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無量寺(がん封じ寺)をのんびり散歩~蒲郡にある少し不思議なお寺を歩いてみた

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蒲郡の無量寺に行ってきました。

「がん封じ寺」として全国から参拝者が訪れる有名なお寺です。観光バスのツアーに組み込まれるほど知られた場所ですが、平日に行くと境内は静かで、独特の空気が漂っていました。

壁一面にびっしりと掛けられた絵馬、大クスノキの空洞、うす暗い洞窟の中に並ぶ石仏——「パワースポット」という言葉より、「静かな祈りの場所」という感じが近かったです。

少し不思議な境内で、ゆっくり過ごしてきました。

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無量寺(がん封じ寺)とはどんなお寺?

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)の本堂

無量寺は平安時代創建の古刹で、古くから「難病封じ」のご利益があるとされてきたお寺です。ご本尊は「西浦不動」。秘仏で、12年に1度・酉年の時だけ特別に拝観することができます。

お守りや絵馬・御祈祷はすべてがんをはじめとした病気封じに特化していて、「がん封じ寺」の通称がすっかり定着しています。

全国から参拝者が訪れる

がん封じを願って、全国各地から参拝者が訪れます。観光バスのツアーで来るグループと一緒になると、境内が賑わうこともあります。

でも、そういう時間を外れると、静かな時間が流れていて、境内をゆっくり歩けます。

日本人の死亡原因1位はがん。「がんになりたくない」「がんを克服したい」という切実な思いを持つ人が、ここに集まってくる。そういう場所の空気は、普通の観光地とは違います。

西浦温泉エリアにある寺

無量寺は蒲郡市の西浦温泉エリアにあります。

八百富神社(竹島)や竹島水族館とも近いエリアで、蒲郡観光とセットで訪れやすい場所です。

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境内を歩くと”祈りの空気”を感じる

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)のガン封じ絵馬

駐車場から大雁塔を左に見ながら参道を進むと、30mほどの壁面いっぱいに絵馬が掛けられています。

人間の体の絵が描かれたがん封じ絵馬に、治してほしい場所を〇で囲んだり色を塗ったりして、名前と住所を書いて奉納します。それがびっしりと——何百枚、何千枚と壁を覆っている。

「がんを克服したい」「がんになりたくない」という、人々の切実な思いがそのまま積み重なっている光景です。見ているうちに、自然と静かな気持ちになります。

静かな境内に気持ちが落ち着く

参道の先に本堂、その周囲に大クスノキ・身代わり滝不動・観音堂・ミニ八十八ヶ所霊場——と見どころが点在しています。

どれも飾り立てられておらず、「昔からここにある」という素朴な佇まいです。人が少ない時間に来ると、木々の静けさと相まって、「ここでしばらくいたい」という気持ちになる境内です。

観光地とは少し違う時間が流れる

無量寺のがん封じ堂

無量寺は、「観光して楽しむ場所」というより「手を合わせに来る場所」という雰囲気が強い。それが、ここの独特の空気感を作っています。

参拝を目的として来た人たちの静かな集中力が、境内全体の空気に影響しているのかもしれません。

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千佛洞や大雁塔も少し不思議で面白い

本堂の中に「千仏洞めぐり」の入口があります。

ろうそくやランプが灯るうす暗い通路の両側の壁面に、約1,000体の石仏が彫られています。

真っ暗な中を手探りで歩く「戒壇めぐり」とは違いますが、薄明かりの中に無数の石仏が並ぶ光景は、独特の「神秘的な」雰囲気があります。

痔病封じ仏・中気封じ仏・ガンダーラ仏など珍しい仏さまが続いて、一番奥に触れてお祈りできる大日如来座像があります。入場は無料です。

中国の石窟寺院を思わせる空間

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)の大雁堂

無量寺は、中国・西安の大雁塔や、敦煌の石窟寺院をモデルにした施設を持つという、日本では珍しいお寺です。

大雁塔は中国・西安にある7層64mのレンガ造りの仏塔(三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保存したことで有名)をモデルにしたもので、その3分の1の大きさ(20m)で復元されています。

内部は非公開ですが、参道からの存在感は十分あります。

千仏洞の石仏と合わせて、「日本のお寺なのに、中国の石窟寺院にいるような感覚」が無量寺ならではの面白さです。

普通のお寺と少し違う

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)の大楠

境内にはまだ見どころがあります。

  • 大クスノキ

蒲郡市の天然記念物で、樹齢300年ともいわれる巨木です(根回り12m・高さ11.8m)。裏側に回ると人が入れるほどの空洞があるのに、今も青々と葉を茂らせている。

その生命力の強さには、思わず手を合わせたくなります。

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)の霊場巡り
  • ミニ八十八ヶ所霊場

境内に、祠付きのお地蔵様が並んでいます。

それぞれのお顔が違うので、ひとつひとつ中をのぞいてみてくださいね。

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)のボケ封じ仏さま
  • ボケ封じ仏

絵馬の壁が途切れた先の右側にいらっしゃいます。

がん封じだけでなく「ボケたくない」という願いにも応えてくれる場所です。こちらもぜひお参りを。

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所要時間はどれくらい?

愛知県蒲郡市のガン封じ寺(無量寺)の身代わり滝不動
  • 参拝だけさらっとなら、30分前後
  • 千仏洞めぐりも含めるなら、1時間ほど
  • 大クスノキ・ミニ霊場・境内をのんびり歩くなら、1〜2時間

御祈祷を受ける場合は受付が9:00〜16:00です。

ご祈祷をお願いすると、仏さまの前に呼ばれて、お寺に伝わる「サルノコシカケ」で1人づつ頭をなでて、秘伝のお加持を行ってもらえます。

「うにゃむにゃむにゃむにゃ~」とお唱えが始まって、最後は「えいっ!」の掛け声で終了する独特の作法で行われます。境内の雰囲気と合わせて、ここでしか体験できないものです。

御朱印は「西浦不動」の御朱印が本堂受付でいただけます(東海三十六不動尊第十九番)。

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アクセス・駐車場

電車の場合

名鉄蒲郡線「西浦駅」下車、踏切を渡って北へ。道案内の看板が随所にあるので迷いません。

車の場合

お寺の西側と南側に無料駐車場あり。西浦駅近くの踏切近くに第2駐車場もあります。

駐車場へ向かう道路が少し狭いので、注意してくださいね。

無量寺(がん封じ寺)
住所:蒲郡市西浦町日中30
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:無料 宝物殿入館は大人500円・小人300円
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無量寺(がん封じ寺)まとめ

無量寺は、「お願いをする場所」というより、静かな気持ちで過ごす場所でした。

びっしりと掛けられた絵馬、大クスノキの空洞、うす暗い千仏洞の石仏——どれも「祈り」の積み重ねが形になったものです。

パワースポットとして訪れるより、「静かに手を合わせに来る」という気持ちで来た方が、ここの空気に合っていると思います。

蒲郡を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

がん封じ寺(無量寺)がある蒲郡市の観光情報はこちらにもあります。ぜひご覧になってみてくださいね。
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