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ジブリパークどんどこ森の見どころ楽しみ方は?サツキとメイの家は発見がいっぱい!

ジブリパークどんどこ森のトトロ

心地よい木漏れ日が降り注ぐ「どんどこ森」は、「となりのトトロ」の世界を再現したエリア。まっくろくろすけが出てきそうなサツキとメイの家と、トトロがいるどんどこ堂が見どころです。

この記事では、ジブリパーク「どんどこ森」の見どころ楽しみ方とスロープカー、お土産屋さん、どんどこ森に続く楼門についてご紹介します。

春夏秋冬と季節によって、風景や音が変わる、自然のエリアを楽しんで下さいね。

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どんどこ森の見どころ楽しみ方は?

どんどこ森は「となりのトトロ」の世界観が広がる、昭和30年代初期の田舎の風景が広がるエリア。サツキとメイの家は「大さんぽ券プレミアム」で見ることができます。

サツキとメイの家

ジブリパーク「サツキとメイの家」

2005年に開催された愛知万博の時に作られたパビリオン「サツキとメイの家」は、和洋折衷の2階建て、伝統的な木造家屋の建築技法で建てられています。(2階は非公開)

  • 昭和10年頃に建てられて、築25年の設定
  • 鬼瓦の部分にはトトロの「と」の字が入っている
  • 台所と外の2か所に井戸にポンプがある(台所の手押しポンプはちゃんと水が出ます)
  • 窓ガラスは解体される古民家から集めてきたものを利用
  • パーゴラの支柱の根元部分が腐食して危なそうに見えるのも、そのまま再現
  • まっくろくろすけ(ススワタリ)が出そうな隙間まで再現されている
  • 薪で炊くタイルの風呂釜は実際にお湯を沸かすことができる

家具も置かれているモノすべてが映画と全く同じに再現されています。押し入れやタンスの中、炊事場の戸棚も覗いてみてくださいね。昭和30年代の生活をリアルに感じることができます。

玄関横にあるブレーカーも昭和初期のものが再現されています。絶縁体の陶器製の碍子(がいし:電気を絶縁して電線を支えるもの)もついています。

「となりのトトロ」は昭和30年代のお話なんですが、サツキとメイの家は昭和初期に建てられた家に草壁家が引っ越してきた、という設定なので、家自体はさらに古い作りなんですね。

台所には歯ブラシが4本、部屋中に草壁家の生活感がにじみでてて、なんだかサツキとメイの声が聞こえてきそうです。

外の井戸のポンプはちょっと錆びついていて、そのそばには「穴あきバケツ」も置かれていますよ。手に取って、穴あきバケツの底からメイちゃんの目線で、周りを見回してみてくださいね。

どんどこ森のどんどこ堂

ジブリパークどんどこ森のどんどこ堂

どんどこ森は季節を感じることができるエリア、ブナやナラの木が生い茂った丘の上にあり、季節によって風景が変わっていきます。

サツキとメイの家の手前にある登山口から裏山へ行くには、100段の階段を上がります。途中に5連の木製アーチがあり、その奥に高さ約5.2mのどんどこ堂(トトロの木製遊具)があります。

この木製アーチは、金具を一切使わないで、伝統的な木組み製法で組み立てられています。言われなきゃ気が付かないようなとこまでこだわってる、これがジブリパークなんですね。

緩やかな山道をまわってどんどこ堂に向かうなら、スロープカー乗り場がある前の道を進みます。

どんどこ堂(トトロのおなか)には木のはしごを上って、小学生以下のこどもが5~6人、入って遊ぶことができます。どんどこ堂は公園中央を向いていて、山の上から公園を見守ってるって感じです。

ジブリパークどんどこ森のどんどこ堂

子どもがいないときに、地面に足をつけた状態で中をのぞかせてもらいました。オープンして1年以上たつのに、まだヒノキのいい香りがして、とっても幸せな気分になりました。

このどんどこ堂(トトロ)の爪とヒゲはステンレス製なんですが、爪は1本1本形が違っていて、ぎふの刀鍛冶の職人さんがこだわって手作りしたものです。

目と鼻は瀬戸焼き、屋根は手で1枚1枚割ったものなので、大きさがバラバラ…そんな1つ1つのパーツが職人さんたちの技術によって、ヒゲと爪以外は土に還る自然素材でどんどこ堂が作られています。

さりげなく愛知のモノつくりにこだわった製品がパーク内に散りばめられています。

※どんどこ堂のトトロの奥に、スロープカー「山頂駅」があります。

どんどこ売店

山頂にあるお土産屋さん「どんどこ売店」は、神社の社務所みたいな雰囲気。屋根飾りがとってもかわいいので、忘れずに見上げてくださいね。

ここでしか買えない「どんどこ堂」のミニチュアや、カオナシ、シシ神さま、どんどこ堂が描かれたオリジナルのお守り袋キーホルダー、どんどこ堂の御朱印帳などが販売されています。

