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どんどこ森の行き方と見どころは?お土産と所要時間スロープカーまで徹底解説

この記事では、「どんどこ森」エリアについて、行き方から見どころ、お土産情報まで徹底的にご紹介します。

心地よい木漏れ日が降り注ぐ「どんどこ森」は、「となりのトトロ」の世界を再現したエリア。まっくろくろすけが出てきそうなサツキとメイの家と、トトロがいるどんどこ堂が見どころです。

春夏秋冬と季節によって、風景や音が変わる、自然のエリアを楽しんで下さいね。

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どんどこ森への行き方:2つの選択肢

さて、どんどこ森に行くにはどうしたらいいのでしょうか?実は2つの方法があるんです。

徒歩で行く場合(おすすめ!)

ジブリパークのどんどこ森へ抜ける楼門
  • 所要時間:ジブリの大倉庫から徒歩約15分、公園北口から徒歩約25分
  • 道順
    1. ジブリの大倉庫の南側にある「稲楼門」を目指します(魔女の谷の入り口の西側)
    2. 稲楼門の中に入って進むと、どんどこ森への道標が見つかります
    3. 道なりに進めば、どんどこ森の入り口に到着!

どんどこ森へ抜ける山道の入り口は、「千と千尋の神隠し」の不思議な街への入り口のような稲楼門(いなろうもん)から中に入ります。

ちょっと寄り道して、稲楼門のお話を。

この楼門、ジブリっぽい雰囲気満載なんですが、実は大正時代(1923年)に名古屋市中村区で建てられた「料亭 稲本」の門なんです。

2018年に解体されたときに、ジブリが譲り受けて愛知県に寄付したそうです。

  • 高さ:約5.3m
  • 幅:約9m
  • 特徴:ベンガラ塗りの赤い壁に緑色の瓦屋根、中国風のデザイン

名古屋市都市景観重要建築物の一部というから驚きですよね。歴史ある建物がジブリパークで新しい役目を果たしているなんて、素敵ですよね。

どんどこ森へは道標が分かりやすく設置されているので、迷う心配は少ないでしょう。起伏がある道なので、木々の中をゆっくり散歩しながら、向かってくださいね。

※「どんどこ森」は西駐車場から「日本庭園」を抜けて歩いた先にあります。

園内バスを利用する場合

モリコロパーク内を走る園内バス
園内バス(無料)
  • 所要時間:約5分
  • 乗車場所:ジブリの大倉庫正面入口横のバス乗り場
  • 下車場所:どんどこ森入り口前のバス停

園内バスは無料で利用できます。ただし、注意点がいくつかあります:

  • バスには「西ルート」と「東ルート」があり、どんどこ森に行くなら「東ルート」を選びましょう。
  • バスの運行頻度は時間帯によって異なるので、事前に確認を。
  • どんどこ森から帰りのバスに乗る際は要注意! 降車したバス停から300mほど先(お土産物屋さん「どんどこ処」の北側)に乗車バス停があります。

ポイント:どんどこ森からジブリの大倉庫方面に向かうバスは人気で、満席になりやすいです。余裕を持って行動しましょう。

番外編:ネコバスで行く

ジブリパークのネコバス

実はもう一つ、「ネコバス」という選択肢もあるんです!

  • 乗車場所猫の城遊具前
  • 料金
    • 大人(中学生以上):1,000円
    • こども(4歳〜小学生):500円

ネコバスに乗れるなんて、トトロファンにはたまらない体験になりそうですね!

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どんどこ森の見どころ:トトロの世界を体験しよう

さあ、いよいよどんどこ森に到着です。どんどこ森は「となりのトトロ」の世界観が広がる、昭和30年代初期の田舎の風景が広がるエリア

ここからは、見逃せないポイントをご紹介します。

サツキとメイの家:昭和の暮らしにタイムスリップ

ジブリパーク「サツキとメイの家」

サツキとメイの家は、「大さんぽ券プレミアム」で見学できる特別なスポット。2005年の愛知万博のときに作られたパビリオンなんです。

サツキとメイの家の特徴

  • 和洋折衷の2階建て(2階は非公開)
  • 伝統的な木造家屋の建築技法で建てられている
  • 設定は昭和10年頃に建てられて、築25年

「となりのトトロ」は昭和30年代のお話なんですが、サツキとメイの家は昭和初期に建てられた家に草壁家が引っ越してきた、という設定なので、家自体はさらに古い作りなんですね。

