セントレア(中部国際空港)へ行くときは、出発ロビーや到着ロビー、レストランや売店以外の場所ってあんまり行かないですよね。
でも、中部国際空港には、あまり知られていないスポットがあるんです。
この記事では、中部国際空港で暇つぶしにぴったりの、知られざる見どころについてご紹介します。
セントレアでの時間つぶしで、新しい発見をしてみてくださいね。
セントレアの時間つぶしの過ごし方は?
1階団体ロビー前の常滑焼の壁
ガラスの壁面と、吹き抜けの空間はとっても明るくて開放的な1階。24時間営業のローソンや、時間単位で借りることができるカプセルホテルがあります。
案内所の後ろ、団体ロビーの壁は、30m以上にわたって陶板が一面に貼られています。常滑市を代表する陶芸家、吉川正直さんの作品「The water of life」です。
常滑焼と言えば朱泥のイメージで、青磁や白磁もあるなんて知りませんでした。
大きな泡をイメージして作られた丸い置物は(里芋、ではありませんよ!)空洞で、これだけ大きなものを焼くのにとっても苦労されたという大作です。
3階の出発ロビーの奥へ
3階の中央エスカレーターの裏側には、大きな荷物を預かってもらえる一時預かり所があります。空港に置いてある手荷物カートにスーツケースを積んで、高さが140㎝以下ならOKとのこと。
当日7:00~21:00限りで、手荷物カート1台分で500円(税込)。スーツケースを2つ以上コインロッカーに入れるなら、断然こちらがお得ですよね。知っておくと、いざというときに便利ですね。
愛・地球博のアメリカ館に展示されていた、ライト兄弟の1902年製グラインダー(レプリカ)が、4階スカイデッキ中央出入口にある吹き抜け部分に飾られています。
翼を広げた幅が10m、約50Kg、写真↑手前にハンドルバーが付いています。
陶板レリーフ、片岡球子さんの作品「富士」です。1905年生まれで、この作品は90歳を超えてから作られた作品なんだそうです。約4m×6mの大きさで、厚みが10㎝ほどあります。
その奥にも陶板レリーフ、高橋節郎さんの作品「天空翔翔」です。空港をイメージされた作品、なんですが、なんだか配管のような…ごめんなさい、2本の滑走路なんだそうです。
その前後では、セントレアの常設展「アートキルトミュージアム」、約2.5m×2mの巨大なキルトがたくさん展示されています。毎年2月末頃に架け替えられて、1年間展示されます。
グループで作られたもの、一人で作られたもの、学生さんが作ったもの、それぞれありますが、一針一針思いを込めて時間をかけて作られた作品は、すごい!芸術作品です。
上に吊られているので、見上げて見るしかできません。もっと近くで見たい~!
愛知県出身の三英傑(徳川家康、織田信長、豊臣秀吉)の鎧兜も展示されています。
さらに進んでいくと、「センターピアガーデン」天井高さ18mから太陽の光が差し込む静かな場所で、1日1組限定で結婚式を行うことができるエリアです。
スカイデッキ挙式や、滑走路での結婚式(年間5組限定)もできるそう。センターピアガーデンの一番奥には滑走路に一番近い迎賓館があり、飛行機と空と海を見ながら披露宴もできます。
セントレア結婚式…、憧れちゃいますね。
レストラン街の幸せを呼ぶ猫
エレベーターで4階にあがります。懐かしい日本風建物が並ぶ「ちょうちん横丁」と異国情緒あふれる「レンガ通り」と2つのエリアに分かれて飲食店やショップが並んでいます。
レンガ通りエリアには、幸せを呼ぶ猫が15匹いるそうです。全部見つけると幸せが訪れるんだとか。ぐるぐる回って探してみたんですが、11匹しか見つけられず…(残念無念!)。
展望風呂「風(フー)の湯」の横から、関係者立ち入り禁止のエリアの奥にある扉の向こうには、民放とNHKのお天気カメラがあります。 (※普段は入ることができません。)
時々テレビのニュースで流れる映像はここから撮っているんですね。沈みかけた夕日をバックに飛んでいく飛行機がとてもキレイに見えました。
>>セントレア周辺の観光情報はこちら【楽天たびノート】※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
さいごに
中部国際空港セントレアの、時間つぶしにぴったりの知られざるエリアをお伝えしました。
セントレア内には様々なユニバーサルデザインが取り入れられていて、どんな人にも使いやすい、安全な施設になっています。どこを歩いても段差がほとんどなく、緩やかなスロープの動く歩道も設置されています。
最新技術が取り入れられた中に、アートや遊び心が取り入れられたセントレア、飛行機に乗る時だけ行くのはもったいない!です。ぜひ、セントレアを探索に、遊びに行ってくださいね。
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