岐阜県の下呂温泉は「美人の湯」として知られる日本3名泉の1つ。とってもなめらかなお湯で肌の角質が落ちやすく、肌がツルツルすべすべになるのが実感できます。
下呂温泉街でしか味わえない温泉グルメやスイーツもあり、食べ歩き散策も楽しみです。足湯があちこちにあるので、タオル持参で散策するといいですよ。
この記事では、下呂温泉の楽しみ方として、食べ歩きグルメ5選、散策で行きたいスポット7選、アクセス駐車場についてご紹介します。
下呂温泉に行かれる前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
下呂温泉の楽しみ方 食べ歩きグルメ5選
下呂温泉街はコンパクトなエリアに下呂温泉ならではのお店が並んでいて、いろんな発見があります。下呂温泉に来たらチェックしてほしい5つのお店をご紹介します。
ゆあみ屋の温玉ソフト
下呂温泉街のチャップリン像がある白鷺橋の北側の通りにある「ゆあみ屋」は、お土産やオリジナル商品(温泉コスメや石鹸)の販売だけでなく、温泉スイーツもいただけます。
濃い牛乳味のソフトクリームに温泉卵がのっかった「温玉ソフト」は、底に入った玄米フレークも一緒にかき混ぜると、濃厚クリーミーなカスタードクリームみたいになります。
「ほんわかプリン」は温泉で温められた下呂牛乳100%のあったかいプリンで、スプーンですくいにくいくらいトロットロ、飲めるプリンって感じです。(あたたかいプリンは店頭で食べる場合のみの販売です。)
店内で足湯しながらスイーツがいただけるんですが、混雑していました。外のテーブルとベンチでいただくこともできますよ。
NITAROUの栗スイーツ
中津川に本店があり、下呂駅前にもお店がある「仁太郎」の湯之島店「NITAROU」では、五平餅やわらび餅、あんこシュー、モンブランソフトなどがいただけます。
店内にはイートインスペースもあり、外にはベンチも置かれています。
テイクアウトで人気なのは栗きんとんのそぼろをまぶした「栗子餅」、黒蜜が練り込まれてきな粉をたっぷりまぶした「わらび餅」です。
特に、伸びる食感のわらび餅は売り切れてしまう日が多いので、早めに購入するようにしてくださいね。
下呂プリンのレトロプリン
「鷺の足湯」前にある「下呂プリン」は、行列ができるほどの人気店。もとは銀行だった建物を改装し、店内はかつてお風呂屋さんだったようなイートインスペースになっています。
かわいらしいカエルや黄色いヒヨコ、ケロリンの黄色い洗面器があちこちに置かれていて、プリンを並べて映え写真を撮る姿があちこちで見られました。
プリンは「レトロプリン」「なめらかプリン」のほか、フルーツゼリーやコーヒーゼリーと2層になったプリンなど、目移りしちゃいます。
テイクアウトにすると、かわいい紙袋に入れてもらえますよ。
住所:下呂市湯之島545-1
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
ゲロゲロバタースタンドの焼きおにぎり
黄色いバターが垂れてるような、人目を惹く「GEROGEROバタースタンド」。ゲロ牛乳の生クリームを使用したゲロバターのバターサンドやバターの焼きおにぎりがいただけます。
醤油でこんがり焼いた焼きおにぎりに花かつおとバターがのせられると、なんとも言えないバター醤油のニオイが広がって、それだけで「絶対おいしい」と確信しちゃう1品です。
入り口では牛さんがミルク風呂に浸かっていて、足湯もできます。ミルクとイチゴミルクの入浴剤が日替わりで入っているんだとか。
ゲロバターのクッキーなどのお土産もあります。本のように見える色とりどりのBOOK缶に入ったバタークッキーが棚に並んでて、そのかわいらしさに一目ぼれして購入しちゃいました。食べたあとは小物入れとして使えそうです。
店内には壁も床も、まっ黄色の「バターの部屋」もあり、見せる(魅せる)お店なのでぜひ覗いてみてくださいね。
森のこみちの冷やしメロンパン
GEROGEROバタースタンド横にある「森のこみち」、中に入ると大きなトトロがバス停に立っていて、赤い傘を持ってトトロと一緒に写真を撮ることができます。
ジブリ作品のグッズや北欧の雑貨などが所狭しと並べられていて、その奥にグーチョキパン屋さんみたいなスイーツとパンのお店があります。
GEROゲロかえるパンはちょっと大きめの抹茶メロンパン、顔がそれぞれ違っていて、愛嬌たっぷり。午後の早い時間に売り切れてしまうので、なかなか巡り合えなかったりします。
食べ歩きにぴったりな「冷やしメロンパンジェラート(期間限定)」は、オーブンで温めたメロンパンに飛騨牛乳100%の手作りのバニラジェラードがたっぷり。
外側はあったかくてサクサク、甘さを感じるメロンパンに、中は濃厚なジェラードでひんやり。ひとりで食べるにはちょっとボリューミィですが、食べ歩きにおすすめの1品です。
下呂温泉の楽しみ方 散策スポット7選!
