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リニア鉄道館の料金と割引と見どころは?ジオラマの隠れキャラをいくつ見つけられるかな?

リニア鉄道館のジオラマ

金城ふ頭にある「リニア・鉄道館」は、鉄道の歴史や高速鉄道の技術の進歩が学べる展示博物館で、2011年3月に開館しました。

歴代新幹線や東海地方ゆかりの在来線の実物車両を見ることができます。

この記事では、「リニア・鉄道館」の料金や割引、見どころとアクセス駐車場についてご紹介します。

鉄道オタクじゃなくても、子どもじゃなくても楽しめる「リニア・鉄道館」で、電車の最新技術と現在では見られない昔懐かし電車の両方を楽しんでくださいね。

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リニア鉄道館の入場チケット料金は?

リニア鉄道館の受付と券売機

リニア鉄道館の入館チケットは、館内のエントランスホールにある券売機で購入します。

TOICA、manaca、Suica、PASMO、ICOCA、Kitaca、SUGOCA、はやかけん、nimocaなどの交通系電子マネーを利用することもできます。

※交通系電子マネーは、シミュレーションやミュージアムショップ、デリカステーションでも利用できますよ。

大人1,000円
小中高生500円
幼児(3歳以上)200円

購入したチケットのQRコードを入口ゲートにかざして入場します。

Webket(チケット販売サイト)から、日付指定のオンライン入館券を購入することも可能です(会員登録が必要です)。

購入後に発券されるQRコードを印刷またはスマホに表示し、ゲートにかざして入館します。オンライン入館券の購入はこちら

誕生月に入館すると、バースディシールがもらえます(幼児、小中高生)。

リニア鉄道館のシミュレーター料金は?

リニア鉄道館の新幹線シミュレーター

各シミュレーターの利用券は先着順で販売されています。時間指定はできないので、注意してくださいね。(混雑時は整理券が配布されます。)

新幹線「N700」と在来線「車掌」のシミュレーションの販売・受付はイベント広場前にある総合受付、在来線「運転」はシミュ―レーター前にある券売機から購入できます。

料金1回販売・受付
新幹線
N700
500円約15分総合案内
在来線
車掌
500円約15分総合案内
在来線
運転
100円約10分券売機

新幹線「N700」:本物そっくりの計器が並んだ新幹線の運転席で、東京~名古屋間を運行します。難易度や天候を選んでスタート。窓の外には富士山も見えたりして、リアルな景色も楽しめます。

在来線「車掌」:実物大の在来線の電車(313系)に乗って、安全確認やドアの開閉、車内アナウンス(日本語、英語、中国語から選択)など、車掌さんの業務を体験します。

初級以外はドアを閉める時に乗客がドアに挟まれちゃったり、遅れが出ちゃうと即乗務終了になるので、注意してくださいね。

在来線「運転」:手元にある時刻表に合わせて、在来線(211系・313系が各4台、全部で8台あります)を運行します。対向列車のすれ違いや信号などに気をつけて、時間通りに運転するのは意外と難しいですよ。

難易度は「見習い(子供向け・天候は晴れ)」「練習(天候と時間帯を選択・ガイド付き)」「達人(天候と時間帯を選択・ガイドなし」の3つ、達人は運行時間の厳守が求められます。

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リニア鉄道館の入館割引はある?

あおなみ線名古屋駅にあるレゴブロックで作られた路線図
あおなみ線名古屋駅にあるレゴブロックで作られた路線図

あおなみ線1日乗車券を購入する

あおなみ線1日乗車券(大人:800円・子ども400円)を購入すると、「リニア・鉄道館優待券」が付いています。

大人1,000円→800円、小中高生500円→400円、幼児200円→100円

例えば、大人1人が利用の場合、

名古屋駅~金城ふ頭駅(片道360円)往復で720円、リニモ鉄道館の入館料金1,000円で合計1,720円。

あおなみ線フリーパス800円を購入すると、リニア鉄道館の入場料が800円なので、合計1,600円。

120円のお得と、デリカステーションで税込850円以上のお弁当を購入したら、500mlのお茶または水を1本プレゼント(数量限定)。

あおなみ線1日乗車券は券売機でいつでも購入できるので、あおなみ線で行かれる時は忘れずに1日券を購入してくださいね!

