この記事では、愛知県豊田市の秋の風物詩「小原四季桜まつり」2024年の最新情報をお届けします。
豊田市の小原地区では、春と秋と年2回花を咲かせる四季桜が淡い桃色の花を咲かせ、真っ赤に色づいた紅葉と一緒に楽しめます。その景色は、まさに息をのむほどの絶景!
この素晴らしい「小原四季桜まつり」の魅力を、見どころやアクセス方法、そして混雑情報まで、徹底的にご紹介していきます。
こんなにたくさんの四季桜が植えられているエリアは、日本でも小原エリアが1番! 紅葉とのコラボは必見ですよ!
小原四季桜まつり2024年の開催概要
まずは、2024年の小原四季桜まつりの基本情報をおさえておきましょう。
- 開催期間:2024年11月16日(土)~12月1日(日)
- メイン会場:川見四季桜の里
- その他の会場:小原ふれあい公園、柿ケ入遊歩道など
- イベントや露店の営業時間:9:00~16:00
- 昨年はライトアップがありましたが、今年は発表がありません。
2024年は例年よりも少し早めのスタートとなっています。紅葉と桜のコラボレーションを楽しむなら、11月中旬から下旬がおすすめですよ。
小原四季桜の見ごろはいつ?
豊田市小原地区には、なんと約10,000本もの四季桜が植えられているんです。これは日本最大級の規模なんです!
見頃は例年11月下旬から12月上旬。2024年も同じ時期が見頃になると予想されています。※2023年の見頃は11月23日~27日でした。
2024年の見頃予想:11月23日頃~12月上旬
四季桜の特徴は、一重の白っぽい薄桃色の花。ソメイヨシノよりも小さめで、枝にぽつぽつと咲く感じです。一斉に咲いて散るのではなく、長い期間楽しめるのも魅力の1つ。
気象条件によって多少前後する可能性はありますが、この時期に訪れれば、四季桜と紅葉の絶景を楽しめるはずです。
秋に咲く桜って、なんだかそれだけで「特別」な感じがしますよね。季節を間違えたわけじゃないんだけど、季節感がおかしくなるような、変な錯覚。
澄みきった青い空に、紅葉の赤と桜の薄桃色が広がる風景は、奇跡のような、忘れられない風景になること間違いないですよ。
小原四季桜まつりへのアクセス方法
電車・バスでのアクセス
愛知環状鉄道「八草駅」から小原支所までの直行バスが運行されます。
- 運行日:11月16日・17日、23日・24日、30日・12月1日(土日のみ)
- 料金:1乗車700円※小学生以下無料
- 所要時間:約40分
【2024年の運行ダイヤ】
- 八草駅発:8:00・9:30・11:30・13:30・15:00
- 小原支所:8:50・10:10・12:50・14:20・15:40
【名古屋駅からのアクセス】
- JR中央線で「高蔵寺駅」下車
- 愛知環状鉄道に乗り換えて「八草駅」へ
- 八草駅から直行バスで会場へ
または、
- 地下鉄東山線で「藤が丘駅」へ
- リニモに乗り換えて「八草駅」へ
- 八草駅から直行バスで会場へ
直行バス運行日以外で名古屋から行く場合は、
- 名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線「知立駅」へ
- 名鉄三河線に乗り換えて「豊田市駅」へ
- とよたおいでんバス小原・豊田線上仁木行に乗って 終点「上仁木」バス停で下車
または、
- 名古屋市営地下鉄東山線で「伏見」へ
- 名古屋市営地下鉄鶴舞線に乗り換えて豊田市駅へ
※とよたおいでんバスで終点「上仁木」バス停まで約1時間20分かかります。終点のバス停から「川見四季桜の里」までは徒歩で約15分です。
車でのアクセス
車で行く場合は、以下のルートがおすすめです。
- 東名高速道路「名古屋IC」下車
- 猿投グリーンロード「中山IC」下車
- 国道419号を瑞浪方面へ約15km(約30分)
または、
- 東海環状自動車道「豊田藤岡IC」下車
- 国道419号線を瑞浪方面へ約15km(約30分)
小原四季桜まつりの駐車場情報
2024年は、以下の駐車場が利用可能です。
- 小原ふれあい公園駐車場
- 料金:1,000円
- 豊田市小原支所駐車場
- 料金:1,000円
- 川見(せんみ)四季桜の里駐車場
- 普通車:500円※混雑時は制限あり
- 上仁木駐車場
- 料金:500円
- 二輪車:300円
※上仁木駐車場から川見四季桜の里まで徒歩約5分です。
便利な無料シャトルバス
2024年も無料シャトルバスの運行が予定されています:
- 運行日:11月16日(土)・17日(日)・23日(土)~12月1日(日)
- ルート:小原支所駐車場~川見四季桜の里
- 運行時間:小原支所発9:00~川見四季桜の里発16:10、10分~15分間隔
朝イチのバスは、土日は補助席を使うくらい満席になることも。駐車場に到着したら、階段を上がって、小原支所の玄関前のシャトルバス乗り場を確認してくださいね。
※小原支所から川見四季桜の里までは徒歩で40分くらい、駐車場もないので、バスを使うのがおすすめです。
小原四季桜の見どころは?
