本ページはプロモーションが含まれています。

名古屋のレトロな街並み散歩モデルコース!昭和と大正が残る歴史建築を巡る旅

スポンサーリンク

名古屋といえば…栄の高層ビル、名古屋駅のタワー群、近代的な地下街——そういう「都会」のイメージが強いかもしれません。

でも実際に歩いてみると、名古屋には大正・昭和の空気がたっぷり残っている場所が意外なほど多いんです。

ステンドグラスが美しい実業家の邸宅、石垣の上に建つ白い土蔵、覚王山の静かな別荘庭園、絞り染めの老舗が並ぶ江戸時代の町並み…。

地下鉄でちょっと移動するだけで、まるで時代が変わったような景色が。「歩かないと気づけないレトロ」が、名古屋にはあります。

この記事では、50代からのゆっくり散歩にぴったりな名古屋のレトロスポットを、エリアごとにご紹介します。

「次どこ行こうか」と話しながら歩く、そういう旅の参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク

文化のみちエリアを歩く

名古屋のレトロ散歩でまず訪れてほしいのが、文化のみちエリアです。東区の白壁・主税町・撞木町あたりに、大正から昭和初期の歴史的建造物が点在しています。

「建物を見て回る」というより、「このエリアをゆっくり歩きながら、気になった建物に入ってみる」という感じで歩くのが、ここの正しい楽しみ方だと思っています。

アクセス: 名古屋駅バスターミナル11番のりばから「メーグル」に乗車、「文化のみち二葉館」下車

文化のみち二葉館:日本初の女優が暮らした家

名古屋市東区の文化のみち二葉館外観

日本初の女優・川上貞奴と実業家・福沢桃介が暮らした大正時代の建物です。

華やかなステンドグラスで飾られた大広間は、「大正時代ってこんなにゴージャスだったの?」と驚く空間。1階には貞奴の資料、2階には名古屋ゆかりの文学資料が展示されています。

入館料は大人200円。文化のみち撞木館との共通券(320円)もあるので、両方行くならそちらがお得です。

文化のみち撞木館:カフェで一息つける洋館

大正末期から昭和初期に建てられた輸出陶磁器商の邸宅。洋館と和館が融合した建築で、ステンドグラスや茶室など見どころが多い場所です。

台所には古い冷蔵庫やガスかまどが置かれていて、「昔の暮らし」が実感できます。窓ガラスが手吹きのぼこぼこした感じで、外の景色が少し歪んで見えるのが、なんともいい雰囲気です。

入り口左手にカフェが併設されていて、スリランカの最高級茶葉を使った紅茶がいただけます(カフェのみの利用は入館料不要)。

文化のみちを歩いた後の休憩に、ここでお茶を一杯—そういう時間が最高に心地いいです。

住所: 名古屋市東区撞木町2-18 
開館: 10:00〜17:00 
休館: 月曜・年末年始 
入館料: 大人200円

文化のみち百花百草:庭園でほっとする時間

大正時代に建てられた岡谷家の邸宅で、四季折々の草花が楽しめる庭園が魅力です。ピアノ演奏を聴きながらお茶を楽しめることもあり、ゆっくりとした大人の時間を過ごせます。

