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味鋺神社のご利益と御朱印とアクセス駐車場は?末社の西八龍社もご紹介!

名古屋市北区の味鋺神社の拝殿

名古屋市北区にある味鋺(あじま)神社は、創立年は不明なものの、平安時代にはすでに鎮座していたという古い神社です。

住宅街の中ですが、迷ったら上をキョロキョロしてみてください。お隣にある護国院の六角堂のてっぺんにある宝珠が目印になりますよ。味鋺神社は護国院の東になります。

この記事では、味鋺神社のご利益と見どころ、御朱印、アクセスと駐車場、味鋺神社の境外社・西八龍社のご利益・御朱印・アクセスについてご紹介します。

味鋺神社はコンパクトにぎゅっと詰まった感じですが、誰でも迎えてくれるような大きさを感じる神社です。参拝者が絶えないのは、守られてる気がする神社だからなんでしょうね。

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味鋺神社のご利益と見どころは?

味鋺神社のご利益は?

名古屋市北区に位置する味鋺(あじま)神社、ご祭神は宇摩志摩治命(うましまじのみこと)、物部氏の祖先とされている神さまで、文武両断、鎮魂、開拓の神さまです。

除災招福、厄除け、家内安全、交通安全、学業成就、事業繁栄、健康長寿などが祈願されています。

神楽殿横には、たくさんの境内社が並んでいます。

  • 熱田社:開拓・諸事繁栄
  • 神明社・日神社・斎宮社:国土安泰、福徳開運
  • 金刀比羅社:国土開発、稲作豊穣
  • 天神社:開拓の神
  • 稲荷社:農耕守護、殖産の神
  • 秋葉社:防火 食物を炊く火の神
  • 洲原社:家族調和、農耕守護
  • 津島社:疫病退散、農耕守護

社務所の前には、大きな椿の木があります。そこで雨宿りした男女がのちに結婚して幸せに暮らしたそうで、縁結びのご利益もあると言われています。ロマンチックですね。

味鋺神社の清正橋

境内には、味鋺神社の南西約100mの溝にかかっていた石橋を移築した「清正橋」があります。名古屋城の築場の際に加藤清正の命によってかけられた橋です。

名古屋市北区の別小江神社にも、くさびのあとが残った「清正橋」の一部が残されています。石垣用のの大きな石を木製のそりに載せて運搬するために、小さな溝でも石橋をかけたんですね。

味鋺神社周辺ではたくさんの古墳が見つかっていて(味鋺古墳群)、古墳の石室を加工して橋に使った?とも考えられています。百塚と言われるほどたくさんあった古墳は、ほとんどが消えてしまいました。

400年以上たった石橋ですが、今でも頑丈な姿で残っています。

▼関連記事▼ 清正橋の一部が残る別小江神社の記事です。
別小江神社のご利益と御朱印を郵送でいただく方法は?アクセスと駐車場も紹介します

味鋺神社の流鏑馬(やぶさめ)

味鋺神社では豊作の年に流鏑馬(やぶさめ)神事が行われていました。

流鏑馬は、馬を走らせながら両手を馬から離して、バランスを崩さないように的に矢を射るんですが、味鋺神社の流鏑馬は的ではなく、東の空に矢を放っていました。

その矢を拾えば「はやり病にかからない」と信じられていて、人々は競って矢を拾ったそうです。

けれども昭和13年に第2次世界大戦がはじまって以降、流鏑馬神事は行われていません。境内の像は、当時の歴史を残すために建立されました。

伝統がある神事でも、ずっと続けていくのは大変なことなんですね。

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味鋺神社の御朱印は?

味鋺神社の御朱印は、拝殿に向かって右手にある社務所でいただけるんですが、社務所が開くのは1日と15日の午前中のみです。

オリジナルの御朱印帳はないので、注意してくださいね。

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味鋺神社のアクセスと駐車場は?

