この記事では、愛知県北名古屋市にある「昭和日常博物館」についてご紹介します。
レトロなグッズや車がいっぱいのこの博物館は、昭和時代を懐かしむ方はもちろん、若い世代の方々にも新鮮な驚きを与える魅力的なスポット。
昭和日常博物館の魅力や見どころはもちろん、気になる料金やアクセス方法、駐車場情報まで詳しくお伝えしていきます。
それでは、昭和の世界へタイムスリップしましょう。
昭和日常博物館の基本情報
昭和日常博物館の正式名称を「北名古屋市歴史民俗資料館」、北名古屋市東図書館の3階に併設された無料の博物館です。
ここでは、昭和時代の日常生活で使われていたさまざまな物品や、当時の街並みが再現されています。
- 住所:愛知県北名古屋市熊之庄御榊53
- 開館時間:9:00~17:00(最終受付16:40)
- 休館日:
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
- 毎月末日
- 特別整理期間
- 年末年始(12月28日~1月4日)
- 入館料:無料
ここで注目してほしいのが入館料。昭和日常博物館は完全無料で楽しめるんです! これだけ充実した展示を無料で見られるなんて、素晴らしいですよね。
昭和日常博物館の魅力:タイムスリップした気分を味わおう!
それでは、昭和日常博物館の魅力をじっくりとご紹介していきましょう。
昭和の街並みを再現!3階フロアの見どころ
3階に上がると、そこはまるで昭和にタイムスリップしたかのような光景が広がります。昭和の商店街が見事に再現されているんです。
- 駄菓子屋さん
- 電気屋さん
- 履物屋さん
- 床屋さん
これらのお店が立ち並び、まるで昔の街を歩いているような気分になれますよ。レトロな看板や電化製品、オート三輪、自転車など、懐かしいアイテムがずらりと並んでいます。
昭和の日常生活を彷彿とさせる展示品
展示されているアイテムを見ていると、思わず「あ、これ知ってる!」と声を上げてしまうかもしれません。
- ソフトビニールの人形
- アルミのお弁当箱
- 牛乳瓶
- セロ縄や竹で編んだ買い物かご
- 昔のカレーの箱
- 昭和時代の子供たちが楽しんだおもちゃやボードゲーム
これらのアイテムを見ていると、自然と昔の思い出がよみがえってきますね。「あ~、これ、うちにもあったな~」「おばあちゃんの家で見たことある!」なんて、つい独り言を言ってしまうかもしれません。
昭和の居間を再現
昭和の家庭の居間も忠実に再現されています。
- 玉のれん
- こけし人形
- ガチャガチャ回すタイプのテレビ
ガチャガチャ回すテレビのチャンネル、なんだか懐かしいですよね。
テレビの上にアンテナが立っているのを見ると、まるで『ちびまる子ちゃん』の世界に入り込んだような気分になりますよ。(ちびまる子ちゃんが昭和49年頃の設定)
地下駐車場のレトロカー展示
昭和日常博物館の魅力は建物の中だけではありません。なんと、地下1階の駐車場の一角には、昭和時代の車が展示されているんです!
- 昭和30年代のトヨタクラウン
- 日産セドリック
- オート三輪
- 軽トラック
これらの車を見ていると、日本の自動車産業の発展の歴史を感じることができますね
車を見るためのイスが置かれているんですが、学校で使われていた?木のイスなんです。これも重要な文化財ですね。
昭和日常博物館のアクセス方法
さて、ここからは昭和日常博物館へのアクセス方法をご紹介します。電車やバス、車でのアクセス方法をそれぞれ詳しく説明していきますね。
電車・バスでのアクセス
- 名鉄名古屋駅から犬山線に乗車
- 「西春駅」で下車(快速急行・急行・準急・普通列車が停車します)
- 西春駅から市内循環バス「きたバス」に乗車
- 「市役所東庁舎」で下車
バスの詳細情報:
- 西春駅東口から
- 東循環1号線:約30分
- 東循環2号線:約20分
- 東西循環線:約25分
- 料金:1回100円(中学生以下無料)
- 注意点:日曜日は運休
もし歩くのが好きな方なら、西春駅から徒歩でも行けますよ。距離は約1.9km、所要時間は約25分です。ちょっとした散歩気分で行けるかもしれませんね。
車でのアクセス
車で来られる方は、以下のルートをご参考ください:
- 東名高速道路「小牧IC」または名古屋高速「楠出口」「豊山南出口」から国道41号線へ
- 国道41号線の「豊場」交差点を稲沢方面へ
- 「片場」交差点を右折
- 歩道橋を通過した最初の信号を左折
または
- 国道22号線の「中之郷南」交差点を県営名古屋空港方面へ
- 「井瀬木」交差点を左折
どちらのルートでも、北名古屋市役所が目印になります。昭和日常博物館は市役所東庁舎の西隣、3階(および地下)にあります。
駐車場情報
車で来られた方のために、駐車場の情報も押さえておきましょう。
- 市役所周辺の駐車場
- 図書館建物の地下駐車場
どちらの駐車場も無料で利用できます。ただし、混雑時は満車になる可能性もあるので、少し余裕を持って到着するのがおすすめです。
※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
昭和日常博物館の意外な活用法:回想法
昭和日常博物館は単なる博物館ではありません。実は、高齢者の方々の認知症予防にも一役買っているんです。
回想法とは、昔の思い出を振り返ることで脳に刺激を与え、認知機能の低下を防ぐ方法のこと。
昭和日常博物館では、懐かしい昭和の電化製品や生活道具を見ることで、当時の記憶を呼び起こすことができます。
懐かしむこと、思い出すことは、脳に刺激を与えるんですね。
老人会や介護センターからの訪問も多いそうで、楽しみながら健康維持にも役立つ場所となっています。
昭和日常博物館を120%楽しむコツ
最後に、昭和日常博物館をより楽しむためのコツをいくつかご紹介します。
1.ゆっくり見学する
急がずにじっくりと展示品を見ることで、より多くの思い出や発見があります。
2.メモを取る
気になったものや、思い出したエピソードをメモしておくと、後で家族や友人と話す良いネタになりますよ。
3.写真を撮る
展示品の撮影は可能です(ただし、フラッシュ撮影は禁止)。思い出に残る写真を撮っておきましょう。
4.世代間交流の機会に
お子さん、お孫さんと一緒に訪れるのもおすすめ。昔の暮らしを伝える良い機会になります。
5.季節のイベントをチェック
昭和日常博物館では、季節ごとに特別展示やイベントが開催されることがあります。事前にチェックしておくと、より楽しめるかもしれません。
まとめ:昭和日常博物館で懐かしい思い出に浸ろう
昭和日常博物館は、昭和時代を体験した方々にとっては懐かしさでいっぱいの場所であり、若い世代にとっては新鮮な驚きがある博物館です。
入館料が無料なので、気軽に何度でも訪れることができるのが大きな魅力ですね。
私たち昭和生まれの世代は、黒電話から始まって、プッシュホン、子機付き、携帯電話、そしてスマートフォンと、技術の進化を肌で感じてきました。
昭和日常博物館で昭和時代にタイムスリップして、あなたの「あの頃」を探してみてくださいね。
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