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あいち朝日遺跡ミュージアムの入場料とアクセス駐車場は?弥生時代を体感しよう!

清須市のあいち朝日遺跡ミュージア

愛知県清須市貝塚町にある「あいち朝日遺跡ミュージアム」では、清須市から名古屋市西区まで広がる、日本で最大規模の弥生時代の集落「朝日遺跡」の出土品や、復元された住居が展示されています。

この記事では、あいち朝日遺跡ミュージアムについてご紹介します。

愛知県は「三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)」にスポットが当たってしまって、弥生時代の遺跡があることはあまり知られていません。ぜひ、遺跡博物館で弥生時代を感じてみてくださいね。

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あいち朝日遺跡ミュージアムの入場料は?

「あいち朝日遺跡ミュージアム」の入場料金は、中学生以下は無料です。※大学生・高校生は学生証の提示が必要です。

大人大高生
朝日遺跡ミュージアム300円200円
年間パスポート1,000円600円
清洲城との共通券500円
しだみ古墳群ミュージアムとの共通券400円300円
(税込金額)

※2024年4月~清洲城の入場料が改定されることより、清洲城との共通券が500円→550円になります。

あいち朝日遺跡ミュージアム
住所:清須市朝日貝塚1
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※休憩コーナーに授乳室も完備されています。
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あいち朝日遺跡ミュージアムのアクセスは?

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムの高倉倉庫と竪穴住居

あいち朝日遺跡へ電車・バスでの行き方

名鉄名古屋本線「新清洲駅」で下車します。新清洲駅は快速急行、急行、準急、普通電車が停車します。新清洲駅からは徒歩で約22分かかります。

JR東海道線「枇杷島駅」の東口から清須市のコミュニティバス「きよす あしがるバス」オレンジルートで「ピアゴ清洲店前(あいち朝日遺跡ミュージアム)」下車、徒歩2分で行くことができます。

城北線「尾張星の宮駅」から「きよす あしがるバス」に乗ることも可能です。徒歩なら約10分くらいかかります。あしがるバスは2時間に1本で、1回100円・1日乗り放題は200円(税込)です。

あしがるバスオレンジルートで「清須城」に行くこともできますよ。清洲城との入場共通券を利用すれが、ちょっとお得になります。

あいち朝日遺跡へ車での行き方

名古屋第二環状自動車道「清須東IC」から約1分、名古屋高速道路「清洲出口」からも約1分です。敷地内に無料の駐車場(普通車15台)があります。

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あいち朝日遺跡ミュージアムで弥生時代を体感!

弥生時代のジオラマと出土品

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムのジオラマ

受付横の展示室には、弥生時代(紀元前6世紀〜紀元後4世紀)の村を150分の1サイズで再現されたジオラマが展示されています。

水田へ水路をひく人、稲を収穫する人、死者を弔っている人など、リアルな生活の様子を見ることができます。

朝日遺跡では大規模な貝塚が発見されていて、稲作農耕だけでなく、タニシ・コイ・フナ・ドジョウ・ナマズなどの淡水漁労も行われていたようです。

アニメ映像でも弥生時代をわかりやすく紹介していて、小学生でも楽しめるようになっています。

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムの出土品

朝日遺跡からの2000点以上の出土品のうち、約400点が展示されています。赤い顔料が塗られた赤彩土器円窓付き土器勾玉巴形銅器石器木製農具が並んでいます。

大きな丸い穴が開いてる円窓付き土器は、貯蔵用にしてもお湯を沸かすにしても不便な、不思議な土器です。機能や用途は不明なんですが、出土数も多いので、日常的な役割があったと考えられています。

ほとんどの土器は、割れて破片になっていたものをパズルのようにつなぎ合わせて、元の形を再現しているんだとか。気が遠くなりそうな作業を経て、並べられているんですね。

手裏剣のような巴形銅器は、装飾用のようですが、太陽を表してるのか?貝の断面模様なのか?諸説あります。1つ1つ見ながら、弥生時代を想像すると、楽しくなりますよ。

本館2階は収蔵庫になっていて、季節によって展示品が入れ替わるそうです。

キッズ考古ラボ

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムの弥生時代の絵

ミュージアム内には体験学習室研修室キッズ考古ラボがあります。キッズ考古ラボでは土器の文様付けや、弥生衣装を着て、弥生道具体験をすることができます。

2枚の布を張り合わせただけの衣装を服の上から着て、スキやクワを持って、弥生時代の水田の田植え風景の前で記念撮影もできます。

弥生時代人になりきって、写真を撮ってみてくださいね(無料)。

休日は火おこし体験カラフル勾玉作り土器作り体験などのワークショップも開催されています(参加料が必要)。受付で申し込みをしてくださいね。

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遺跡ミュージアムに復元された弥生ムラ

高床倉庫と竪穴住居

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムの竪穴住居

ミュージアムの北側には、復元された高床倉庫竪穴住居貝塚の遺構があり、史跡 貝塚山貝塚が広がっています。

高床倉庫は穀物を蓄えておく蔵で、ネズミの害を防ぎ、風通しを良くするために床が高く作られています。竪穴住居は、浅く掘った地面に柱を立てて屋根をのせた、縄文時代からの住居です。

水稲農耕が始まった弥生時代には、村が形成され、朝日遺跡では逆茂木(さかもぎ)と言われる土塁や柵などのバリケード(防御施設)が発見されています。

弥生時代にはすでに、村同士の地域間交流があり、肥沃な土地を取り合う戦いもあったんですね。弥生時代って平和なイメージでしたが、意外にも戦国に近い感じだったのかもしれませんね。

貝塚山貝塚資料館

清須市のあいち朝日遺跡ミュージアムの出土した骨

昭和50年に開館した貝塚山貝塚資料館、2019年から閉館していましたが、あいち朝日遺跡ミュージアムの一部として開館、無料で入館することができます。

「発掘の時に見つかった2つのご遺体が保管されていますよ」と言われたんですが、2000年以上も前の人骨なんて、一部しか残ってないんじゃないの?って思ったら…。

驚くほど骨太で、頭蓋骨もしっかり残されていました。カルシウムしっかり摂れていたんですね。骨を調べると、身長や体形、どんな生活をしていたかわかるんだそうです。

貝塚からはハマグリやカキ、シジミなどの貝だけでなく、アジ、スズキ、タイなどの魚の骨も見つかっています。イノシシやシカの骨も見つかっていて、動物も食べていたことが分かっています。

文字がなかった時代を知るには、出土品は重要な手がかりなんですね。

>>あいち朝日遺跡ミュージアムがある清須市の観光情報はこちら【楽天たびノート】

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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さいごに

清須市にオープンした「あいち朝日遺跡ミュージアム」についてお伝えしました。

弥生時代の遺跡と言えば、奈良県の唐戸遺跡・静岡県の登呂遺跡・佐賀県の吉野ケ里遺跡が有名ですよね。

2000年以上も前にここに住んでいた遠い遠いご先祖様たちの生活を知って、弥生時代を体感してみてくださいね。

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