小原ふれあい公園
メイン会場となる小原ふれあい公園周辺には、約300本の四季桜が植えられています。園内の遊歩道をのんびり散策しながら、四季桜と紅葉のコラボレーションを楽しめます。
2024年は、地元の特産品を使った新しい屋台メニューも登場予定。五平餅や焼き栗はもちろん、小原名物の大きな梨も楽しみですね。
泥ぶち観音
小原ふれあい公園から東へ徒歩約5分ほど行くと「 泥打(どろぶち)観音」さまの祠があり、田んぼの中に泥だらけで埋まっていた観音さまが祀られています。
泥が大好きな観音さま、ということで、泥をぶつけてお参りすると願い事が叶うんだとか。でも、観音さまに泥をぶつけるって、勇気がいります…。
小原ふれあい公園から西へ徒歩約15分ほど行くと、小原稲荷(松月寺)があります。1574年(戦国時代)創建の禅寺で、豊川稲荷の御分霊が祀られた、小原稲荷堂があります。
月替わりのカラフルな御朱印がいただけます。この期間中は、小原和紙のとっても素敵な御朱印も数量限定で用意されますよ。
住所:豊田市小原町前田176-1
松月寺
住所:豊田市大坂町山ノ田168
川見四季桜の里
小原エリアで最も多い約1,200本の四季桜が植えられている川見四季桜の里。山の斜面一面に広がる薄紅色の桜と、鮮やかな紅葉のコントラストは圧巻。
遊歩道があり、川沿いの道をのんびり歩きながら、桜と紅葉のコラボレーションを堪能できるエリアです。さくら山は山全体が霞がかったような、薄いピンクに染まっています。
下流側には川沿いに四季桜と紅葉が立ち並ぶ「柿ケ入遊歩道」も整備されています。
川見四季桜の里から徒歩5分ほどの場所にある柿ケ入遊歩道。川沿いに四季桜と紅葉が立ち並ぶ景色は、まさに絶景です。
その先には「北部生活改善センター」があり、大きなイチョウの木が立っていて、さらにその先には、愛知県の天然記念物に指定された樹齢百年以上の「前洞の四季桜」が立っています。
川見薬師寺(せんみやくしじ)
川見四季桜の里のバス停から公衆トイレがある方へ歩いて行くと、川見薬師寺階段下に到着します。
川見薬師寺へは階段を88段、33段、42段上った先に本堂があり、室町時代後期に造られた如来像が祀られています。階段左手にある坂道を上がって行くと、階段の途中へつながっています。
階段の先にある鐘楼門、周りには12支の彫刻で飾られています。参道の正面に観音菩薩さま、その奥に「無尽堂」があります。
本堂は無尽堂の左手、大黒天さま横の階段を上がっていきます。1870年に建立された本堂には昇り龍・下り龍が飾られていて、とっても迫力があって一見の価値あり!
川見薬師寺のご利益は、子宝・縁結び・開運。御朱印もあります。
住所:豊田市川見町堂ノ洞225
小原四季桜まつりの混雑予想は?
昨年の小原四季桜まつり開催中の日曜日、昼過ぎに小原エリアに到着した友人は、駐車場はどこも満車、道路には渋滞の車でUターンすることもできず、車窓から見て通り過ぎるしかできなかったそう。
2024年も、四季桜まつり期間中の土日は混雑が予想されます。特に11月23日・24日がピークになると見込まれています。
混雑を避けたい方は、以下の時間帯がおすすめです:
- 平日
- 土日でも午前中または午後3時以降
昨年の桜まつりは、午前中または午後3時以降なら、そこまで道路は渋滞していませんでした。夕方は気温も下がって、ゆっくり四季桜を眺めるには寒すぎるせいか、駐車場も閑散としていました。
最新の渋滞情報は、小原観光協会の公式Xで確認できます。出発前にチェックしておくと安心ですよ。
@obarakankou
小原四季桜まつりを100倍楽しむためのコツ
1.防寒対策を忘れずに
11月下旬は寒くなります。特に夕方近くになると風も冷たくなるので、羽織るものがあると安心です。
2.歩きやすい靴で
遊歩道や山道を歩くので、スニーカーがおすすめです。
3.カメラを忘れずに
四季桜と紅葉の絶景は、ぜひ写真に収めたいですよね。
4.お土産をチェック
小原和紙を使った雑貨や、地元の農産物がおすすめです。
5.平日がおすすめ
ゆっくり楽しみたい方は、混雑の少ない平日がベストです。
※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。
さいごに:小原四季桜まつり2024、これを見逃したら損!
愛知県豊田市の小原四季桜まつりは、秋に咲く桜と紅葉のコラボレーションが楽しめる、全国でも珍しいイベント。2024年は11月16日から16日間の開催予定で、見頃は11月23日頃から12月上旬です。
地元の中学校では、入学したときに挿し木を行い、3年間大切に育てて、卒業するときに持ち帰って四季桜を増やしているとのこと。
この取り組みのおかげで、小原の四季桜は年々その数を増やしています。
小原地区の住民に守られ、大切に受け継がれてきた四季桜。この秋はぜひ、四季桜と紅葉のコラボを満喫してくださいね。
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