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南宮大社の見どころとご利益と御朱印は?鉄の神さまを祀るパワースポット!

岐阜県垂井町にある南宮大社

岐阜県垂井町にある南宮大社は、朱塗りの社殿がとっても美しい、美濃の国の一の宮。鉱山と金属業の総本宮として崇拝されています。

全社殿は関ケ原の合戦の時に焼失してしまうのですが、美濃出身の春日局が、3代将軍徳川家光にお願いをして、再建されました。

この記事では、南宮大社の見どころとご利益、御朱印、厄払い、南宮山のハイキングコース、アクセス・駐車場についてご紹介します。

パワースポットいっぱいの南宮さんにお参りの際には、ぜひ参考になさってくださいね。

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南宮大社は見どころいっぱいのパワースポット!

南宮大社の楼門

岐阜県垂井町にある南宮大社の楼門

平安時代に創建された南宮大社は、関ヶ原の合戦(1600年)の時に焼失、その後1642年に3代将軍徳川家光が再建しました。再建にかかった費用などの資料が現在も残されていて、国の重要文化財になっています。

本殿、拝殿、高舞殿など15棟の社殿や石橋、石鳥居が7千両(約21億円)で再建され、370年以上たった現在も、朱塗りの荘厳な姿を見せています。

大きな朱塗りの楼門の前には、石輪橋が架かっています。輪のように丸い橋で、神様が通られる橋です。石輪橋の下手には人が参拝に行き来するための石平橋が架かっています。

岐阜県垂井町にある南宮大社の楼門の狛犬

楼門の表には、木造の右大臣と左大臣、裏には狛犬が門番として座っています。狛犬さんの吽形には真ん中に角が生えていました。比較的古い時代の狛犬さんですね。

南宮大社の境内

岐阜県垂井町にある南宮大社の高舞殿と拝殿

楼門をくぐると左手に手水舎があり、毎月1日と15日は「花手水」として、水盤に色とりどりの花が浮かびます。写真が貼られてあったんですが、とってもきれいです。

楼門の先には高舞殿(こうぶでん)、軒下には12支の丸彫りが飾られています。その奥に拝殿があります。

拝殿の左右には回廊があって、その先に入ることはできません。奥には本殿と左右に二宮から五宮まで並んでいます。本殿は素木造りで、朱塗りではなく、どっしり荘厳なたたずまいになっています。

毎年11月3日文化の日には、「宝物館」が一般公開されます。

日本には5本しかない、平安時代の名刀(1振)や、奈良時代の鉄製の鉾(ほこ:槍のようなもの)、室町時代の太刀などの刀剣と、胴丸(平安時代の鎧)や駅鈴(古代律令時代に朝廷から支給された鈴)、絵馬や絵画などを見ることができます。

【南宮大社の重要文化財】
本殿・幣殿・拝殿・回廊・勅使殿・高舞殿・楼門・神輿舎・神官廊・樹下神社本殿・高山神社本殿・隼人神社本殿・南大神神社本殿・七王子神社本殿・輪橋(石輪橋)・下向橋・石鳥居・造営文書(623冊)

南宮大社のご利益は?

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#花手水 #南宮大社

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南宮大社は鉱山と金属業の神様なので、「金運」「財運」「勝負運」にご利益があると言われています。受験シーズンになると、入試や必勝祈願に訪れる受験生も多いそうです。

金運アップから「商売繁盛」、勝負運から「心願成就」、厄除け、良縁、安産などのご利益もいただけるそうです。人生の岐路に迷ったとき、心を正してくれるご利益もあるんだとか。

行くべき道に迷ったときにお参りすると、進むべき道が見えてくるかもしれませんね。

刀の形をしたお守り「御刀守(護身刀)」は、運を切り開く(困難に打ち勝つ)、悪運を断ち切るお守りとして、とっても人気があります。

南宮大社
住所:岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1
電話番号:0584-22-1225
参拝可能時間:夏期(4/16~10/14) 5:00~18:00
 冬期(10/15~4/15) 6:00~17:30 ※日没の時間で変更有

南宮大社の御朱印は?

南宮大社摂社の東照宮

南宮大社の授与所では5体の御朱印がいただけます。

  • 南宮大社(美濃国一宮)
  • 南宮大社摂社 東照宮
  • 伊富岐神社(いぶきじんじゃ・美濃国二宮)
  • 大領神社(だいりょうじんじゃ・美濃国三宮)
  • 南宮御旅神社(なんぐうおたびじんじゃ・美濃国総社)

南宮大社以外の3つの神社は、南宮大社から離れた場所にあります。それぞれの神社に社務所はあっても、通常は閉まっているようです。

※2023年1月より、大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて、東照宮の御朱印もいただけるようになりました。南門から出て「南宮稲荷神社」に向かう途中の右側に鎮座されています。

伊富岐神社
住所:岐阜県不破郡垂井町岩手字伊吹1484-1
※高さ30m、樹齢300年以上の大杉があります。
大領神社
住所:岐阜県不破郡垂井町宮代森下765
※南宮大社の摂社で、東約0.5Kmに鎮座
南宮御旅神社
住所:岐阜県不破郡垂井町府中2506
※南宮大社の摂社で、かつての美濃国総社

南宮大社の厄払いは?

