美肌の湯として名高い「下呂温泉」は、自然と温泉情緒に包まれた、心と体を癒せる場所。とってもなめらかなお湯で肌の角質が落ちやすく、肌がツルツルすべすべになると人気があります。
下呂温泉街でしか味わえない温泉グルメやスイーツもあり、食べ歩き散策もおすすめ。足湯があちこちにあるので、タオル持参で散策するといいですよ。
この記事では、大人世代におすすめしたい「食べ歩きグルメ」と「散策スポット」をご紹介します。
駅から徒歩圏内でアクセスも良く、コンパクトにまとまった温泉街だから、のんびり歩いて楽しめますよ。
【下呂温泉で味わう】心なごむ食べ歩きグルメ5選
下呂温泉街はコンパクトなエリアに下呂温泉ならではのお店が並んでいて、いろんな発見があります。
ゆあみ屋:温玉ソフト&飲めるプリン

白鷺橋そばにある「ゆあみ屋」は、名物の温泉スイーツが人気。
なかでも「温玉ソフト」は、濃厚ソフトクリームに温泉卵がトッピングされたユニークな逸品。底に入った玄米フレークも一緒にかき混ぜると、濃厚クリーミーなカスタードクリームみたいになります。
ほんのり温かい「ほんわかプリン」も絶品で、スプーンですくえないほどのとろとろ感は一度体験したい味わいです(あたたかいプリンは店頭で食べる場合のみの販売)。
店内の足湯に浸かりながら味わうのもおすすめです。
NITAROU:栗と和スイーツを味わう

中津川の老舗「仁太郎」の下呂温泉店では、栗きんとんを使った「栗子餅」や、黒黒蜜が練り込まれてきな粉をたっぷりまぶした「わらび餅」など、和スイーツを楽しめます。
どこか懐かしい味に、心もほっこり。店内のイートインスペースや外のベンチでゆっくり味わえます。
特に、伸びる食感のわらび餅は売り切れてしまう日が多いので、早めに購入するようにしてくださいね。
下呂プリン:大人気のレトロプリン

「鷺の足湯」前にある「下呂プリン」は、行列ができるほどの人気店。昔の銀行を改装した店内は、昭和レトロなお風呂屋さんの雰囲気。
店内のイートインスペースには、かわいらしいカエルや黄色いヒヨコ、ケロリンの黄色い洗面器があちこちに置かれていて、プリンを並べて映え写真を撮ることができます。
人気の「レトロプリン」「なめらかプリン」は、どこか懐かしくて、食べるだけでほっとする味。テイクアウトも可能で、かわいらしい紙袋が旅の思い出にもなります。
住所:下呂市湯之島545-1
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
GEROGEROバタースタンド:バター香る焼きおにぎり

黄色いバターが垂れてるような、人目を惹く「GEROGEROバタースタンド」。
「バター醤油の香りがたまらない!」と評判の「バターの焼きおにぎり」は、醤油でこんがり焼いた焼きおにぎりに花かつおとバターがのせられて、外カリッ、中ふっくら。
ここでしか味わえない、ゲロ牛乳の生クリームを使用した「ゲロバターサンド」やユニークなバター缶クッキーもお土産にぴったり。
入り口では牛さんがミルク風呂に浸かっていて、足湯も楽しめますよ。
森のこみち:ひんやり冷やしメロンパン

GEROGEROバタースタンド横にある「森のこみち」、中に入ると大きなトトロがバス停に立っていて、赤い傘を持ってトトロと一緒に記念写真を撮ることができます。
「GEROゲロかえるパン」はちょっと大きめの抹茶メロンパン、顔がそれぞれ違っていて、愛嬌たっぷり。午後の早い時間に売り切れてしまうので、なかなか巡り合えなかったりします。

季節限定の「冷やしメロンパンジェラート」は、温かいサクサクのメロンパンに、飛騨牛乳100%の濃厚で冷たい手作りジェラートが絶妙にマッチ。
ひとりで食べるにはちょっとボリューミィですが、食べ歩きにおすすめの1品です。
【ゆっくり楽しむ】下呂温泉街のおすすめ散策スポット7選
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加恵瑠神社(かえるじんじゃ):ユーモアたっぷりの癒しスポット

下呂プリン近くにある「加恵瑠(かえる)神社」は、「無事にかえる」の語呂合わせで人気の神社。
境内にはユニークなカエルがあちこちに。燈籠の灯り窓もカエル、手水舎にもカエル、拝殿横には柳に飛びつこうとしてるカエル…カエルがいっぱいです。
お賽銭を入れると「ケロケロ~」と加恵瑠大明神さまからのお告げが流れる楽しい仕掛けも。旅の安全祈願にぜひ。
※書き置きの御朱印やおみくじもあります。
住所:下呂市湯之島543-2
下呂発 温泉博物館:足湯も楽しめる学びスポット

「下呂発温泉博物館」は、温泉の湧きだす仕組みや効能を学べる珍しい博物館。石が敷き詰められた足湯は足裏を刺激して健康にも◎。
日本全国の温泉パンフレットもあり、次の旅行のヒントにもなります。
※温泉博物館前にある駐車場は月極駐車場で、道を挟んだ反対側にあるコインパーキングが温泉博物館の駐車場になります。1時間無料、以降30分100円。
住所:下呂市湯之島543-2
料金:大人400円 こども200円
営業時間:9:00~17:00
休館日:木曜日(祝日は営業、翌日休み)
湯めかし堂:温泉地ならではのコスメを