こだわりポイント

  1. 鬼瓦にはトトロの「と」の字が!
  2. 台所と外に井戸ポンプあり(台所の手押しポンプは本当に水が出ます)
  3. 窓ガラスは解体される古民家から集めたもの
  4. パーゴラの支柱の根元部分の腐食まで再現
  5. まっくろくろすけ(ススワタリ)が出そうな隙間もある
  6. 薪で炊くタイルの風呂釜は実際にお湯が沸かせる
  7. 家具や小物すべてが映画と同じ

家具も置かれているモノすべてが映画と全く同じに再現されています。押し入れやタンスの中、炊事場の戸棚も覗いてみてくださいね。昭和30年代の生活をリアルに感じることができます。

部屋中に草壁家の生活感がにじみでてて、なんだかサツキとメイの声が聞こえてきそうです。

昭和の暮らしを体験

  • 押し入れやタンスの中、炊事場の戸棚をのぞいてみましょう。
  • 玄関横のブレーカーは昭和初期のものを再現。絶縁体の陶器製の碍子(がいし:電気を絶縁して電線を支えるもの)もついています。
  • 台所には4本の歯ブラシが! 家族の生活感が漂います。
  • 外の井戸のそばには「穴あきバケツ」も。メイちゃんの目線で覗いてみては?

どんどこ堂:トトロに会えるかも?

ジブリパークどんどこ森のどんどこ堂

どんどこ森はサツキとメイの家から裏山へ向かう途中にある、季節を感じることができるエリア。ブナやナラの木が生い茂った丘の上にあり、季節によって風景が変わっていきます。

どんどこ堂への行き方

  1. サツキとメイの家の手前にある登山口から100段の階段を上る
  2. 途中に5連の木製アーチがあり、その奥にどんどこ堂が

ポイント:木製アーチは金具を使わない伝統的な木組み製法で作られています。ジブリのこだわりを感じますね。

どんどこ堂の特徴

ジブリパークどんどこ森のどんどこ堂

どんどこ堂(トトロの木製遊具)は、どんどこ森のシンボル的存在です。

  • 高さ:約5.2m
  • 材質:主に自然素材(ヒゲと爪以外は土に還る)
  • 遊び方:木のはしごを上って中に入れる(小学生以下限定)
  • 収容人数:5〜6人の子どもが入れる
  • 位置:公園中央を向いている(山の上から公園を見守っている感じ)

どんどこ堂のこだわりポイント

  • 爪とヒゲはステンレス製(爪は1本1本形が違う)
  • 爪は岐阜の刀鍛冶の職人さんの手作り
  • 目と鼻は瀬戸焼き
  • 屋根は手で1枚1枚割ったもの(大きさがバラバラ)

子どもがいないときに、地面に足をつけた状態で中をのぞかせてもらいました。オープンして1年以上たつのに、まだヒノキのいい香りがして、とっても幸せな気分になりました。

さりげなく愛知のモノつくりにこだわった製品がパーク内に散りばめられています。

スロープカー「どんどこ号」:楽々山頂アクセス

ジブリパーク「どんどこ森」に設置されたスロープカー

どんどこ堂へは階段もありますが、車いすやベビーカーでも利用できるスロープカー「どんどこ号があります(無料)。高低差を2分くらいで移動する、斜めに動くエレベーターって感じです。

※どんどこ堂のトトロの奥に、スロープカー「山頂駅」があります。

どんどこ号の特徴

  • デザイン:昭和30年〜40年の名古屋市内の路面電車風
  • 全長:約80m
  • 定員:8名
  • 所要時間:約2分
  • 特徴:静かで揺れが少ない

ポイントスロープカー「山麓駅」近くに、サツキがメイを背負ってお父さんを待っていたバス停があります。お見逃しなく!

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どんどこ森のお土産情報:思い出を持ち帰ろう

どんどこ森には、2つのお土産スポットがあります。それぞれ特徴的な商品を揃えているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

山頂の「どんどこ売店」

  • 雰囲気:神社の社務所のよう
  • おすすめポイント:屋根飾りがかわいいので、忘れずに見上げて!

