ジぶりぱーくの「青春の丘」エリアは、メインエントランスから入った先にある「エレベーター塔」と、エレベーターを下りた左側にある「地球屋」「猫の事務所」で構成されています。
この記事では、ジブリパーク「青春の丘」の見どころと所要時間をご紹介します。
地球屋の中にあるテーブルの上のものを触ったり、引き出しを開けたりできるので、いろんな場所をじっくり見てくださいね。
ジブリパーク青春の丘の見どころは?
地球屋の中は5感を研ぎすませて

公園北口(メインの入り口)から入って、エレベーター塔で1階に下りた東側に「耳をすませば」のアンティークショップ「地球屋」が建っています。
地球屋の前にはロータリーがあり、中央にヒマラヤスギ、地球屋の前には聖司くんの自転車と黄色いジャンパー、アンティーク家具や時計の修理を行う「地球屋」がそっくりそのまま再現されています。
玄関を入ると映画の中に登場したからくり時計があり、00分と30分になると、時計の下のからくり部分が開いて、ドワーフたちが宝石を掘りだす姿を見ることができます。
時計はリアルタイムより10分ほどずれています。時計の文字盤の8の部分に王様が現れると、文字盤の上の羊がエルフの王女となって現れるので、チャンスを逃さないようにしてくださいね。
テーブルの上には、光によって目をキラキラ輝かせたバロンが出迎えてくれます。リビングの壁には、バイオリンの形の壁掛け時計が掛かっていますよ。

置かれた電話機には「グーチョキパン屋(魔女の宅急便)」の電話番号が貼ってありました。地球屋の店主さんはグーチョキパン屋がお気に入りなんですね。(作品を超えてつながってる感がいいですね。)
キッチンの隅にさりげなく置かれた新聞(十字に縛ってある)は、1994年8月(夏休み)の、当時の本物の新聞です。映画と同じ時代…なんですが、1994年は平成6年。
それにしては置いてある炊飯器や冷蔵庫(アメリカ製)は昭和っぽいんですよね~。でも、キッチンの下の引き出しを開けると食洗器がついてたりして、時代がごちゃまぜな感じです。
「地球屋」の少し狭い階段を下りた1階にはバイオリン工房が2部屋あります。
ついさっきまで聖司くんがいたかのような、工具といっしょに作りかけのバイオリンが置かれた部屋は、木くずまでリアルに再現されています。
バイオリンを塗装する部屋は、バイオリンを作る部屋と違った匂いがして、なんと匂いまで再現されているんだとか。匂いの違いを確認してくださいね。
一部のバイオリンは手に取って触ることも、演奏することも可能です。
アンティークの家具や回転木馬が映画の世界そのままそっくりリアルに再現されていて、食卓や台所も完備、家具家電も揃っているので、寝泊まりできちゃいそうです。
鍋焼きうどんが食べたくなるような、カントリーロードを歌いたくなるような気分になっちゃいますよ。

写真↑は、南側から見た「地球屋」、バルコニーからは公園を見下ろすことができます。「魔女の谷」「もののけの里」も見えるんだとか。
ぜひバルコニーからの風景もチェックしてくださいね。
※地球屋の中は撮影禁止なので注意してくださいね。
猫の事務所の猫の世界

「地球屋」の横には、「猫の恩返し」に登場した「猫の事務所」もあります。
猫のサイズなので、人間が中に入ることはできないんですが、中は食器棚や振り子時計などすべてがミニチュアサイズで完全再現されているので、小窓から中をのぞいてみてくださいね!
シャンデリアも実際に点灯するほど、リアリティが詰まっています。

バロンとムタがソファに座っているのが見えますよ。見る窓によって見えるものが違うので、ぐるっとまわってすべての窓から覗いてくださいね。
猫の事務所の本箱には「ニャーロック・ホームズ」の本が並び、柱時計は「ニャンコー社製」、細かい部分も一切手抜きなし!
猫の事務所の前にある赤いポストを開けると、「猫日(にゃんにち)新聞」が届いています。新聞記事の下には「おさかなクッキー」の広告が載っていたり、本当に発行されてるような猫の新聞です。
地球屋前のロータリーのポスト

地球屋の前にある、大きなヒマラヤスギを囲んだロータリーに、バス停と赤いポスト、公衆電話があります。
公衆電話に入って受話器を耳に当てると…猫の鳴き声が! どんな鳴き声なのか聞いてみてくださいね。(猫の声が大きめなので、びっくりしちゃうかも…)
バスの時刻表は深夜の時間帯の22分(にゃんにゃん)発になっています。「猫の恩返し」で猫の国は夜明けまでだからなんだとか。
掲示板に貼られたポスターも、映画と全くおんなじですよ。
赤いポストは手紙やはがきを投函したら、ちゃんと届く現役ポスト。地球屋の建物がデザインされた記念小型印(消印)を押して配達されます。
地球屋の中で、はがき(6種類)とオリジナル切手シート(地球屋の外観やバロンなどの切手が10種類)が販売されているので、すぐにはがきを出すことができますね。
2023年9月30日(土)までの期間限定なので、チャンスがあったら投函してみてくださいね。
雫が見た夢のトンネル!?

地球屋の建物の下には、「耳をすませば」の雫が見た夢のシーンが再現できちゃう、青い光る石が埋め込まれたトンネルが作られています。
光っていない部分の丸い粒が、なんだかちょっとグロテスクな気がしないでもないんですが…。ふんわりと明るくなったり消えたりする石がとっても幻想的。
「地球屋」の下で、ラピスラズリの鉱脈を探す旅に出かけてみてくださいね。
青春の丘のエレベーター塔

もともと公園内にあったエレベーターの外装だけを改修して作られた、19世紀の空想科学的なエレベーター塔。誰でも利用することができます。
エレベーターに乗って下りると、左側に「青春の丘」、右側奥に「ジブリの大倉庫」があります。なんか、現実からジブリの世界に入っていくための空間移動の乗り物って感じがしますね。
青春の丘は、地球屋(2階建て、地下1階)+猫の事務所、大きなシンボルツリーがあるロータリー広場とエレベーター塔を含んだエリアです。
ロータリー広場には電話ボックスや掲示板の貼り紙まで、そのまま再現されていますよ。
青春の丘の南側にある大芝生広場から、「地球屋」「エレベーター塔」そして「大観覧車」を1枚に写せる撮影スポットがあるので、ぜひ探してみてくださいね。
青春の丘エリアの所要時間は?

青春の丘エリアの所要時間は、1時間ほどとなっています。
いったん外に出ると、再入場はできません。
微に入り細に入り、上も下もとにかく精密に作りこまれているので、じっくりあちこちキョロキョロして、小さな発見をたくさんしてくださいね。
写真↑は、青春の丘「地球屋」近くにあるトイレです。昔の小学校のような雰囲気で、なにか展示されてるのかと思っちゃうような外観のトイレですね。
※「青春の丘」から「ジブリ大倉庫」への移動は、歩いて約5分、「青春の丘」から「どんどこ森」まで歩いて約25分かかります。
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙1533(愛・地球博記念公園内)
営業時間:平日 10:00〜17:00 土日祝日 9:00〜17:00
休館日:火曜日(春休み・夏休み・冬休み期間中は開館)・年末年始
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※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
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さいごに
ジブリパークの「青春の丘」エリアについてお伝えしました。
「地球屋」の中については、まだまだ全容が明らかになっていません。何か情報が入り次第、追記いたします。
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