白鷺橋から白鷺坂を上がっていき、「白鷺の湯ビーナスの足湯」の正面にある「湯めかし堂」は、ここでしか買えない、メイドイン下呂のコスメが並ぶお店。
下呂温泉の温泉水や米ぬかを使った自然派のハンドクリームや化粧水など、お肌にやさしいお土産として女性に人気です。
さるぼぼ神社:カラフルな絵馬に願いを込めて

飛騨地方の守り神「さるぼぼ」が祀られている神社。足湯も併設されています。
さるぼぼは「安産」「良縁」「子供の成長」「無病息災」の願いが込められた赤い人形のお守りでしたが、現在は色によってご利益が違う飛騨地方のお土産物として販売されています。
俵に乗った緑色のさるぼぼ(恵比寿:商売繁盛の神)が祀られている場所には、色とりどりの絵馬が並んでいて、見ごたえ充分。
※「さるぼぼはうす」では、飛騨牛を使ったジューシーな「飛騨牛まん」が食べられますよ。
住所:下呂市湯之島780
下呂温泉神社:湯の守り神に感謝を

白鷺橋の角の、下呂温泉旅館会館の1階にある「下呂温泉神社」は、下呂の温泉に感謝を込めてお参りしたい、静かな神社。
温泉が湧き出る霊岩が御神体の湯殿山神社(山形県)から分霊して、1989年に創建されました。
派手さはないですが、地域の人々に大切にされている神聖な場所です。※御朱印やお守りなどはありません。
住所:下呂市湯之島801-2
温泉寺:173段の階段の先にある絶景

ビーナスの足湯がある「白鷺の湯」から北へ行き、173段の階段をのぼると下呂の街並みを見渡せる「温泉寺」。
本堂前にある下呂の湯の守り本尊・湯薬師如来さまの霊湯は、体の悪いところにかけるとご利益があると言われています。
下呂温泉は江戸時代中期には大勢の人たちが湯治に訪れていて、寺には病気平癒した人たちが奉納した絵馬がたくさん残されています。
住所:下呂市湯之島680
※日没まで自由参拝
チャップリン像:ちょっと不思議な記念撮影スポット

白鷺橋にあるチャップリン像は、なぜここに?と思うけれど、観光客の人気スポット。映画「キッド」のワンシーンが再現されています。
下呂温泉にチャップリンは縁もゆかりもないのですが…実は、下呂温泉街にはハリウッドスターの銅像がいくつか作られる予定があったそうです。
もしかしたら橋の反対側にはマリリン・モンローがスカート押さえて立っていたのかもしれません。しかし、第1号のチャップリン像が2001年にできてから…計画は中断。
カップルがチャップリンの両隣りに座って写真を撮ると「結ばれる」という噂があり、たくさんのカップルに挟まれて、チャップリンは今日も写真に納まっています。
下呂温泉のアクセスと駐車場情報

電車でのアクセス
名古屋駅から特急「ひだ号」で約1時間30分。「下呂駅」で下車すれば、温泉街はすぐ目の前。旅館からの送迎もあり、移動も楽々です。
バスでのアクセス(宿泊者限定)
名古屋駅から下呂温泉直行バス(完全予約制)も運行中。乗り換えなしで安心です。下呂温泉旅館協同組合に加盟している旅館に宿泊が条件で、日帰りでは利用不可。
料金 片道:2,800円 往復:3,700円(3歳以上同一料金)
往路:名古屋駅10:40発→下呂温泉着13:00頃、復路:下呂温泉14:00発→名古屋着16:30頃。
車でのアクセス

名古屋方面から中央自動車道「中津川IC」下車、国道257号線で約1時間。信号少なめでのどかな道を走ることができて、途中には道の駅などがあり、休憩がしやすいです。
木曽川を渡る城山大橋から、天空の城「苗木城」が右手に見え、たち寄ることもできます。
名神高速道路「小牧IC」または「美濃加茂IC」からも国道41号線でアクセス可能。
国道41号線沿いにも道の駅があるので安心です。ただ、国道41号線は国道257号線に比べるとカーブが多いので、気をつけて運転してくださいね。
下呂温泉街の駐車場は?
下呂温泉に宿泊するなら、宿泊先ホテルの駐車場が使えるのですが、日帰りの場合は駐車場が必要です。周辺の駐車場はこちら↓
住所:下呂市湯之島546-8
料金:60分100円
※白鷺の湯・温泉博物館利用で1時間無料
住所:下呂市森1088
料金:最初の1時間無料、以降30分100円
※湯の町通り入口
住所:下呂市森1088
料金:20分100円、最大料金24時間1,500円
※下呂大橋上流側
住所:下呂市森1148-1
料金:最初の1時間無料、以降30分100円
※阿多野谷左岸
住所:下呂市湯之島916-11
料金:30分100円
※クアガーデン利用で1時間無料、立体駐車場
合掌村駐車場、朝市合掌村駐車場は終日無料ですが、合掌村駐車場から白鷺橋まで徒歩約15分ほどかかります。
さいごに
下呂温泉は、温泉と自然、グルメや散策がすべて徒歩圏で楽しめる、シニアにぴったりの癒しの温泉地。
美味しいものを食べながら、ゆっくりと心と体を休める旅で、日々のストレスを癒してくださいね。
ぜひ、次の旅先に下呂温泉を選んでみてくださいね。
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