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加恵瑠神社
下呂プリン近くにある「加恵瑠(かえる)神社」、燈籠の灯り窓もカエル、手水舎にもカエル、拝殿横には柳に飛びつこうとしてるカエル…カエルがいっぱいです。
お賽銭を入れると加恵瑠大明神さまからの「お告げ」が音声で流れ、最後に「ケロケロっ」で終わります。
カエルと言えば猿田彦大神の使いなんですが、特に謂われ(由緒)もなく、観光向けの神社です。「無事に帰る」の語呂合わせ祈願でお参りしてみても楽しいですよ。
※書き置きの御朱印やおみくじもあります。
住所:下呂市湯之島543-2
下呂発温泉博物館
加恵瑠神社の横にある「下呂発温泉博物館」は、温泉の専門博物館。温泉の湧きだす仕組みや効能、温泉の歴史について学ぶことができます。
日本全国の温泉地のパンフレットやポスターも揃っていて、次はどこに行こうかなぁ、なんて考えたりしながら、石が敷き詰められた足湯を歩くと、足裏が刺激されてとってもスッキリ。
温泉知識を深めることができて、思ったより楽しめる博物館です。
※温泉博物館前にある駐車場は月極駐車場で、道を挟んだ反対側にあるコインパーキングが温泉博物館の駐車場になります。1時間無料、以降30分100円。
住所:下呂市湯之島543-2
料金:大人400円 こども200円
営業時間:9:00~17:00
休館日:木曜日(祝日は営業、翌日休み)
湯めかし堂
白鷺橋から白鷺坂を上がっていき、「白鷺の湯ビーナスの足湯」の正面にある「湯めかし堂」は、ここでしか買えない、メイドイン下呂のコスメが並ぶお店。
オリジナルのハンドクリームや下呂の温泉水と米ぬかが入った化粧水など、お土産にもらったら喜んでもらえそうなコスメアイテムが並んでいます。
見てるだけでワクワクしちゃいますよ。お店の前には写真スポットになっていて、観光客が次から次へと写真を撮っていました。
※かつてここにあった、下呂牛乳100%使用したドリンクやスイーツのお店「GERO GERO ミルクスタンド」は移転オープン予定です。
さるぼぼ神社
お土産屋さんの一角にある「さるぼぼ神社」、たくさんのさるぼぼが祀られているお社があり、その前に宝船にのったさるぼぼが置かれた足湯があります。
さるぼぼは「安産」「良縁」「子供の成長」「無病息災」の願いが込められた赤い人形のお守りでしたが、現在は色によってご利益が違う飛騨地方のお土産物として販売されています。
俵に乗った緑色のさるぼぼ(恵比寿:商売繁盛の神)が祀られている場所には、いろんな色のさるぼぼが描かれた絵馬がたくさん吊るされていました。
遊び心がいっぱいのさるぼぼ神社です。
※「さるぼぼはうす」では、飛騨牛を使ったジューシーな「飛騨牛まん」が食べられますよ。
住所:下呂市湯之島780
下呂温泉神社
白鷺橋の角の、下呂温泉旅館会館の1階にある「下呂温泉神社」は、温泉が湧き出る霊岩が御神体の湯殿山神社(山形県)から分霊して、1989年に創建されました。
毎年10月8日には例祭が行われていて、地元で大切にされている神社です。御朱印やお守りなどはありません。
住所:下呂市湯之島801-2
温泉寺
ビーナスの足湯がある「白鷺の湯」から北へ行くと173段の階段があり、山門を抜けると下呂の町並みが一望できます。「温泉寺」があります。
本堂前にある下呂の湯の守り本尊・湯薬師如来尊像からは、下呂温泉の霊湯が湧き出ていて、身体の痛い部分にかけると良いそうです。
下呂温泉は江戸時代中期には大勢の人たちが湯治に訪れていて、寺には病気平癒した人たちが奉納した絵馬がたくさん残されています。
病気平癒や健康祈願に参拝される方が多いお寺です。11月中旬には紅葉ライトアップも行われます。は、
