あいち航空ミュージアムで年に2回、春(5月)と秋(10月)にナイトミュージアムが開催されているってご存じですか?
夜の空港は真っ暗な地面に並んだライトしか見えなくて、昼間とは全く違う雰囲気を味わうことができます。
この記事では、あいち航空ミュージアムのナイトミュージアムの予約方法と、イベント内容についてご紹介します。
いつもと違う風景をぜひ満喫してくださいね。
ナイトミュージアムの予約方法は?

開催日:2023年5月6日(土)・13日(土)18:00~20:30
募集期間:4月14日10:00~
5/6開催分→5月4日17:00まで 先着250名
5/13開催分→5月17日17:00まで 先着300名
ナイトミュージアム参加費:大人800円 高・大学生640円 小・中学生400円 未就学児は無料
あいち航空ミュージアムのナイトミュージアムは、開催日2日前までに予約が必要です。公式HPより行きたい開催日をチェックして、代表者氏名、住所、連絡先、参加人数、メールアドレスなど必要事項を入力します。
申し込みが完了すると、受付No.が書かれた申し込み完了メールが届きます。
※2023年春の入館特典は、クリアファイルとDC-3ポスター、YS-11ペーパークラフト(未就学児にはオリジナルシール)が付いています。
申込期限内でも定員になり次第予約できなくなるので、早めに申し込みしてくださいね。
ナイトミュージアムでは何ができる?

ナイトミュージアム当日は、18:00前に入場チケットを購入することはできません。15分ほど前になると入場待ちの行列ができていました。
予約名と人数のチェックがあり、カウンターで入場券を購入して入場します。
滑走路側の大扉が開けられていて、陽が落ちていくとミュージアム内もほんのり薄暗くなっていきます。屋上デッキからも見れるんですが、地上からFDA機の発着が見られるのは迫力満点!
ミュージアム内では他にも、
- フライングボックス(大画面と動くイスで上空を飛ぶ約7分の仮想体験、20分おきに3つのプログラム)
- オリエンテーションシアター(航空産業の歴史と発展を学ぶ、大画面の飛び出す3Dシアター)
- サイエンスラボ(出入り自由の工作プログラム 20:15まで)
も体験することができます。
※職業体験プログラムはありません。
YS-11の機内公開

ナイトミュージアムでは、普段見ることはできないYS-11機の内部公開が行われます。
YS-11機を見学するには、当日入館後にYS-11機の前で予約します。10分間隔の予約表があり、都合のいい時間帯の欄に名前を記入します(1グループ4人前後で見学は5分くらいです)。
予約時間の5分前までにYS-11機の前に集まり、手荷物はテーブルの上に置いて、カメラ(携帯電話)のみ持って中に入ります。
座席に座ったり、運転席の計器に触れることはできませんが、写真撮影は可能です(動画撮影は不可)。どれが何のための計器かわからないんですが、操縦席の前や天井にもずら~っと計器が並んでいます。
YS-11機に上がる階段のところで、スタッフの方が写真を撮ってくださったんですが…階段下からのアングルの写真は、脚は短いし二重あごになってるし…誰にも見せられません(笑)。
子どもたちに大人気のドローン体験

入場してあっという間に行列ができていたのが、フライングボックス近くに設置された「ドローン体験」、夜バージョンで暗い空間にドローンを飛ばすことができます。
周りが明るくてもネットとの距離感をつかむのが難しいんのですが、地面にライトが付いてるだけの暗い空間で飛ばすのは、ネットに衝突するリスクが大!
プロペラガードは付いているんですが、ドローンがひっくり返って墜落することがあるので要注意です。
小学校低学年くらいまでのお子さんは、シミュレーター体験よりドローン体験の方が人気があるようです。(小学3年生以下は保護者のサポートが必要です。)
※イベント内容の変更や中止になることもあります。
ナイトミュージアム専用シミュレーター体験

入場後、2階の南側通路で飛行機のシミュレーター体験整理券の配布がありました。先着順で人数制限があるので、入場したらすぐに行くようにしてくださいね。
子どもと来たとき、子どもは簡単そうに操縦してたので、挑戦してみることにしました。指定時間の10分前にシミュレーター機の前に集合です。
整理券をスタッフの方に渡すと、整理券の裏にシールが貼られていて、「これ、当たりです」と、シミュレーターと同じ「ミッドナイトランディング」ができるダウンロード版をいただきました。
操縦方法の説明を受けたあと、操縦席の前に座ります。…3分ほどのシミュレーター体験なのに、どっと汗をかきました。
左に旋回し足りなかったのか、滑走路ははるか左にあって着陸できないし、何とか着陸しようとしたら滑走路横切って止まらないし、乗客(が乗ってたら)みなさんに死ぬ思いさせました。
楽しめればいいんですが、あまりのヒドさにちょっと恥ずかしかったです。
展望デッキで夜の空港解説

屋上デッキで20時から「空港の灯火について」の説明がありました。操縦経験のある元機長さんからの説明は、「へ~、そうなんだ」って思うようなことばかり。
空港の夜景を見ながら、FDA機の離発着もあって、臨場感たっぷりのお話を聞くことができます。
説明の途中で、上空に丸い光が横切りました。宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」が通過したんです。
空が晴れている夜に、ISSは昼の時間帯で太陽の光に当たっている時、その反射で明るく光るため、肉眼でも見ることができます。
「きぼう」は1周約90分という速さで地球を回っているので、びっくりするくらい早く、あっという間に移動していきます。
説明は約10分の予定でしたが、「きぼう」の通過もあって、20分くらいでした。風が強くて少し寒かったので、(天候によっては)羽織るものがあるといいかもしれません。
住所:春日井郡豊山町大字豊場(県営名古屋空港内)
さいごに
あいち航空ミュージアムの人気イベント「ナイトミュージアム」の予約方法と、イベントについてお伝えしました。
夜の空港解説が終わった後、すっかり体が冷えてしまったんですが、ミュージアムのカフェは大混雑。でも、エアポートウォーク(アピタ)への連絡通路があるので、カフェで一休みできました。
ナイトミュージアムは昼間とまったく雰囲気が違って、子どもだけじゃなく大人も楽しめます。年に2回ですが、機会があればぜひ行ってみてくださいね。