名古屋港水族館の人気ランキングベスト7!魅力見どころ楽しみ方をまるごと伝授!

名古屋港水族館のイルカのパフォーマンス

ガーデンふ頭にある名古屋港水族館には、水塊といわれる日本一巨大なプールがあり、シャチやイルカのパフォーマンスが毎日行われています。

世界で初めてアカウミガメの繁殖に成功、南極の生物が展示されている、などなど、すごいところがいっぱい!

知れば知るほど、見れば見るほど、驚きと発見がいっぱいの名古屋港水族館の人気ランキングベスト7と魅力・見どころ・楽しみ方をまるごとご紹介します。

約500種類が飼育されている名古屋港水族館の見どころをしっかり押さえて、あますことなくたっぷり満喫してくださいね。

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巨大プールでシャチのジャンプが見られる!

名古屋港水族館のシャチ

日本の水族館でシャチがいるのは、鴨川シーワールドと名古屋港水族館の2か所だけ! その中で最大の大きさのアースくんが名古屋港水族館にいます。

アース:5.7m/2.6トン 12歳オス ステラの孫
ステラ:5.2m/2.2トン 推定35歳メス
リン:4.8m/1.7トン 8歳メス ステラの娘

アースはステラの長女の子供で、年下のおばさん(リン)がいるんですね。

シャチはメスがリーダーで群れをつくる生物なので、ステラがエサを食べてからじゃないと、アースもリンもエサを食べないんだそうですよ。

シャチの公開トレーニングは、大型映像スクリーンの左右にあるプール、スタジアムから見るとメインプールの奥で行われます。スタジアム後方の中央あたりに座ると、見やすくなります。

シャチのプールがあるすぐ脇の階段から見学もできますが、陽を遮るものは何もないので、気温が高いときはムリせず、スタジアムから見学してくださいね。

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息の合ったイルカのパフォーマンスが見られる!

名古屋港水族館のイルカのジャンプ

名古屋港水族館には、13頭のバンドウイルカと、ちょっと小さめの2頭のカマイルカがいます。飼育員さんたちは、背びれの形や模様、体の色、体形などでそれぞれを見分けるんだそうです。

日本最大の水量を誇る巨大プール(長さ60m、幅30m、最大水深12m)では、毎日イルカのパフォーマンスを見ることができます。

6mもの高さに吊り下げられたボールにタッチするハイジャンプや、身体を回転させながらのスピンジャンプ、イルカたちが揃っての連続ジャンプは、ワクワクの連続です。

北館2階には高さ4m、横幅29mの水中観覧席があり、ジャンプする前のイルカの様子を見ることができます。

2021年10月2日に人工授精で赤ちゃんイルカが生まれました。現在は母親とともに別の水槽で過ごしています。

見学制限されていますが、隙間から親イルカにぴったりくっついて泳ぐ赤ちゃんイルカが見えます。順調に育ってほしいですね。

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マイワシのトルネードが見られる!

名古屋港水族館のマイワシのトルネード

南館2階にある「黒潮大水槽」には約3万5千匹のマイワシが、形を変えながら群れになって泳いでいます。その中をクロヘリメジロザメマダラトビエイが堂々と泳いでいます。

マイワシのトルネードは、オモリが付いたビニール袋にエサを入れて水槽に投げ込まれます。ビニール袋の口はそのままでも、水槽の底に着くまでは水圧でエサが外に出てこないんです。

底に付いたビニール袋からエサがでてくると、マイワシたちが一斉に群がってトルネードができます。ライトアップされたマイワシたちは、照明に照らされてキラキラ輝いてとっても幻想的です。

動きが速いので、写真を撮るのは至難の業。全体が竜巻のような渦になるって勝手に思い込んでいたんですが、そうではなくて、時間差で投げ込まれるオモリの場所にトルネードができます。

5分のショーですが、マイワシのいつもと違った猛烈な動きに圧倒されますよ。

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5種類のペンギンたちが見られる!