あおなみ線は「ドニチエコきっぷ」に含まれていないので、注意してくださいね。

スマートEXを利用する

愛知県外から「スマートEX(新幹線のネット予約)」を利用して名古屋駅へ到着した場合、「EXご利用票」「ご利用票兼領収書」の提示で、割引が適用されます。

大人1,000円→800円、小中高生500円→400円、幼児300円→200円

※ご利用票(領収書)の利用日付が、リニア鉄道館入館の前日または当日に限り有効、幼児はスマートEX会員と同伴で割引になります。

リニア鉄道館
住所:名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
電話番号:052-389-6100(開館時間のみ対応)
開館時間:10:00~17:30
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/1)
入館受付に向かって右側にコインロッカーがあります。荷物取り出し時に100円が戻るので、手荷物はここに預けると便利です。
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リニア鉄道館の見どころは?

リニア鉄道館のシンボル車両
超電導リニア

SLからリニアまで39両の実物車両が展示

リニア鉄道館の見どころは、東海道新幹線をはじめ、レトロな在来線から超電導リニモまでの実物車両! 39両がずらりと並んでいるのは圧巻です。

エントランスに入ってすぐに展示されている「シンボル展示」の3両は、高速鉄道技術の進歩を象徴していて、間近で見たり触れたり、実際に乗ったりすることで、そのスピード感を実感できます。

  • C62形式蒸気機関車:銀河鉄道999のモデルになった、日本最大・最速の蒸気機関車
  • 955形新幹線試験電車:1996年に当時の世界最高速度(443Km/h)を記録
  • 超電導リニアMLX01-1:2003年に当時の世界最高速度(581Km/h)を記録
リニア鉄道館の展示車両

その奥にイベント広場があり、36台の車両がずらりと並んでいます。歴代の新幹線が揃っていて、めったに見られない「ドクターイエロー(旧型)」も展示されています。

昭和時代の特急列車の中に入ると、懐かしい光景が思い出されたりして。今の車両では絶対に見られないシルバーの灰皿も、本当に網だった網棚も、胸キュンの懐かしさです。

現存する最古の国鉄バス第1号車

リニア鉄道館の国鉄バス第1号車

2階には重要文化財に指定されている、現存する唯一の「国鉄バス第1号車」が展示されています。昭和5年、岡崎と多治見を結ぶ鉄道が建設される前に、代行路線を走ったバスです。

当時製造された7台のうちの1台で、昭和12年に引退した戦前のバスが、ずっと残っていたことが奇跡なんでしょうね。

製造は東京瓦斯電気工業(のちのいすず自動車)、車体は鉄骨鉄板で、天井や座席、腰板は国産のレザークロス、窓にはカーテンがかかっています。定員は20人(たち席を含めると30人)。

他にも2階には新幹線の開発などを知る「映像シアター」、列車のプレートや駅員さんの制服が展示された「収蔵展示室」、鉄道の歴史を知る「歴史展示室」、プラレールで遊べる「キッズコーナー」があります。

超電導リニアの模擬体験

リニア鉄道館のリニアの車内

1階のシミュレーター奥にある「超電導リニア展示室」では、超電導リニアのしくみや開発の歴史、未来のビジョンなどを紹介しています。

超電導リニアの実験用車両の先頭部分が展示されていて、実際のシートに座って、リニアの特徴である時速500Km/hの浮上走行を体感できるミニシアターがあります。

タイヤ走行(振動あり)と浮上走行(振動なし)と体感できるので、本当に乗ってるかのような臨場感を味わえます。

現実のリニア新幹線の開業は2027年となっていましたが、現時点では難しい状況です。実際に乗れるのはいつになるのか?わからないので、まずはここで体感しておきましょう。