南宮大社の樹下社

南宮大社では厄除け厄払いをはじめ、安産祈願、初宮詣、七五三、心願成就、車払いの御祈祷を受けることができます。

授与所にて受付をします(予約は不要ですが、七五三など込み合うことが予想される場合は電話で予約することも可能です)。

車祓いをお願いする場合は宝物殿前の枠内に駐車します。授与所で受付をしてから、申込用紙を楼門を出て右側の祓所に出します。

ご祈祷受付時間:9:00~16:00
一般のご祈祷の初穂料:5,000円
車のお祓いの初穂料:7,000円
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南宮山の瓦塚と南宮稲荷神社

岐阜県垂井町にある南宮大社の瓦塚

南宮大社の南門を出て右(西)に曲がると、南宮稲荷神社に続く参道があります。その途中には、南宮大社の社殿に使われてきた古い瓦を祀った、瓦塚があります。

お役目が終わったたくさんの瓦が、積み上げられていて、ねずみや布袋さま?も置かれています。いろんなパーツを組み合わせて作られた、瓦の供養塔です。

南宮大社の百連鳥居

瓦塚の先、木々に囲まれた参道に百連鳥居が並んでいます。

たくさんの鳥居をくぐって行くと、その先に南宮稲荷神社があります。木が生い茂ってる中にあるせいか少し薄暗くて、とても厳かな雰囲気が漂っています。

御祭神は「保食神(うけもちのかみ)」、ご利益は農業守護、開運招福、家内安全、縁結び、子宝などとされています。

南宮山のハイキングコース

岐阜県垂井町にある南宮大社のハイキングコース

南宮山の登山コースは、南宮大社裏にある東蛇溜池から、関ヶ原の合戦時の毛利秀元陣所跡がある標高404mの展望台まで登って、西蛇溜池まで下りる全長3800mのコースです。

登山口の入り口は鍵が付いた侵入防止策の扉が付いています。動物が外に出ないための柵なので、出入り後は必ず鍵を閉めてくださいね。野生動物に食べ物を与えないでください、と注意書きもあります。

展望台まで片道1時間のハイキングコース、つづら折りに曲がりくねって、丸太階段がひたすら続いています。

気楽に登れるハイキングコース、と書かれていますが、正直言って、お手軽なハイキングコースじゃなくて、しっかりと登山コースでした。

相応の靴や飲み物を持参して、登るようにしてくださいね。展望台までには、一ツ松の旧跡高山神社などの見どころもあります。展望台からは金華山や濃尾平野が見渡せる風景が広がっています。

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南宮大社のアクセスと駐車場は?

岐阜県南宮大社

JR東海道本線「垂井駅」で下車し、南へ向かいます。JR東海道新幹線の高架下をくぐり、高さ21mの大鳥居をまっすぐ行くと、南宮大社に到着します。約15分ほど歩きます。

※この大鳥居は、新幹線の車窓から眺められる鳥居として有名です。

※垂井駅北口から垂井町巡回バス(さわやか号)で南宮大社まで行くことができますが、平日のみ9:00~16:00の間、毎時1本運行しています(1乗車100円(税込))。

お正月の1月1日~3日は、JR「大垣駅」から名阪近鉄バス大垣宮代線で南宮大社まで行くことができます。季節運行便で3日間のみ、1日5便運行します。

車なら、名神高速道路「関ヶ原IC」から東へ約15分、「養老SAスマートIC」から北に約10分くらいで到着します。

参拝者用(無料)駐車場は南宮大社楼門の北側にあります。

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※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

↑南宮大社はこちらの本で紹介されています。

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さいごに

南宮大社の見どころやご利益、御朱印、厄払い、南宮山のハイキングコース、アクセス・駐車場についてお伝えしました。

南宮大社の境内には椿(つばき)がたくさん生えているんですが、本殿の周りには白い花をつける「白玉椿」があり、ご神木とされています。

百連鳥居の参道の両脇も椿の木が並んでいます。3月の中旬くらいから咲き始め、いつもと違った華やかな雰囲気を味わえます。

ぜひ桜や椿の季節にも、お出かけしてくださいね。

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