戸市焼き物スポットはココ!

瀬戸物で作られたアマビエ
2020年に展示されたせともの人形のアマビエ

瀬戸市の特産品と言えば「瀬戸焼」、購入できる場所は、

  • 瀬戸川通りせともの専門店街
  • 道の駅「瀬戸しなの」※写真↑のアマビエは「瀬戸しなの」に展示されています。

瀬戸川通りせともの商店街は、尾張瀬戸駅から東側、瀬戸川沿いに並ぶ商店街。4月の「せと陶祖まつり」ではたくさんの人でにぎわいます。見ているだけでも楽しくなる通りです。

道の駅「瀬戸しなのは遠くから見える大きな煙突が目印の建物で、瀬戸のとれたて野菜やお米、地酒、肉、パン、お惣菜、園芸品などが並んでいます。

瀬戸めし食堂では瀬戸市のご当地グルメ「瀬戸焼そば」をはじめ、「瀬戸豚のカツ丼」「しなのラーメン」などが楽しめます。

同じ敷地内にある「品野陶磁器センター」では、瀬戸焼を中心に陶磁器の展示販売されています。窯元の直売なので、とってもリーズナブルなお値打ち価格で購入出来ちゃいますよ。

瀬戸の名産を丸ごと満喫するなら、道の駅はおすすめです。

道の駅しなの
住所:瀬戸市品野町1-126-1
営業時間:9:00~18:00 年末年始はお休み
食堂営業時間 
 モーニング:8:30~11:00
 ランチ:11:00~15:30(土日祝は~16:30)

>>瀬戸市の観光情報を【楽天たびノート】で確認する

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

瀬戸市の観光スポットと瀬戸焼が購入できるスポットについてお伝えしました。

瀬戸焼は、日本で最初に「うわぐすり」を使って陶器を完成させた焼き物で、つるっとした触り心地と、鮮やかな色が特徴です。

毎年9月に開催されるせともの祭では、200ものお店が瀬戸川の両側に並んで、陶器の販売が行われ、40万~50万人の人出でにぎわいます。

日本遺産の町「瀬戸市」をぜひ楽しんで下さいね。

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