リニアの中は、まるで飛行機の中みたいです。座席横の小さな窓、扉付きの荷物棚があって、飛行機と違うのはシートベルトがないだけって感じです。

出入り口の扉は上に開いていて、新幹線とは全く違う印象です。

リニアが浮上するためのしくみ(磁石の特徴)を学べるコーナーもありますよ。

リニア鉄道館の鉄道ジオラマ

リニア鉄道館のジオラマ

東海道新幹線沿線の風景が作られたジオラマは幅が約33m、奥行きは最大8mの日本最大級、約1,000mの線路に約140両の車両が走り、昼夜の光や音の演出もあります。

ジオラマには、リニア鉄道館周辺や名古屋駅を中心に左手には関西エリア、右手に関東エリアが再現されています。

各エリアのランドマークな建物が並び、「横浜中華街の門だよね」「あれは東山動物園のスカイタワー?」「白川郷の合掌村かな」「大阪道頓堀のグリコの看板がある!」と眼が離せません。

細部までとってもリアルに町のざわめきや車のエンジン音まで聞こえてきそうです。駅伝選手が走っていたり、祇園祭の鉾が巡行していたり、関ヶ原合戦の映画ロケをしていたり…。

始発電車から昼間の時間帯、日が暮れて夕方、そして夜、夜中と約20分で24時間が演出されます。街中やビルに灯りがともり始める光景は、まるで本当そっくり!

ぐるっとジオラマを1周まわる東海道新幹線、中央線や東海道線の在来線、行ったり来たりを繰り返す高山線と関西線、高速であっという間に過ぎていく山梨リニア実験線などが走行します。

※1日14回、初回10:30、毎時00分・30分スタート、最終回17:00。

リニア鉄道館のジオラマ

夜になると月が出て、東海道線に寝台特急「サンライズ」が走り、夜間保守作業が始まり、架線点検車が線路を照らしながら走行します。

ビル火災で消防車が走ってきたり、野外ライブが行われていたり、遊園地の観覧車が回っていたり、高架下でカップルがいちゃついてたり、花火が上がったりと、昼間とは全く違った光景が繰り広げられます。

ジオラマの中には、童話の主人公たちがさりげなく紛れ込んでいますよ。

山で競争してるうさぎとかめ、熊を投げ飛ばす金太郎、竜宮城に向かう浦島太郎、横断歩道を渡るネロとパトラッシュ(フランダースの犬)、歩道を歩く赤ずきんちゃんを狙うオオカミ、桃を見つけるおばあさん、白雪姫、一寸法師、さるかに合戦、花咲かじじい…などなど。

首が挟まって動けなくなった恐竜、合掌造りの屋根の上のサンタクロース、名古屋城金シャチの金を大きな凧に乗って盗もうとしている盗賊、ガチャピンとムック…もう、目を皿にして探しちゃいます。

水の中には地底人がいたり、人魚や焼き魚(!)が泳いでいたり、沈没船があったり、面白いネタが散らばっています。じっくり探してみてくださいね。

リニア鉄道館の所要時間は?

リニア鉄道館の展示車両

リニア鉄道館の所要時間は、シミュレーションの時間によっても左右されますが、2〜3時間くらいあれば見て回ることができます。

時間がかかるとすれば、鉄道ジオラマとシミュレーション。鉄道ジオラマは中央の名古屋駅エリアを見てると、関東エリア、関西エリアまで見えないので、何回も見たくなっちゃいます。

シミュレーションは先着順なので、土日祝日などの混雑時は体験時間が遅くなってしまう可能性もあります。

土日祝日のシミュレーションは、11時に購入すると体験時間が16時だったりします。入館したらすぐにシミュレーションのチケットを購入するようにしてくださいね。
※当日であれば再入館は可能です。

リニア鉄道館のお土産は?

リニア鉄道館のお土産
かっこいい!

リニア鉄道館1階にある「ミュージアムショップ」では、鉄道グッズ、館内限定商品などが販売されています。

ドクターイエローグッズや、長さ約50㎝のロングバームクーヘン(超電導リニアL0系のパッケージ)は人気が高いです。

ほかにもドクターイエローの「黄色い恋人」(レモンチョコラングドシャ)、「鉄道プリントまんじゅう」「蒸しきんつば」などのお菓子類、文房具、Tシャツや靴下などが揃っています。

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リニア鉄道館の食事できる場所は?