名古屋港水族館のケープペンギン

3階のシャチスタジオからしおかぜ広場に出ると、アフリカ大陸出身で暑さに強いケープペンギンがいます。胸のラインが1本で、顔に白い部分が多いのが特徴です。

成鳥で体長は70cm、体重は4Kgほどです。1日に1回「ペンギンよちよちウォーク」では、階段も問題なくひょいひょいと下りたり上がったりします。

ケープペンギンは絶滅のおそれがあるレッドリストに指定されている希少ペンギン。感染症を媒介する蚊や、ペンギンを殺すこともできる蜂を寄せ付けないような注意も必要なんだそうです。

名古屋港水族館の南極のペンギンたち

南館3階には南極に住むペンギンたちがいます。

  • エンペラーペンギン:ひときわ大きくて存在感ある 体長120cm
  • アデリーペンギン:よくイラストなどに描かれるペンギン 体長75cm
  • ジェンツーペンギン:目と目の間をつなぐように頭に白い帯がある 体長75cm
  • ヒゲペンギン:あごの下にラインがあってヘルメットをかぶってるように見える 体長75cm

日本でエンペラ―ペンギンがいるのは、(和歌山)アドベンチャーワールドと名古屋港水族館の2か所だけ。ヒゲペンギンは、アドベンチャーワールドと長崎ペンギン水族館、名古屋港水族館の3か所だけです。

ペンギン水槽の中は、南極の気温や水温と全く同じ環境で、日照時間も照明で調整されています。左右の壁は鏡になっていて、ペンギンたちは南極大陸で集団で生活してるって思いこんでるかもしれませんね。

岩の上など高い場所が好きなアデリーペンギン、下の平らな場所にいるジェンツーペンギンです。体長はほぼ同じなので、顔の白と黒の部分で区別してくださいね。

9月頃から繁殖シーズンが始まり、産卵期が終わるのが11月頃。立ったままじっとして動かないペンギンがいたら、卵を抱いてるかもしれません。12月頃からピーピーとヒナの鳴く声が聞こえてきます。

生まれて2か月ほどすぎると、ヒナがおなかの中から出てきます。2月になると子育てが終わって、ペンギンの羽が生え変わり(換羽)、ちょっとボサボサ姿のペンギンが見られます。

ペンギンって見てると飽きないですよね。水の中では高速で泳ぐペンギンたち、水中からひょいとジャンプして陸に上がってくるのには、びっくりしちゃいます。

ついつい長居をしてしまうペンギンゾーンです。

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カメ類繁殖研究施設でウミガメの赤ちゃんが見られる!

名古屋港水族館のウミガメ

北館2階には、水槽がドーナッツ状になっている回遊水槽があり、3種類のウミガメたちが泳ぎ回っています。

  • アカウミガメ:赤みのある茶褐色の甲羅 頭が大きくて首が太い 甲羅のしっぽ側がとがっている
  • アオウミガメ:沿岸にいる、甲羅が楕円形(脂肪の色が緑色)、海藻などを食べる
  • タイマイ:サンゴ礁にいるウミガメで、サンゴの隙間のエサを食べるためにくちばしが長くとがっている

3階には回遊水槽につながっている、田原市赤羽海岸の海岸から運んだ砂が敷き詰められた、カメの産卵場所があります。産卵された卵は、カメ類繁殖研究施設の人工ふ化場で温度管理されます。

施設は別棟で、北館から南館へ続く連絡通路をそのまままっすぐ、南館を抜けて行った先にあります。飼育プールではふ化したばかりの子ガメが手足をばたつかせて泳いでいます。

施設内には、太西洋やインド洋、太平洋の東側に生息しているヒメウミガメも飼育されています。

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幻想的なクラゲの舞で癒される!

名古屋港水族館のミズクラゲ

南館1階にある「くらげなごりうむ」に入ると、幻想的な世界が広がっています。

カラフルな照明に照らされてふわふわ漂うミズクラゲには、泳ぐ能力はほとんどなく、水の流れに漂っています。

クラゲの大きさは年とともに成長して大きくなるのではなくて、栄養を取り込めば大きくなるんです。ミズクラゲの寿命は10~20か月、名古屋港水族館の水クラゲは水族館で生まれ育ったクラゲたちです。

水玉模様のかさに8本の足のような付属体が生えたタコクラゲや、水底でさかさまになって沈んでいるサカサクラゲ、透き通った体のギヤマンクラゲなど、10種類ほどの個性的なクラゲが展示されています。

見ているとなんだかこっちまでフワフワした気分になって、とっても癒されるクラゲたちです。

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レストラン「アリバダ」でワニが食べれる!

