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秀吉清正記念館の見どころと加藤清正ゆかりの地!常泉寺と妙行寺と清正公社

名古屋市中村区常泉寺

熊本城を築城した加藤清正は、秀吉と同じ尾張中村の生まれってご存じですか?

熊本で絶大な人気を誇る加藤清正ですが、生誕地の名古屋市にも清正の残した足跡をたどることができます。

この記事では、秀吉清正記念館の見どころ、加藤清正が創建した常泉寺の見どころと御朱印、加藤清正の先祖のために建てた妙行寺の見どころと御朱印についてご紹介します。

加藤清正についていろんな逸話を知ると、清正公の足跡をたどって熊本城まで行きたくなっちゃうかもしれませんよ。

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名古屋市秀吉清正記念館の見どころは?

中村公園の1角に建つ「中村公園文化プラザ」の2階にある「秀吉清正記念館」では、尾張中村出身の豊臣秀吉と加藤清正の功績を示す実物資料や複製が展示されています。(1階は中村図書館です。)

瑞穂区にある名古屋市博物館の分館なんですが、入場無料!です。館内の規模は小さめで、30分くらいあれば見終わっちゃうんですが、しっかりした説明がされていて、見ごたえは充分。

珍しい甲冑姿の秀吉公の肖像画や、ビロードのマントを仕立て直した陣羽織、読み書きを独学で勉強したと思われる秀吉直筆の書状(達筆に見えるのですが、誤字脱字が多いんだとか)もあります。

加藤清正は、母親が親戚同士という縁から秀吉に仕え、武功を挙げた人です。朝鮮で虎退治(向かってくる虎にひるまず鉄砲で一撃)したという逸話が有名ですよね。

記念館には、清正がしとめた?虎のあご骨が展示されています。虎の肉は「長寿の薬」なんだそうで、秀吉が食べた…という話もあります。虎の肉って固そうなイメージですが、どうなんでしょう?

身長190㎝の大男だったと言われる(真偽は不明)清正は、烏帽子形の細長い兜を愛用していました。自分をより大きく見せて敵をたじろかせる、または味方軍に清正がそこにいるという安堵感を与えるため、だったとか。

写真↑は、秀吉が故郷で錦を飾り、友人知人を招いてもてなした姿を描いた浮世絵と、子供の成長や開運を願って作られた、秀吉・清正の土人形です。虎に乗ってるのが清正公です。

▼関連記事▼ 名古屋城の石垣に、清正が普請の協力をした「清正石」があります。
名古屋城の歴史を簡単におさらい!天守閣は入場禁止でも見どころ満載です
秀吉清正記念館
住所:名古屋市中村区中村町茶ノ木25
電話番号:052-411-0035
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)・第4火曜日(祝日は開館)
 年末年始(12/29~1/3)・館内整理日
駐車場:中村公園文化プラザ西側に専用駐車場あり。30分無料、以降1回300円(税込)。
駐車場使用時間:9:00~19:00 
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加藤清正ゆかりの地

加藤清正が創建した常泉寺

中村公園東側に位置する常泉寺は、豊臣秀吉公の廟堂として、1606年に加藤清正によって創建された日蓮宗のお寺です。ご神体として、大阪城にあった太閤秀吉の木彫り坐像が祀られています。

境内には秀吉公の銅像があり、産湯の井戸、ひょうたんがぶら下がった手水舎、秀吉公が11歳の時に植えたとされる柊(ひいらぎ)の木が並んでいます。

秀吉公お手植えとなるともう420年以上も前の木なんですよね。もともと柊は寿命が長い木ですが、幹が衰えても下枝が成長して、ずっと成長しているそうです。すごい生命力ですね。

太閤山常泉寺
住所:名古屋市中村区中村町木下屋敷47
電話番号:052-412-3467
駐車場:境内にあり

常泉寺の御朱印(御首題)は?

常泉寺の御朱印(御首題)は、3種類あります。本堂右手にある庫裏でいただけます。

  • 通常の御朱印(御首題)
  • 秀吉公の月命日(18日)の限定御朱印(御首題)
  • 黒の台紙に金文字の御朱印(御首題)

※日蓮宗では「御朱印」と「御首題(ごしゅだい)」とあって、日蓮宗のみの御朱印帳にはヒゲ文字の「南無妙法蓮華経」の御首題、他の宗派が混じった御朱印帳には「妙法」の御朱印と区別されます。

一般的な区別はあるものの、お寺によっては御朱印帳に御首題を書いていただけることも。日蓮宗のお寺に行かれるときは、御首題帳があると喜ばれそうです。

加藤清正生誕地の妙行寺

常泉寺の南に隣接して建つ妙行寺(みょうぎょうじ)は、名古屋城築城の余材をもらい受けた加藤清正が、先祖の菩提を弔うために自分の生誕地に建てた日蓮宗のお寺です。

清正公堂には、清正公が肥後の国(熊本)に建立した本妙寺の住職が彫った清正像が安置されています。

ずーっと秀吉公を支え続け、秀吉公没後は豊臣家の恩義と徳川政権の中での存続に悩み続けた清正公は、49歳という若さで亡くなり、甲冑姿で埋葬されたそうです。

でもでも。天下人ではない家臣が神格化されて祀られている戦国武将はそんなに多くはありません。それだけ功績を称えられたってことですよね。

清正公のお札を持っていると、勝負事に勝つ、商売がうまくいく、泥棒が来ない、というご利益があると言われています。清正公を祀ったお寺や神社は日本に300ほどあるんですよ! びっくりですね。

正悦山妙行寺
住所:名古屋市中村区中村町木下屋敷22
電話番号:052-412-3362
駐車場:山門前の道を挟んだ対面にあり。

※中村区岩塚にも「妙行寺」があるので、間違えないように気を付けてくださいね。

妙行寺の御朱印(御首題)は?

妙行寺の御朱印(御首題)は、2種類あります。山門から入った正面の庫裏(オレンジ色の屋根の建物)でいただけます。

  • 「清正公大神祇」の御朱印
  • 「南無妙法蓮華経」の御首題

津島市にある清正公社

津島市にある「清正公社」は、加藤清正の叔父の家があったと伝わる場所に、明治18年(1885年)に建立されました。加藤清正は3歳の時に父を亡くし、母とともに叔父の家に身を寄せていたそうです。

この神社では、清正が賊の侵入時に鬼の面を被り、賊を撃退したという伝説が語り継がれていて、今でも鬼の面を被った行列が町を練り歩く鬼祭が伝承されています。

神社には、加藤清正の徳を称えた碑がたてられています。

>>秀吉清正記念館がある名古屋市中村区の観光情報はこちら【楽天たびノート】

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

名古屋市秀吉清正記念館の見どころと、常泉寺、妙行寺の見どころと御朱印についてお伝えしました。

名古屋の3英傑(信長・秀吉・家康)にスポットが当たって、加藤清正は秀吉の家臣の1人、って位置ですが、秀吉と同じく大出世して城持ち大名になった武将です。

加藤清正の足跡もぜひたどってみてくださいね。

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