なんと、トトロの熊手もあります。赤い鯛2匹の上にどんどこ堂(トトロ)や小トトロがついていて、とっても華やかです。

どんどこ森のスロープカー「どんどこ号」

ジブリパーク「どんどこ森」に設置されたスロープカー

どんどこ堂へ向かう裏山へは、散策路と階段があるんですが、車いすやベビーカーでも乗車できるスロープカー「どんどこ号」が整備されます。全長約80m、定員8名。

昭和30年~40年に名古屋市内を走っていた路面電車をぎゅっと小さくしたようなデザインで、高低差を2分くらいで移動します。斜めに動くエレベーターって感じです。

とっても静かですぅ~っと動いて揺れもないので、小さいお子さんも安心して乗ることができます。

スロープカー「山麓駅」近くに、サツキがメイを背負ってお父さんを待ってたバス停がありますよ。

どんどこ処(お土産屋さん)

ジブリパーク「どんどこ森」ちかくの「どんどこ処」

どんどこ森へ行く道の途中に「どんどこ処」という小さなお土産物屋さんがあります。

木で作ったドングリ型のバードコール(金具を回すと「キュキュキュッ」と小鳥の鳴き声がします)や手ぬぐい、どんどこ飴などが売られています。

どんどこ森の外(無料エリア)にあるので、誰でも購入することができますよ。

どんどこ処の隣はトイレです。

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どんどこ森の所要時間は?

愛・地球博公園のどんどこ森につながる道

どんどこ堂の所要時間は…サツキとメイの家をじっくり見て30分~40分、散策路を歩いて裏山のどんどこ堂まで行って戻るのに20分くらい…だいたい1時間くらいでしょうか。

ただ、小さな子供さんが一緒だと、どんどこ堂で遊ぶ時間によって、所要時間が大きく変わるかもしれません。

どんどこ堂は他のエリアと離れているので、もし、どんどこ森のあとに「ジブリの大倉庫」「青春の丘」に行かれる場合は、時間に余裕を持って移動してくださいね。

※「どんどこ森」は西駐車場から「日本庭園」を抜けて歩いた先にあります。

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ジブリパーク園内バスが無料で便利!

モリコロパーク内を走る園内バス
園内バス(無料)

愛・地球博記念公園内には、今までの既存施設をまわる「西ルート」と、ジブリパークのエリア間を移動する「東ルート」の無料バスが運行されます。

西ルート:愛知県児童総合センター・大観覧車・水のエリア・西駐車場・公園西口・森の学舎

東ルート:地球市民交流センター・あいちサトラボ・大芝生広場・ジブリの大倉庫・公園西口・日本庭園・どんどこ森

どんどこ森は園内無料ルートバス「東ルート」で行くことができますが、「どんどこ森」は降車するバス停と乗車するバス停がちょっと離れているので注意してくださいね。

乗車するバス停は、降車したバス停から300mほど先に行ったところにあります。

※どんどこ堂近くのバス乗り場は、満席率が高いです。ぎりぎりに行くと乗車できない可能性もあるので、注意してくださいね。

猫の城遊具前から「ネコバス」に乗って、どんどこ森近くまで行くこともできます。片道大人(中学生以上)1,000円、4歳から小学生までのこどもは500円。

「どんどこ森」から「ジブリ大倉庫」への移動は、歩いて約20分、「どんどこ森」から「青春の丘」まで歩いて約25分かかります。

どんどこ森への近道は楼門を抜けて

ジブリパークのどんどこ森へ抜ける楼門

どんどこ森は愛・地球博記念公園の南側、北口から歩いて25分ほどかかります。

どんどこ森へ抜ける山道の入り口は、林床花園(ジブリの大倉庫の南側)にある「千と千尋の神隠し」の不思議な街への入り口のような稲楼門(いなろうもん)から中に入ります。

この楼門は、大正時代(1923年)に名古屋市中村区に建築された「料亭 稲本」の入り口にあった門で、2018年に解体されました。解体時に楼門をジブリが譲り受けて、愛知県に寄付したんだとか。

ベンガラ塗りの赤い壁に、緑色の瓦屋根が付いた中国風の楼門で、高さは約5.3m、幅約9m。異国情緒たっぷりの門をくぐるだけで、なんだかワクワクしちゃいますよね。

ジブリっぽいけど、実は戦前に建てられた貴重な「名古屋市都市景観重要建築物」の一部。屋根上の両端につけられた鴟尾(しび:魚の尾のような飾り)は、鬼瓦などを作る鬼師さんが新たに作成しました。

楼門を入った奥には、ちょっと休憩に便利なあずまやが4棟建てられています。

出典:スタジオジブリ

門をくぐった正面にいる白いキャラクターは…石人?

ジブリパーク
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙1533(愛・地球博記念公園内)
営業時間:平日 10:00〜17:00 土日祝日 9:00〜17:00
休館日:火曜日(春休み・夏休み・冬休み期間中は開館)・年末年始

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※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

ジブリパークのどんどこ森の見どころや楽しみ方をお伝えしました。

2005年に建てられたサツキとメイの家は、年月が経って、さらに建物が使いこまれたような風合いが出てきて、とってもしっくりした雰囲気になっていました。

どんどこ堂(トトロのおなかの中)には子どもしか入れないのはちょっと残念、トトロの大きな口から見える風景は、どんな風景なんでしょうか?

どんどこ森とサツキとメイの家で、懐かしい昭和の風景を味わってくださいね。

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