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定光寺(瀬戸市)の紅葉見頃完全ガイド!見どころ満載の秋の絶景を楽しもう

この記事では、瀬戸市にある定光寺の紅葉について、見どころやアクセスなどを詳しくご紹介します。

定光寺は、瀬戸市と春日井市の境にあります。実は、最寄り駅のJR中央線「定光寺駅」は春日井市にあるので、「定光寺は春日井市にある」と思われる方も多いのではないでしょうか。

でも実際は、駅から庄内川(玉野川)を渡った東側は瀬戸市なんですよね。ちょっと紛らわしいかもしれません。

定光寺は、秋になると鮮やかな紅葉に彩られる人気スポットです。定光寺の魅力をたっぷりとお伝えしていきますね。

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定光寺の紅葉の見ごろは?

さて、みなさんが一番気になるのは紅葉の見ごろではないでしょうか。

定光寺の紅葉は例年11月中旬から下旬がピークとなります。ただし、その年の気候によって多少前後することがありますので、お出かけ前に最新情報をチェックすることをおすすめします。

紅葉の色づき始めは10月下旬頃から。11月に入ると徐々に色鮮やかになっていき、中旬から下旬にかけて最も美しい姿を見せてくれます。

12月上旬まで楽しめることもありますが、見頃を逃したくない方は11月中旬から下旬の訪問をおすすめします。

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定光寺の紅葉の見どころ

それでは、定光寺の紅葉の見どころをご紹介しましょう。

定光寺の境内は、黄色や赤に染まった紅葉がとっても素敵なんです。でも、紅葉だけじゃありません。本堂や源敬公廟など、歴史的な建造物と紅葉のコントラストも見逃せませんよ。

本堂(無為殿)と紅葉のコントラスト

瀬戸市定光寺の本堂

応夢山(おうむざん)定光寺は、1336年に創建された臨済宗のお寺です。

定光寺の本堂は「無為殿(むいでん)」と呼ばれています。室町時代後期の1493年に建立されたこの本堂は、国の重要文化財。何度も修築を重ねてきたため、どっしりとした風格があります。

深紅に染まった紅葉と、重厚な本堂とのコントラストは絶景です。どの角度から見ても絵のように美しく、思わずため息が出てしまうほど。

カメラ好きの方は、この景色を撮影するだけでも訪れる価値がありますよ。

本堂内には、ご本尊の延命地蔵願王菩薩像や千体地蔵が安置されています。紅葉狩りの合間に、ゆっくりとお参りするのもいいですね。

本堂の近くにある手水舎も、紅葉シーズンならではの風情があります。水盤に落ちた紅葉の葉が浮かんでいて、まるで金魚が泳いでいるかのように見えるんです。日本の秋ならではの風景を楽しめますよ。

瀬戸市定光寺の観音堂

観音堂周辺の紅葉

本堂の左手にある観音堂も見どころの一つです。ここには聖観世音菩薩像、薬師如来、毘沙門天が祀られています。

観音堂を囲む紅葉は、赤、黄、黄緑のグラデーションを作り出し、お堂を鮮やかに彩ります。まさに自然が描いた絵画のようです。

展望台からの眺望

境内西側にある展望台からは、紅葉に彩られた名古屋市街を一望することができます。特に夕暮れ時や夜景は絶景で、地元の方にも人気のスポットなんです。

駐車場から一段上がった先に東屋とベンチがあるので、ちょっと休憩しながら景色を楽しむこともできます。

紅葉と都市の景観が織りなす風景は、まさに絶景。お天気の良い日は、遠く名古屋のランドマークも見えることがありますよ。

参道の紅葉のトンネル

定光寺の参道は165段の階段になっています。これはビルの約7階分に相当する高さです。大変そうに聞こえるかもしれませんが、この階段が実は紅葉狩りの隠れた名所なんです。

階段の両脇に生える木々が紅葉すると、まるで赤や黄色のトンネルをくぐるような気分になります。ゆっくりと階段を上りながら、木漏れ日を通して輝く紅葉を楽しんでみてください。