日曜休館なので行かれる際は注意を。

住所: 名古屋市東区白壁4-91 
開館: 水〜土曜 10:00〜16:00 
入館料: 大人500円

旧豊田佐助邸:無料で見られる白タイルの洋館

トヨタグループ創始者・豊田佐吉の弟、実業家・佐助の邸宅です。大正12年建築の白いタイル張りの洋館は、無料で見学できます。

ソファ、シャンデリア、「とよだ」の文字が入った天井の換気口など、細部までこだわって作られた邸宅で、「豊田家ってすごいな」と改めて思う場所です。

住所: 名古屋市東区主税町3-8 
開館: 10:00〜15:30 
休館: 月曜・年末年始 
入館料: 無料

文化のみちの歩き方

文化のみちは、各建物が徒歩数分の距離に点在しています。建物に入ったり出たりしながら、道沿いを散歩するだけでも絵になる風景が続きます。

カフェ休憩を撞木館で挟みながら、2〜3時間ほどゆっくり歩くのがおすすめ。急がずに、気になった路地を覗きながら歩くのが、このエリアの正しい楽しみ方です。

スポンサーリンク

揚輝荘の静かな時間が心地いい

名古屋市千種区揚輝荘の聴松閣

文化のみちから地下鉄東山線に乗って覚王山へ移動すると、雰囲気がまた変わります。

揚輝荘(ようきそう)は、松坂屋初代社長・伊藤祐民が建てた別荘です。大正から昭和初期にかけて建てられた建物と庭園が今も残っていて、「こんな場所が名古屋にあったのか」と驚く場所です。

アクセス: 地下鉄東山線「覚王山駅」2番出口から北へ徒歩約5分

北園:回遊式庭園でゆっくり歩く

尾張徳川家の茶室付き和室「伴華楼」や、修学院離宮の千歳橋を模した「白雲橋」などが見られる回遊式庭園です。

季節によって全然違う顔を見せるので、何度来ても楽しい。ここはとにかく「ゆっくり歩く」ために来る場所で、急ぐのがもったいないです。

南園・聴松閣:インド様式の地下室が異空間

山荘風の建物「聴松閣」は伊藤祐民のこだわりが詰まった空間で、特に地下室のインド様式のレリーフと留学生が描いた壁画は必見。

「名古屋の実業家の別荘の地下にインド様式」という、この振り切り方が面白い。

覚王山エリアの散歩もセットで

揚輝荘の近くには日泰寺(どの宗派にも属さない珍しいお寺)があり、覚王山商店街(日泰寺参道)には個性的なカフェやショップが並んでいます。休日は行列のできるお店もあるほど人気のエリアです。

揚輝荘→日泰寺参道散歩→カフェ休憩、という流れが覚王山の最高の過ごし方。半日ゆっくり使うつもりで来るのがおすすめです。

四間道・円頓寺の昭和レトロ散歩

四間道

覚王山とはまた違う雰囲気のレトロ散歩が楽しめるのが、四間道・円頓寺エリアです。名古屋駅からも近く、気軽に立ち寄れるのがいい。

アクセス: 地下鉄桜通線「国際センター駅」2番出口から東へ徒歩約5分

四間道の土蔵と路地を歩く

四間道(しけみち)は、築100年以上の古民家や土蔵をリノベーションしたカフェ・雑貨店が並ぶエリア。石垣の上に白い土蔵が並ぶ光景は、「ここ本当に名古屋?」という驚きがあります。

見逃してほしくないのが、屋根神さま。屋根の2階部分に祀られた小さな祠で、四間道エリアに点在しています。ちょっと意識して上を見ながら歩いてみてくださいね。

円頓寺商店街でレトロな時間を過ごす

四間道に隣接する円頓寺商店街は、昭和レトロな雰囲気が漂う商店街。古くからある商店と、最近オープンしたおしゃれな店が混在していて、「昭和と今」が自然に共存している感じがします。

名古屋弁みくじは、ここだけの名古屋限定のユニークなおみくじ。ぜひ引いてみて。

レトロな看板を眺めながら、気になったお店に入って、ゆっくり歩く。お気に入りのカフェを見つけて一休みしながら、1〜2時間のんびり歩くのがおすすめです。

江戸時代の町並み:有松を歩く

時間に余裕がある方には、少し足を延ばして有松もぜひ。名古屋市内にいながら、江戸時代の町並みがそのまま残っている場所です。

アクセス: 名鉄名古屋駅から名古屋本線(岡崎方面)準急か普通で「有松駅」下車

旧東海道の町並みを歩く

有松駅の南側に出て徒歩3分。「うだつ」と呼ばれる防火壁や、土蔵の「なまこ壁」が続く町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

石畳の道をゆっくり歩きながら、江戸時代の暮らしを想像する。それだけで来た甲斐があると感じる場所です。

井桁屋(服部屋住宅)で絞りの世界へ

1790年創業の老舗問屋・井桁屋は、江戸時代の建物をそのまま使った店舗で有松絞りの製品を販売しています。太い梁が通る豪壮な小屋組みは、中に入ると圧倒される迫力があります。