住所:下呂市湯之島680
※日没まで自由参拝
下呂温泉でなぜかチャップリン
下呂温泉街に来たら必ずここで写真を撮る、白鷺橋の上の「喜劇王チャップリンの像」、映画「キッド」のワンシーンが再現されています。
下呂温泉にチャップリンが来たという話はなく、縁もゆかりもないのになぜ?って思っちゃいますよね。
実は…下呂温泉街にはハリウッドスターの銅像がいくつか作られる予定があったそうです。もしかしたら橋の反対側にはマリリンモンローがスカート押さえて立っていたのかもしれません。
第1号のチャップリン像が2001年にできてから…計画は中断。
なんだかチャップリンも淋しそう…ですが、カップルがチャップリンの両隣りに座って写真を撮ると結ばれるという噂があり、たくさんのカップルに挟まれて、チャップリンは今日も写真に納まっています。
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下呂温泉のアクセスと駐車場は?
名古屋から下呂温泉に行くには、JR高山線特急列車ひだ号で約1時間半、「下呂駅」で下車します。
JR名古屋駅太閤通口前から下呂温泉直行バスもあります。
往路:名古屋駅10:40発→下呂温泉着13:00頃、復路:下呂温泉14:00発→名古屋着16:30頃。
毎日運行で、料金は片道2,800円、往復で3,700円(3歳以上同一料金)。下呂温泉旅館協同組合に加盟している旅館に宿泊が条件で、日帰りでは利用できません。
下呂温泉へ車で行く
名古屋から下呂温泉に車で行くなら、中央自動車道「中津川IC」→国道257号線で約1時間がおすすめです。信号少なめでのどかな道を走ることができて、途中には道の駅などがあり、休憩がしやすいです。
木曽川を渡る城山大橋から、天空の城「苗木城」が右手に見え、たち寄ることもできます。
名神高速道路「小牧IC」→国道41号線で約2時間、または東海環状自動車道「美濃加茂IC」→国道41号線で約1時間で行くこともできます。
国道41号線沿いにも道の駅があるので安心です。ただ、国道41号線は国道257号線に比べるとカーブが多いような気がします。気をつけて運転してくださいね。
下呂温泉街の駐車場は?
下呂温泉に宿泊するなら、宿泊先ホテルの駐車場が使えるのですが、日帰りの場合は駐車場が必要です。周辺の駐車場はこちら↓
住所:下呂市湯之島546-8
料金:60分100円
※温泉博物館利用で1時間無料、普通乗用車のみ駐車可
住所:下呂市森1088
料金:最初の1時間100円、以降30分100円、最大料金24時間1,500円
※湯の町通り入口
住所:下呂市森1088
料金:20分100円、最大料金24時間1,500円
※下呂大橋上流側
住所:下呂市森1148-1
料金:最初の1時間100円、以降30分100円、最大料金24時間1,500円
※阿多野谷左岸
住所:下呂市湯之島916-11
料金:30分100円
※クアガーデン利用で1時間無料、立体駐車場
合掌村駐車場、朝市合掌村駐車場は終日無料ですが、合掌村駐車場から白鷺橋まで徒歩約15分ほどかかります。
さいごに
下呂温泉で食べたいおすすめ5選、散策で行きたいエリア5選、アクセス駐車場についてお伝えしました。
あんまり食べ歩きしちゃうと、ホテルでの夕食が食べられなくなっちゃうかも…と気になりながらも、つい食べちゃうんですよね~。
名古屋から2時間弱で行ける下呂温泉、のんびり温泉に入ってお肌ツルツル感を味わって、おいしいものを食べて、日々のストレスを癒してくださいね。
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