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稲沢市あじさいまつり2024年完全攻略!満開の見頃を逃さない方法は?

稲沢市性海寺歴史公園のあじさい

稲沢市あじさいまつり2024年は、例年通り6月初旬から中旬にかけて開催されます。

大塚性海寺歴史公園内には「これもあじさいなの?」ってびっくりするようなアジサイもあって、梅雨のジメジメの嫌な気分を吹き飛ばしてくれます。

この記事では、稲沢市あじさいまつり2024年の日程や見頃を逃さない方法、性海寺の見頃、アクセス駐車場をご紹介します。

彩り豊かなあじさいをぜひ見に行ってくださいね。

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稲沢市あじさいまつり2024の日程は?

稲沢市性海寺のアジサイ
第33回稲沢あじさいまつり
開催日時:2024年6月1日(土)~6月16日(日) 10:00~16:00
オープニングセレモニー:6月1日9:30~
会場:大塚性海寺歴史公園・性海寺
入場無料
※稲沢特産品の販売・飲食ブースあり(10:00~16:00)

稲沢あじさい祭りは、毎年約90種類、1万株のアジサイが色とりどりに咲き乱れる、この季節の風物詩。

大塚性海寺歴史公園性海寺は、ガクアジサイ、西洋アジサイ、ヤマアジサイ、カシワバアジサイなど様々な種類のあじさいに覆われます。

ブルーのガクが八重になっていてかわいらしい 「伊豆の華」や、薄いピンクの大きめの八重ガクがひらひらちょうちょのように見える「城ケ崎」など、変わった品種も見られますよ。

特に大塚古墳の丘一面に咲くあじさいは圧巻! 園内を散策しながら、歴史公園の風情ある景観とともに初夏の花を楽しんで下さいね。

性海寺のあじさいの見頃を逃さない方法は?

稲沢市性海寺歴史公園のピンクのアジサイ

稲沢あじさいまつりの期間中に、多くのアジサイが満開を迎えます。

あじさいの見頃を最大限に楽しむためには、天候と開花状況を事前にチェックすることが重要です。

アジサイは天気が良くて日差しが強い日には、水分を失ってしおれてしまいます。一番きれいに見えるのは、小雨がぱらつく日。(大雨だと花が下を向いてしまうことも。)

X(旧Twitter)などで最新の開花情報を確認しながら、雨や曇りの日を狙うのがおすすめです。

混雑を避けるための秘訣は?

稲沢市性海寺歴史公園の白いアジサイ

性海寺あじさいまつりの期間中は多くの人で賑わいます。混雑を避けるなら、平日に訪れるのがおすすめ。と言っても土日よりは比較的すいているかなってくらいで、平日も混雑はしています。

午前中の早い時間帯や夕方に訪れると、やや混雑を避けることができます。

稲沢あじさいまつりのイベントは?

カシワバアジサイ
カシワバアジサイ

あじさいまつりのイベントとして、飲食コーナーお土産販売などのブースが設置されます。栗おこわや山菜おこわ、鬼まんじゅうなど、どれもおいしそうで迷ってしまいますよ。

いろんな種類のアジサイの鉢植え販売も行われています。

写真コンテストが開催されるせいか、カメラを持った人たちがたくさん、アジサイをいろんな角度から接写していました。

ずっと見ていても見飽きない、きれいなアジサイたち、今年もたくさんの花を見せてくれるはずです。

あじさいまつりの情報を確認のうえ、ぜひお出かけくださいね。

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稲沢あじさいまつりのアクセス駐車場は?

稲沢市性海寺の駐車場
性海寺の参拝者用駐車場

名古屋駅から性海寺に行くなら、名鉄名古屋本線「国府宮駅」で下車します。国府宮駅からは南西方向へ、徒歩で30分ほど歩きます。

または、名鉄本線「奥田駅」から西へ約25分ほど歩きます。奥田駅の方が少し近いんですが、普通電車しか停車しないので気を付けてくださいね。

国府宮駅から稲沢市コミュニティバス千代田・平和線で3つ目の「大塚停留所」で下車、バス停から西へ3分ほど歩きます。1乗車200円、運行日は月~土曜日です。

国府宮駅発9:0711:5214:57
大塚発10:5814:0816:48

無料シャトルバスはある?