【販売商品】

  1. 「どんどこ堂」のミニチュア(ここだけの限定品)
  2. カオナシ、シシ神さま、どんどこ堂が描かれたオリジナルお守り袋
  3. キーホルダー
  4. どんどこ堂の御朱印帳
  5. トトロの熊手(赤い鯛2匹の上にどんどこ堂や小トトロが!)

「どんどこ処」(無料エリア)

ジブリパーク「どんどこ森」ちかくの「どんどこ処」
  • 場所:どんどこ森へ行く道の途中
  • 特徴:誰でも購入可能(入場チケット不要)

【販売商品】

  1. 木製ドングリ型バードコール(回すと小鳥の鳴き声が!)
  2. 手ぬぐい
  3. どんどこ飴

ポイント:どんどこ処の隣にトイレがあるので、お買い物ついでに寄るのもおすすめです。

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どんどこ森の所要時間:効率よく回るコツ

愛・地球博公園のどんどこ森につながる道

どんどこ森、どのくらいの時間があれば十分に楽しめるでしょうか?

基本の所要時間

  • サツキとメイの家のみ:30分程度
  • どんどこ堂や周辺散策込み:1時間程度

詳細な時間配分

  • サツキとメイの家(じっくり見学):30〜40分
  • 散策路を歩いてどんどこ堂まで往復:20分程度

注意点:小さなお子さん連れの場合、どんどこ堂での遊ぶ時間によって大きく変わる可能性があります。

時間管理のコツ

どんどこ森は他のエリアと離れているので、「ジブリの大倉庫」や「青春の丘」に行く予定がある場合は、移動時間に余裕を持たせましょう。

どんどこ森を楽しむための注意点

最後に、どんどこ森を思う存分楽しむための注意点をまとめます。

  • チケット:サツキとメイの家は時間指定のプレミアムチケットが必要
  • 年齢制限:どんどこ堂(遊具)は小学生以下限定
  • トイレ:2ヶ所あり(サツキとメイの家の近くと、どんどこ堂の近く)
  • コインロッカー:なし
  • 天候:天気によって楽しめる範囲が変わるので、事前チェックを
  • :山の上にあるので、歩きやすい靴で行きましょう
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どんどこ森のよくある質問(FAQ)

最後に、よくある質問をいくつかご紹介します。

Q1:どんどこ森のチケットは事前予約が必要ですか?

はい、サツキとメイの家を見学するには「大さんぽ券プレミアム」チケットが必要です。

Q2:車椅子でも楽しめますか?

はい、スロープカー「どんどこ号」が整備されているので、車椅子の方も山頂まで行くことができます。ただし、サツキとメイの家の中は段差があるので注意が必要です。

Q3:食事はできますか?

どんどこ森エリア内には飲食店はありません。ジブリパーク内の他のエリアにあるカフェやレストランを利用するか、お弁当を持参するのがおすすめです。

Q4:写真撮影は可能ですか?

基本的に撮影OKですが、サツキとメイの家の内部など一部制限がある場所もあります。スタッフの指示に従ってくださいね。

Q5: ペットは入れますか?

ペットを連れての入場はできません。介助犬は除きます。

これらの情報を参考に、素敵なジブリパーク体験をお楽しみください!

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ジブリパーク
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙1533(愛・地球博記念公園内)
営業時間:平日 10:00〜17:00 土日祝日 9:00〜17:00
休館日:火曜日(春休み・夏休み・冬休み期間中は開館)・年末年始

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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まとめ:どんどこ森で「となりのトトロ」の世界を満喫しよう!

ジブリパークの「どんどこ森」は、「となりのトトロ」の世界観を存分に味わえる特別なエリアです。

2005年に建てられたサツキとメイの家は、年月が経って、さらに味わい深い雰囲気になっています。まるで本当にサツキとメイが住んでいるかのような、懐かしくも温かい空間を体験できますよ。

残念ながら、大人の方はどんどこ堂(トトロのおなか)には入れませんが、外から眺めるだけでもワクワクしますよね。

どんどこ森とサツキとメイの家で、懐かしい昭和の風景を味わってくださいね。

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