日傘・スカーフ・ストールなどの絞り製品はお土産にもピッタリ。

棚橋家の鐘馗さまを探す

井桁屋の正面の棚橋家の屋根に、邪気から家を守る「鐘馗(しょうき)さま」が立っています。剣を持ち、長いひげで睨みつけるお顔。

これ、気づかないと見逃してしまうので、屋根の上を意識して歩いてみてください。つばめの飾り瓦も探してみて。

有松の歩き方

有松・鳴海絞会館は、有松絞りの歴史や技法を学べる施設で、実演見学や絞り体験もできます(体験は要予約)。

有松はゆっくり歩いて1〜2時間。名古屋市内のレトロ散歩とは少し違う、江戸時代の静かな空気感が味わえます。

名古屋レトロ建築巡りも面白い

文化のみちや四間道・円頓寺以外にも、名古屋市内には魅力的なレトロ建築が点在しています。散歩のついでに立ち寄りたいスポットをご紹介します。

名古屋市市政資料館:大正ロマンのレンガ建築

名古屋市市政資料館の中央階段

大正時代に建てられたレンガ造りのネオバロック式洋館で、昭和54年まで裁判所として使われていました。大階段にはステンドグラスがはめ込まれた窓があって、ゴージャスな印象。

文化のみちエリアからも近いので、セットで立ち寄るのがおすすめです。

名古屋市役所本庁舎:昭和初期のアール・デコ建築

名古屋市役所本庁舎

1933年建築の昭和初期の建物で、アール・デコ様式を取り入れた重厚な外観が特徴。

天井まで届く大理石の柱、精巧な模様の天井、正面玄関上部の直径3.2mの大時計など、外から見るだけでも見応えがあります。

名古屋テレビ塔:昭和29年建設の日本初の集約電波塔

名古屋テレビ塔は、1954年建設の、エッフェル塔を参考にしたデザインの鉄塔です。「レトロ建築」とは少し違いますが、昭和の名古屋を象徴する存在として外せないスポット。

塔下のイベントスペースも合わせて楽しめます。

名古屋陶磁器会館:和洋折衷の近代建築

名古屋陶磁器会館は1936年建築の近代和風建築で、瀬戸焼や常滑焼の展示販売が行われています。

文化のみちと四間道の中間あたりにあるので、移動の途中に立ち寄れます。

所要時間とおすすめの回り方

名古屋のレトロ散歩は、エリアによって雰囲気がまったく違います。目的や時間に合わせて組み合わせてみてください。

半日コース(3〜4時間)

文化のみちだけじっくり回る

初めての方には一番おすすめです。二葉館・撞木館・旧豊田佐助邸を見て、撞木館のカフェで休憩して、周辺をぶらぶら歩く—それだけで充実した半日になります。

または四間道・円頓寺をゆっくり歩くのも半日コースにぴったり。昭和の商店街と土蔵の路地、どちらも徒歩で回れます。

1日コース

文化のみち → 揚輝荘・覚王山

1日コースの王道です。午前中に文化のみちを歩いて、ランチを挟んで午後は覚王山へ移動。揚輝荘の庭園をゆっくり歩いて、日泰寺参道でカフェ休憩—これが最高の1日です。

有松はプラスαで

有松は名古屋中心部から少し離れているので、単独で訪れるか、時間に余裕のある日に組み込むのがおすすめ。

江戸時代の町並みという他のエリアとは全然違う空気感なので、ぜひ一度は行ってみてほしい場所です。

まとめ

名古屋には、「歩かないと気づけないレトロ」が残っていました。

大正時代のステンドグラス、昭和の商店街、江戸時代の絞り染めの町並み——地下鉄でちょっと移動するだけで、まったく違う時代の空気に出会えます。

「名古屋って都会でしょ」と思っていた方ほど、歩いてみると驚くと思います。

カフェで休憩しながら、気になった建物に入りながら、ゆっくり歩く。それが名古屋レトロ散歩の正しい楽しみ方です。

スポンサーリンク
東海レトロ散歩
スポンサーリンク
error: Content is protected !!