あじさいまつりでは、期間中の土日に国府宮駅(バスターミナル)からの無料シャトルバスが運行されます。

運行日:6月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)

国府宮駅発:9:15~最終15:15 (毎時15分・45分発)
あじさい祭り会場発:10:00~最終16:00 (毎時00分・30分発)

※あじさい祭り会場のバス停は、須成七宝稲沢線(県道139号線)沿いにある、コミュニティバス「大塚停留所」です(会場まで徒歩約3分)。

稲沢あじさいまつりの臨時駐車場は?

あじさいまつりの期間中は、平日の昼間でも満車状態。性海寺の駐車場は狭い道沿いにあるので、車がごった返していて、前に進めない状態になることも。臨時駐車場に駐車するのがおすすめです。

臨時駐車場から性海寺歴史公園までは歩いて5分ほどです。※臨時駐車場は日によって、駐車できる場所が変わるので注意してくださいね。

出典:稲沢市公式ウェブサイト

平日駐車可能な場所は、性海寺の駐車場(北側)、大塚南公民館、日吉社とせんき薬師(西福院)の駐車場です(地図の黄色い〇印の4か所)

駐車場の利用時間は9:00~16:30です。

せんき薬師と日吉社の駐車場は、中央分離帯があるため、東から西へ(地図では右から左)の方向からしか入ることができません。

無理に入ってきて(逆走して)危うく事故を起こしそうになった車がありました。十分に気をつけてくださいね。

性海寺の参拝者用の無料駐車場がありますが、あじさい祭り期間中は、高齢者や足の不自由な方専用の駐車場になります(赤枠P)。

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性海寺(しょうかいじ)の由来と見どころは?

稲沢市大塚性海寺の山門

稲沢市性海寺の起源は平安時代にさかのぼり、長い歴史を持つお寺です。

隣接する大塚性海寺歴史公園内には地元の豪族の墓とされる大塚古墳があり、稲沢市指定の史跡となっています。大塚古墳は直径約40m、高さ約5m、出土した埴輪からもその歴史的価値がうかがえます。

性海寺の由来は?

大塚性海寺、通称「あじさい寺」は、9世紀初頭に建てられた、真言宗のお寺です。

稲沢市に伝わる昔話では、京都の当時に住んでいた弘法さまが熱田神宮へお参りに行く途中、草むらの中からみずぼらしいおじいさんが現れて、「ここにお寺を作りなさい」と伝えてすーっと消えてしまったそうです。

弘法さまは「仏さまのお告げ」と思い、その場所にお寺を建てました。そして「おしょうでんさま」と呼ばれる、頭は像、身体は人間のインドの仏様を、土を積み上げた塚の中にお迎えしました。

おしょうでんさま(聖天様)は、商売繁盛の神様ガネーシャと同一ではなく、たくさんの現世利益をもたらしてくれるものの、絶対に失礼をしてはいけない、崇敬される神様です。

その塚が大きかったので、このあたりは「大塚」と呼ばれるようになり、その地名が今も残っています。その後、弘法さまは「あいぜんさま(愛染明王)」という仏像を彫って、祀られました。

大塚性海寺の愛染明王

稲沢市性海寺の多宝塔拝殿

江戸時代に作られた山門をくぐると、左手に手水舎と鐘撞き堂、正面に室町時代に建立された多宝塔拝殿があります。愛染明王が祀られた拝殿には、底抜けひしゃくが奉納されています。

「よく抜けるように」と安産の祈願に底抜けひしゃくを奉納する風習はよくありますが、ここは耳病平癒のご利益があるお寺なので、「耳の通りがよくなるように」ということなんでしょうか。

他にも「家内安全」「交通安全」「無病息災」のご利益があるそうです。愛染明王は真紅の体に、目を見開いて怒ったお顔がとっても印象的な仏さまです。

稲沢市性海寺の多宝塔

拝殿後方にある、二重の屋根がついた多宝塔に、愛染明王が祀られています。

多宝塔は下層が方三間(東西南北に柱が4本あって、柱と柱の間(けん)が3つある様式)、上層が12本の円柱で内部は八角になっている二層塔です。

建立は鎌倉時代(1253年)と伝わっていますが、様式から見て、室町時代中期のものと考えられています。屋根のそりと組天井がとてもきれいな多宝塔、国の重要文化財に指定されています。