リニア鉄道館のデリカステーション

リニア鉄道館内にレストランやカフェは併設されていません。お弁当などの持ち込みは可能(アルコール類を除く)、飲食スペースは5か所用意されています。

  • 1階イベント広場の飲食スペース
  • 2階飲食コーナー
  • センターデッキ
  • 売店デリカステーション前
  • 屋外展示の車両内

デリカステーションでは、サンドイッチやドクターイエローパッケージのリニア鉄道館限定ランチボックス、昭和39年新幹線開業当時の幕ノ内弁当、汽車土瓶、車内販売のスゴクカタイアイスなどが販売されています。

屋外展示の117系電車に乗って食べると、旅行気分も味わうことができちゃいますね。(車内には冷暖房完備されているので快適です。)

東海道新幹線内で実際に販売されているお弁当を予約して、デリカステーションで受け取ることも可能です(2日前までに予約・クレジットカード支払いのみ)。駅弁予約はこちら

リニア鉄道館周辺でランチできる場所は?

リニア鉄道館の屋外展示のN700
屋外展示N700系

リニア鉄道館のチケットは当日なら再入館が可能です。周辺でランチするなら、「金城ふ頭駅」のレゴランド側にある、モノづくり体験パーク「メイカーズ・ピア」にレストランやカフェがあります。

「CoCo壱番屋」「和食麺処サガミ」「フジヤマ55」など名古屋ではおなじみのお店がありますよ。

ファニチャードーム1階にあるレストランでは、お値打ち価格で「オムライス」や「シーフードミックスフライ」「彩り野菜カレー」「ロコモコ丼」などがいただけます。

※再入館する場合は、退館ゲートで「再入館希望」と伝えてくださいね。入場時には購入した「入館券」が必要です。

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リニア鉄道館のアクセス駐車場は?

リニア鉄道館の外観

リニア鉄道館へ名古屋から電車で行く

名古屋駅からリニア鉄道館に行く場合は、あおなみ線で終点「金城ふ頭駅」まで行きます。名古屋から約24分かかります。

金城ふ頭駅の改札を出たら左(東)側へ(右(西)側はメイカーズ・ピア、レゴランドがあります)、エスカレーターを下りた先にリニア鉄道館が見えます。

3分ほど歩くと入り口に到着します。

リニア鉄道館の駐車場は?

リニア鉄道館の展示車両

リニア鉄道館には専用の駐車場はありません。

リニア鉄道館に車で行く場合、駐車場は「名古屋市営金城ふ頭駐車場(5010台)」を利用します。

駐車場3階に接続デッキがあります。ファニチャードームの横にある通路から、あおなみ線改札口前を通って、エスカレーターで1階に下ります。

金城ふ頭駐車場
住所:名古屋市港区金城ふ頭2-7-2
料金:60分500円
 最大料金:(平日)1,000円 (土日祝日)1,500円
支払い:現金のみ 事前予約不可

リニア鉄道館西側にある「ファニチャードーム」の駐車場(570台)は、1,000円の購入で2時間無料、3,000円の購入で3時間無料です(レストラン利用も含む)。

それ以降は(平日)30分550円、(土日祝日)30分660円。

何かお買い物の予定があれば、ファニチャードームの駐車場も便利ですよ。

ファニチャードーム
住所:名古屋市港区金城ふ頭2-7-1
営業時間:(平日)11:00~19:30 (土日祝)10:30~20:00
定休日:不定休
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さいごに

2021年に10周年を迎えた「リニア・鉄道館」の料金や割引、見どころ、食事のできる場所やアクセス駐車場についてご紹介しました。

めったに見られないドクターイエローの中に入れる、貴重な体験もできて、電車に詳しくなくても、大人でも楽しむことができますよ。

いろんな電車をいろんな角度から見て、触って、体感してみてくださいね。

>>リニア鉄道館周辺の観光情報を【楽天たびノート】で確認する
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