息が上がるかもしれませんが、その分、紅葉をじっくり堪能できますよ(約10分くらいです)。

ただし、歩きやすい靴で出かけることをおすすめします。特に雨上がりは落ち葉で滑りやすくなっているので、気を付けて歩いてくださいね(特に下りは注意)。

とっても風情があるんですが、この時期の定光寺は紅葉を楽しむ参拝者がわちゃわちゃいます(笑)。人が入らないように写真を撮るのも一苦労です。

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定光寺の歴史的見どころ

紅葉だけでなく、定光寺には歴史的な見どころもたくさんあります。せっかく訪れるなら、チェックしておきましょう。

徳川義直公の廟所

瀬戸市定光寺の敬源公墓所への入り口

保全工事のため2025年3月まで拝観不可となっていますので、ご注意ください。

本堂の裏手には、徳川家康の第9子であり、尾張藩初代藩主である徳川義直公(源敬公)のお墓があります。

義直公は名古屋城の初代城主で、自ら藩政を行い、灌漑用水の整備や新田開発を積極的に進めた人物として知られています。

鷹狩の途中でこの地を訪れた際、尾張が一望できる景色を気に入り、自分の死後ここに墓を作るよう遺言を残したそうです。

廟所への参拝には、大人100円、子供50円の拝観料が必要です。

※源敬公(げんけいこう)は亡くなった後に奉る、おくり名。源敬公のお墓は定光寺ではなく、個人(尾張徳川家)の所有です。

瀬戸市定光寺の敬源公焼香殿

階段を上っていくと「獅子門」があり、門自体を覆うように建物が建てられています。

さらに上に行くと「龍の門」、獅子と唐草牡丹の浮彫りを見る事ができます。参道正面に「焼香殿」、板で覆われた建物の中には、お位牌が置かれていました。

龍の門と正香殿の屋根は中国風、魚の棟飾りがついていて、儒教に基づいた作りになっています。

瀬戸市定光寺敬源公の墓所

徳川義直(源敬公)のお墓は焼香殿の後方に、一段高くなった円形墳墓に石標が立っていて、徳川家の葵のご紋の付いた扉に守られています。

焼香殿東に「宝殿」、その東には9人の殉死者の墓があります。

義直公は徳川家康の息子であることを誇りにしていて、生真面目で堅実、学問が好きな人だったと言われています。

尾張藩主代々の墓は、名古屋市東区にある建中寺(第2代尾張藩主・徳川光友が父・義直の菩提を弔うために建てたお寺)にあるんですが、義直公はこの定光寺の山上で静かに眠っておられます。

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定光寺の御朱印情報

定光寺の御朱印は、客殿(敬霊閣)横にある拝観受付兼授与所でいただくことができます。御朱印は2種類あります。

  • 無為殿の御朱印
  • 南無地蔵尊の御朱印

オリジナルの御朱印帳はありません。ご自分の御朱印帳を持参してくださいね。

応夢山定光寺 
住所:瀬戸市定光寺町373
電話番号:0561-48-5319
廟所拝観:9:00~16:30
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瀬戸市定光寺のアクセス駐車場は?

定光寺へのアクセス方法をご紹介します。車と電車、それぞれの方法をお伝えしますね。

電車でのアクセス

1.JR中央線「定光寺駅」で下車します。名古屋駅から約30分です。

2.駅を出て、城嶺橋を渡ります。

3.東へ道なりに約1km、緩やかな山道(高低差約120m)を上がっていきます。

4.右手に定光寺公園、左手に展望台への道がある交差点を、そのまままっすぐ進みます。

5.左手に定光寺参道の看板が見えてきます。

6.165段の階段を上ると、定光寺の山門に到着です。

注意点

  • 定光寺駅は無人駅で、普通電車しか停車しません
  • 定光寺駅から山門まで、徒歩で25〜30分ほどかかります。
  • 山道の途中に「薬膳茶SoybeanFlour at きらら」という滝カフェがあります。中間地点の目安にしてくださいね。

車でのアクセス

車で行く場合は、東名高速道路の春日井ICから約20分、名古屋高速の小幡ICからも約20分でアクセスできます。

駐車場は2か所あります:

  1. 参道入口前の「定光寺公園」無料駐車場(約20台)
    • 参道の階段を上がる場合はこちらが便利です。
  2. 展望台近くの定光寺無料駐車場
    • 参道の西側にある山頂へ続く車道の先にあります。
    • こちらを利用すれば、階段を上がらずに定光寺に行けます。

紅葉シーズンは駐車場が混雑する可能性が高いので、できるだけ早めの到着をおすすめします。また、山道の運転には十分注意してくださいね。

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

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周辺のおすすめスポット

瀬戸市定光寺公園の正伝池
定光寺公園

定光寺の紅葉を楽しんだ後は、周辺の観光スポットも訪れてみてはいかがでしょうか。近くには以下のような場所があります。

  • 定光寺公園
    定光寺のふもとにあり、春は桜、秋は紅葉の名所となっています。散策にぴったりです。
  • 定光寺駅
    川沿いの崖にへばりつくようにある駅はまさに秘境駅。レトロな雰囲気を楽しめます。
  • 岩屋堂公園
    瀬戸市の北東部にある自然公園で、紅葉の名所としても知られています。渓谷の景色が美しく、ハイキングにも適しています。
  • 愛岐トンネル群秋の特別公開
    日本三大廃トンネルの1つ、愛岐トンネル群の秋の公開は毎年11月下旬から12月初めに開催されます。庄内川渓谷に沿って、廃路線を歩くのも楽しいですよ。

これらのスポットを組み合わせれば、充実した1日観光プランが立てられますよ。

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紅葉以外の定光寺の魅力

瀬戸市定光寺公園

定光寺は紅葉の名所として有名ですが、他の季節も魅力的です。年間を通じて楽しめる定光寺の魅力をご紹介します。

春の桜:春には、境内や定光寺公園で見事な桜が楽しめます。紅葉とはまた違った美しさがあります。

夏の緑:真夏には、鮮やかな緑に包まれた涼しげな境内が楽しめます。木々の緑が眩しい季節です。

冬の雪景色:雪が積もった日の定光寺は、まるで水墨画のような美しさです。ただし、階段が滑りやすくなるので注意が必要です。

年中楽しめる歴史探訪:定光寺の歴史的建造物は、季節を問わず見学できます。日本の歴史と文化に触れる良い機会になりますよ。

このように、定光寺は一年を通じて楽しめる観光スポットです。紅葉の時期以外にも訪れてみると、また違った魅力に出会えるかもしれません。

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まとめ:定光寺の紅葉を楽しもう

定光寺の紅葉の魅力が伝わりましたでしょうか。

美しい紅葉に彩られた歴史ある寺院、静かに紅葉を楽しめるスポット、周辺の観光地情報など、定光寺周辺には見どころがたくさんあります。

ゆっくりと歩きながら紅葉を楽しみ、日本の歴史と文化に触れ、充実した秋の一日を過ごすのにぴったりの場所ではないでしょうか。

紅葉の見頃は例年11月中旬から下旬。お天気や体調と相談しながら、ぜひ定光寺の紅葉狩りを楽しんでくださいね。

瀬戸市定光寺周辺の観光情報の記事はこちらにもあります。ぜひご覧になってくださいね。
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