大塚性海寺の本堂と客殿

稲沢市性海寺の本堂

境内の右手奥に江戸時代に建てられた本堂があり、木造阿弥陀如来坐像が祀られています。

本堂内に安置されている宝塔は、釣鐘のような円筒に五重塔などの屋根の部分がつけられた、高さ2.6mの塔で、本尊を安置する厨子として使われていました。

この宝塔は、織田信長が建てた安土城の宝塔のモデルになったとも伝わっています。毎年、あじさいまつりの時だけ、特別公開されています。

本堂右手に客殿があり、あじさいまつりでは重要文化財の特別公開と、あじさい茶会が開かれます。目を見張る文化財が並んで、一見の価値ありですよ!

山門横のナンジャモンジャの木

稲沢市性海寺のなんじゃもんじゃ

山門入った右手には「2000年ミレニアム記念」として植樹された「ヒトツバタゴ」別名「ナンジャモンジャ」の木があります。5月上旬に白いプロペラのような花を咲かせます。

日本では、愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生する珍しい木で、花が咲くと、まるでこの木だけに雪が降り積もったかのように見えます。

あじさいの時期も素敵ですが、4月末~5月初めのナンジャモンジャも素敵ですよ!

大塚性海寺の御朱印は?

「善光寺如来」の御朱印は境内の寺務所で授けていただけます。

寺務所が閉まっているときは、客殿横にご住職さんのお住まいがあります。こちらにあるインターフォンを押してくださいね。(お留守の時もあります。)

大塚山性海寺
住所:稲沢市大塚南1-33
電話番号:0587-32-4714
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稲沢市あじさい祭り周辺のおすすめ観光スポット3選

稲沢市は、あじさい祭り以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。名鉄国府宮駅から徒歩圏内にある3つのスポットをご紹介します。

  • 午前中にあじさい祭りを満喫し、午後は美濃路稲葉宿本陣跡ひろばで歴史散策。
  • 矢合観音で参拝し、尾張大国霊神社で縁結び祈願。

ぜひ、この機会に足を運んでみてくださいね。

美濃路稲葉宿本陣跡ひろば

稲沢市美濃路稲葉宿本陣跡ひろば
  • 江戸時代の旧街道「美濃路」にあった宿場町「稲葉宿」の中心地にあった本陣跡を整備した公園。
  • 関ヶ原の合戦で勝利した徳川家康が通った道として「御吉例街道」とも言われています。
  • 8代将軍徳川吉宗にベトナムから贈られた象が、長崎から陸路で江戸へ向かうために通った道としても知られています。
  • 本陣に関する展示などはありませんが、駐車場もあるので、歴史散策にぴったりです。
美濃路稲葉宿本陣跡ひろば
住所:稲沢市小沢2-913
開園時間:9:00~17:00
開館:火・金曜日
※駐車場あります。

矢合観音(やわせかんのん)

  • 本尊の十一面観音菩薩は、病やケガの治癒にご利益があるとされています。
  • 庭の井戸水は万病に効くと言われていて、ペットボトルなどに入れて持ち帰ります。
矢合観音
住所:稲沢市矢合町2664
参拝時間:9:00~16:00

尾張大国霊神社(国府宮神社)

  • 尾張国一宮として知られる由緒ある神社。
  • 大国主命を祀っており、縁結びや五穀豊穣のご利益があるとされています。
  • 毎年2月には「儺追神事(はだか祭り)」と呼ばれる勇壮な神事が行われます。

>>性海寺がある稲沢市の観光情報はこちら【楽天たびノート】

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

稲沢市あじさいまつり2024年の日程や見頃を逃さない方法、性海寺の見頃、アクセス駐車場をお伝えしました。

2019年のあじさいまつりで、鉢植えのアジサイを購入しました。2年後に花が咲くよと言われて、2021年5月に花が咲きました! 花が咲くと嬉しいですよね。今では少しずつ大きく育っています。

稲沢市の「あじさいまつり」をぜひ楽しんで下さいね。

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