名古屋港水族館のレストラン「アリバダ」

名古屋港水族館南館2階にあるレストラン「アリバダ」では、ワニやサメが食べられます。

水槽に面した席があり、入り口入った右側の壁が水槽になっています。カラフルな熱帯魚を見ながら食事をするって素敵ですよね。(土日祝日は、12時前くらいから混雑し行列ができます。どの席に座れるかは運しだい。)

メニューには「クロコダイルのコンフィ」や「シャークのステーキ」「クロコダイルカレー」「シャークフライカレー」「シャークバーガー」があり、ワニ肉とサメ肉押しです。

クロコダイルカレーとシャークフライカレーを食べてみました。

名古屋港水族館のワニ肉とサメ肉のカレー

クロコダイル(ワニ肉)は、低脂肪・高たんぱく・低カロリーとヘルシー食材、さらにコラーゲンやビタミンB6、葉酸などを含む栄養満点食材として、海外では食べられています。

日本で食べられるワニは、オーストラリアやタイから輸入されています。

噛んだ瞬間は、かたくてやわらかいという印象、ものすごく弾力があって、かみ切れないんです。味は以外とあっさり、しっとりした鶏ムネ肉という感じです。

シャークフライは、モウカザメ(ネズミサメ)、北太平洋に広く生息していて、サケやニシンなどを食べているサメです。熱を通しても硬くならないのが特徴です。

食べてみたら、脂がのっていない白身魚という印象、さっぱりとしててクセがなく食べやすいです。独特の味ではないので誰でも食べれるけど、美味しいか?と聞かれると微妙…。

カレーはしっかり辛めで大人向けです。

ワニ肉は通販で購入できます。ワニって前足の指は5本あるんですが、後ろ足の指は4本なんですよね。BBQやパーティにみんなの視線を釘付けにすること間違いなしですね。

※南館3階には、食券を購入して軽食がいただける「トータス」もあります。

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見どころたくさんの名古屋港水族館!

名古屋港水族館のサンゴ礁

南館にはイルカとシャチのほかに、北極海に住む、頭にポッコリと脂肪のこぶを持つベルーガ(シロイルカ)もいます。オスは最大5.5mほどにもなるそうで、名古屋港水族館には6頭います。

イルカと違って背びれやくちばしがなくて、とっても愛嬌がある顔をしています。

深海6500mの世界がプロジェクションマッピングで見れたり、深海生物の標本が並ぶ通路は、地球上の生物じゃないような、不思議な生き物がいっぱいです。

深海のビワアンコウは、オスがメスに食らいついて一体化、精巣だけ残してメスの皮膚の中に取り込まれちゃうんです。

一体化して顔も内臓もなくなって、ただメスの血をすすって生きてるって、子孫を残すためとはいえ、ビワアンコウのオスだけには生まれ変わりたくないって思っちゃいますよね。

南極の生物として展示されているシワヒモムシ、動物の腸みたいな形状で、ひも状の前に口、後ろに肛門だけの、かなりキショイ生物です。1992年の開館からずっと飼われています。

サンゴ礁大水槽には約20種類の生きたサンゴが展示されています。幻想的なサンゴとカラフルな色のチョウチョウウオが泳ぐ水中世界は、見ているだけで気持ちが穏やかになってきます。

砂からニョキニョキ顔を出して揺られているチンアナゴ、必ず誰かが「おいしそう」とつぶやくタカアシガニなどなど、見どころ満載!

入り口でイルカ・シャチ・ベルーガ、マイワシのトルネードなどのイベントスケジュールをチェックして、どの時間で何を見るかを決めてくださいね。

先に北館をまわってから、南館をまわると、北館・南館を行ったり来たりしないでまわることができますよ。

名古屋港水族館
住所:名古屋市港区港町1-3
営業時間:9:30~17:30 GW/夏休み 9:30~20:00 12月~3月中旬 9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館・翌平日休み) GW・7~9月・春/冬休みは無休
コインロッカー:北館入口の左手と連絡通路の2か所(特大400円・大300円・小200円)
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※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

魅力いっぱいの名古屋港水族館をまるごと楽しめる、人気ランキングベスト7と見どころ・楽しみ方をお伝えしました。

名古屋港水族館は出口にあるハンコを手の甲に押すと、再入館が可能です。イベントスケジュールに合わせて、ポートビル展望台や名古屋海洋博物館、南極観測船ふじの見学に行くこともできます。

名古屋港水族館で水中世界を思いっきり楽しんで下さいね。

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