萬徳寺(稲沢市)は百花の王が彩る牡丹寺!見ごろはいつ?御朱印とアクセス駐車場は?

稲沢市萬徳寺のボタン お寺・神社

愛知県稲沢市にある萬徳寺(まんとくじ)は、百花の王と言われるボタンがたくさん植えられていて「牡丹寺」と呼ばれているのをご存じですか?

萬徳寺では毎年4月中旬からゴールデンウィークにかけてボタンの花を楽しむことができます。

この記事では、

  • 稲沢市萬徳寺のボタンの花の見ごろはいつ?
  • 稲沢市萬徳寺の境内と御朱印は?
  • 稲沢市萬徳寺のアクセスと駐車場は?

についてご紹介します。

あでやかなボタンの花と、古社のコラボをぜひ楽しんで下さいね。

萬徳寺(稲沢市)とボタンの花

萬徳寺のボタンの見ごろは?

2021年の満徳寺のボタンの見ごろは例年より早く、4月15~20日頃でした。4月24日の時点では、黄色のちょっと小さめのボタンが満開で、赤や紫、白の大きなボタンが数本咲いてるって感じでした。

約700株植えられている萬徳寺のボタンは、赤や紫の花が咲き、その後に白と黄色、と順番に咲くんだそうです。

ボタンは「百花の王」と言われるくらい、大きくて豪華な花で、圧倒的な存在感ですよね。手のひらほどの大きさの大輪のボタンが咲いてると、1輪だけでもあでやかです。

萬徳寺は、長沼山 華王院 萬徳寺(ちょうしょうざんかおういんまんとくじ)、768年の奈良時代に創建された真言宗のお寺で、ご本尊は阿弥陀如来さまです。

境内に西側には、重要文化財に指定されている、室町時代後期に建てられた「多宝塔」があり、中には大日如来さまが安置されています。

多宝塔の北側には、正面に戸口が3つある、朱色が鮮やかな「鎮守堂」があります。多宝塔と同じく、室町時代のもので、重要文化財となっています。

戸口の前に7段の階段が付けられていて、小人がお参りできそうな外観は、とてもおもしろいですね。

萬徳寺本堂と空海の埋めた如意宝珠

日本には、空海和尚が如意宝珠を埋めたとされるお寺が3か所あると言われています。如意宝珠は、下が球体で上がとんがってる、栗(玉ねぎ?)みたいな形の玉で、あらゆる願い事を叶えてくれます。

空海は、中国から持ち帰った如意宝珠を、奈良県室生寺、山形県恩徳寺、そして萬徳寺の本堂の裏に埋納したという伝承があるんですが、どうなんでしょうか?。

そんなすごいお宝が埋まっているなら、ものすごいパワーがあふれそうな気もしますが…いつも、ぴっちりと閉められている本堂の前には、空海和尚(弘法大師)像が立っています。

萬徳寺で四国八十八か所参り

山門をくぐった左手に、「楊柳(ようりゅう)観音」さまが座っていらっしゃいます。人々の病苦を柳の枝で祓う、病気平癒・健康長寿のご利益があるとされる三十三観音のひとりです。

観音さまの横には大正時代に造られた「四国八十八か所入口」の石門があります。

入り口から入ってみたんですが、足元が悪くて、どう進んでいいのかわかりませんでした。

本堂の西側にも、たくさんの石像が並んでいるものの、地震のせいなんでしょうか?傾いたり倒れたりしていました。

かつてはたくさんの人が、四国巡礼できない代わりに歩いたはずの道です。いろいろな諸事情で放置されているんだとは思いますが、なんだかちょっと悲しい雰囲気が漂っていました。

萬徳寺の御朱印は?

満徳寺の御朱印は、本堂右側の庫裏の入り口に「不在の際は」という案内とともに、書き置きの御朱印が置かれています。見本を参考にしながら、自分で印を押します。

  • 「聖観世音」尾張四国八十八ヶ所霊場 第44番札所
  • 「本尊聖観世音菩薩」尾張三十三観音霊場 第17番札所
  • 「大聖不動明王」東海三十六不動尊霊場 第4番札所

自分で朱肉をつけて印を押すのは、朱肉を付けすぎちゃったり、ちょっと曲がってしまったり、うまくいかないんですよね。慎重に、呼吸を整えて、挑戦してみてくださいね。

長沼山 華王院 萬徳寺(ちょうしょうざんかおういんまんとくじ)
住所:稲沢市長野3-2-57
電話番号:0587-32-0068
拝観無料

御嶽山・大峰山神社の呪術者

萬徳寺の山門右横には、ちょっと小高い築山があり、たくさんの石仏が鎮座しています。入り口には「大峰山御嶽山両霊山修覆町内安全祈願塔」と刻まれた石碑が建っているだけだったので、お寺の一部かと思っていました。

地図を確認したら「御嶽嶽山・大峰山神社」となっていました。鳥居も何もないんですが、萬徳寺とは別の、神社なんです。

一番上のお堂の中には、山にこもって厳しい修行をする山岳信仰の開祖「役小角(えんのおずぬ)」が祀られています。お堂の前には前鬼・後鬼(ぜんき・ごきと言われる夫婦の鬼)がお堂の前を守っています。

役小角は飛鳥時代の呪術者で、藤原鎌足の病気を呪術で治癒したという伝説があります。呪術は仏教信仰の1つであり、この時代の医学は呪術と薬草だったんですね。

なぜここに役小角が祀られているのかはよくわからないんですが、大黒天さまと恵比須さまの石像もあります。足元に気を付けて、上がってみてくださいね。

満徳寺のアクセス・駐車場は?

清洲城の通用門を移築したとされる山門

萬徳寺の最寄り駅はJR東海道線「稲沢駅」です。(稲沢駅には普通電車しか停車しません。)稲沢駅西口から北東に10分ほど歩きます。

稲沢駅西口から稲沢コミュニティバス(下津・稲沢線)に乗って行くこともできます。「長野バス停」で下車、北へ100mほど歩きます。

1回乗車200円で1日5往復、運行日は月~土曜日で、日曜日は運行していないので注意してくださいね。

車の場合は、名古屋高速16号一宮線「西春IC」から北に向かい、県道161号線を西(左折)へ向かいます。JR線を越える高架橋を降りたらすぐの信号(夢逢橋西)を南(左折)へ向かうと左手に見えてきます。

参拝者用駐車場は境内の、本堂に向かって右手側に駐車することができます。

さいごに

愛知県稲沢市萬徳寺の、ボタンの見ごろの時期と境内の見どころ、御朱印、アクセスと駐車場についてお伝えしました。

一般的にボタンは桜が散り終わってから、4月中旬から咲き始め、花が咲いているのは数日間です。その後は1枚ずつ花びらが散っていきます。

花が終わったら、株が弱ってし舞うのを防ぐため、茎の首の部分から切り落とします。ボタンの見ごろが過ぎてしまうと、しぼんだ花すら残っていないんですよね。

見ごろの時期を読むのは難しいんですが、ぜひ一度ボタン寺へお出かけくださいね。

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