味鋺神社のアクセス・電車で行く

味鋺神社の最寄り駅は、名鉄小牧線「味鋺駅」です。

名古屋駅から向かう場合は、

  • 地下鉄東山線「栄駅」→地下鉄名城線「平安通」→地下鉄上飯田線(犬山行)「味鋺駅」で下車
  • 地下鉄桜通線「久屋大通」→地下鉄名城線「平安通」→地下鉄上飯田線(犬山行)「味鋺駅」で下車
  • 名鉄犬山線「犬山駅」→名鉄小牧線「味鋺駅」※1番簡単な行き方ですが、料金は高めです。

味鋺駅から南西に15分ほど歩きます。(近くを通るバスなどはありません。)

味鋺神社の駐車場は?

味鋺神社の鳥居がある正面を庄内川の堤防に向かう道路端に、参拝者用の無料駐車場があります。ぱっと見は道路なんですが、道路の端に輪留めが付いていて「味鋺神社駐車場」と看板があります。

(車が1台も駐車されていないと)ここに駐車していいの?ってちょっと不安になりますが、もともと交通量が多い道路ではないので、駐車させていただきました。

味鋺神社に一番近い場所(1番)は「宮司さん専用」になっています。1番と2番は輪留めがなく、縦列駐車するみたいです。3番から11番は神社から少し離れますが、輪留めがあるので安心です。

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味鋺神社の末社 西八龍社

西八龍社のご利益は?

味鋺神社を挟んで、西側に「西八龍社」、東側に「東八龍社」の境外末社があります。

西八龍社は別名「雷除け神社」、雷除けの神さま、日乞いの神さまが祀られています。なんと、雷が多い台湾までお札が送られていたというくらい、雷除けのご利益があるって言われています。

日乞いとは雨乞いの反対で、雨が降り続くのを止めて晴れてほしいと願う、晴れ乞いのことです。龍神は雨を降らせたり止めたりを司る神さまなので、雨を操ることも可能なんですね。

境内には雷が落ちて焦げてしまった御神木の杉の大木があります。この木の下に避難していた3人のうち、西八龍社のお守りを持っていた2人は助かり、1人は亡くなってしまったんだとか。

※雷が鳴ってるときは大きな木の下に避難してはいけません!

雷除けの神社に、雷が落ちた木がシンボルとして祀られているのも不思議な気がしますが…。

平安時代中頃に創建されたと伝わる神社ですが、令和元年に改築されて、ピカピカの拝殿が建っています。

西八龍社の御朱印は?

西八龍社の御朱印は、社務所でいただけます。社務所が開くのは1日と15日、祭事が行われる日の午前中(9時~12時)のみなので、注意してくださいね。

青い龍神さまがカッコいい御朱印です。

西八龍社のアクセスは?

味鋺神社の鳥居前からまっすぐ南へ向かうと、庄内川の堤防にぶつかります。階段を上らずに、堤防下の細い道を西(右側)へ向かうと、道の突き当りが西八龍神社です。

味鋺神社から歩いて8~10分くらいです。(この道は車では通れません。)

階段を上がって堤防沿いを歩いても、西八龍社前に行くことはできます。車道と歩道が分かれているので、歩きやすいですよ。

西八龍社の西側に西八龍社と書かれた駐車場があるんですが、「月極駐車場」となっていて、契約者以外駐車禁止と書かれていました。参拝者用の駐車場ではなさそうです。

味鋺神社から庄内川にぶつかる1つ手前の道路を東(左側)へ行くと、突き当りの、木が生い茂ってるところが「東八龍社」です。小さなお社と常夜灯が1つあるんですが、鳥居などはありません。

西八龍社
住所:名古屋市北区中味鋺1-203
東八龍社
住所:名古屋市北区楠味鋺5-101

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

名古屋市北区味鋺神社のご利益と御朱印、アクセス駐車場と、境外社の西八龍社についてご紹介しました。

普段は社務所も閉まっていて、ひっそりとした神社です。けれども近所の方たちが入れ代わり立ち代わり参拝に訪れていました。地域でとっても大切にされている神社なんですね。

味鋺神社の鳥居前には左右に6本づつ、旗を掲げるポールが立っています。旗が並んだら、きっと壮観なんでしょうね。見てみたいです。

味鋺神社に参拝に来られたら、ぜひ西八龍社まで足をのばしてみてくださいね。

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