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岡崎カクキューの八丁味噌工場見学を無料で楽しむ!お土産とランチも満喫

この記事では、愛知県岡崎市にある「カクキュー」の八丁味噌工場見学についてご紹介します。

名古屋めしに欠かせない「八丁味噌(赤みそ)」、現在は岡崎市にある「カクキュー」と「まるや」の2つの老舗だけに受け継がれています。

カクキューとまるや、どちらも無料で味噌蔵の見学をすることができます。味噌の香りに包まれながら、重石がのった大きな味噌樽を見るなんて、滅多にないチャンス!

名古屋めしには欠かせない八丁味噌の魅力を存分に味わえる、とっておきの体験をお届けします!

この記事では、登録文化財に登録されている八丁味噌のカクキューの工場見学と、アクセス駐車場についてご紹介します。

一般的な赤味噌は、日本全国で作られているんですが、八丁味噌は愛知県で作られている、国が定める基準(原料・製法・熟成)を満たした豆みそです。その旨味の秘密を教えちゃいます。

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八丁味噌とは?カクキューの歴史

まずは、八丁味噌について少しお話ししましょう。

八丁味噌は、愛知県で作られている特別な赤味噌なんです。実は、一般的な赤味噌は日本全国で作られていますが、八丁味噌は国が定める厳しい基準(原料・製法・熟成)を満たした豆味噌なんです。

カクキューの八丁味噌は、その名の通り、岡崎城から八丁(約870m)離れた八帖村で作られていたことから「八丁味噌」と呼ばれるようになりました。

なんと江戸時代初期からの伝統製法で今も作られているんですよ。すごいですよね!

カクキューの歴史秘話

実はカクキューには、面白い歴史秘話があるんです。

カクキューの祖先は、戦国時代の武将・今川義元の家臣だったそうです。しかし、桶狭間の戦いで今川勢が敗れた後、岡崎へ落ち延びて、その子孫が1645年に味噌屋を創業したんです。

さらに驚きなのが、カクキューの社長さんは代々、創業者の名前を襲名するんです。現在の社長さんは、なんと19代目の早川久右衛門さん。

江戸時代から続く味噌作りの伝統が、こうして守られてきたんですね。歴史ロマンを感じませんか?

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カクキュー八丁味噌の工場見学:その魅力と楽しみ方

岡崎市カクキュー八丁味噌の工場見学受付

さて、いよいよカクキューの工場見学についてご紹介します。

カクキューでは、無料で味噌蔵の見学ができるんです。味噌の香りに包まれながら、重石がのった大きな味噌樽を見るなんて、なかなかできない貴重な体験ですよ。

工場見学の申し込み方法

1.カクキューに到着したら、まず売店の中にある受付で工場見学の申し込みをしましょう。

2.時間を記入した用紙をもらいます。

3.売店奥にあるドアから外に出たところが集合場所です。

工場見学の時間と注意点

  • 見学時間:10:00~16:00
  • 平日:毎時00分スタート
  • 土日祝日:毎時00分・30分スタート(12:30の回はお休み)
  • 見学時間:約30分
  • 料金:無料
  • 注意:年末年始はお休みです

カクキュー八丁味噌の史料館:昔ながらの味噌作りを体感

工場見学では、まず史料館から始まります。

ここでは、明治40年(1907年)に建築された仕込み蔵を改築した建物内で、当時の味噌作りの様子を人形で表現しています。まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえますよ。

史料館で見られる面白いもの

岡崎市カクキュー八丁味噌の看板

国鉄(JR)の駅に掲げられていた看板:岡崎の矢作川の橋の上で、日吉丸(のちの豊臣秀吉)と野武士の蜂須賀小六が出会った絵が描かれています。

日吉丸のゴザの秘密:ゴザには、四角の中にカクキューを示す「久」の文字が! 日吉丸がこっそりカクキューに忍び込んで、ゴザを盗んだという噂話もあるんだとか。

八丁味噌の製造工程

岡崎市カクキュー八丁味噌の作り方

1.大釜で大豆を蒸して潰し、こぶし大の大きさの味噌玉に握ります。

2.2階へ運び、麹菌で発酵させます。

3.2階でできた豆麹に水と塩を加えてこね合わせます。

4.樽の中で踏みしめて空気を抜きます。

豆知識

大豆を蒸すと赤味噌、煮ると白味噌になるんです。また、夏に作るとカビが発生してしまうので、冬だけ作るそうですよ。

カクキュー八丁味噌の味噌蔵:熟成の秘密

岡崎市カクキュー八丁味噌の作り方

いよいよ、八丁味噌の魅力が詰まった味噌蔵へ。ここでは、じっくりと時間をかけて熟成される八丁味噌の姿を見ることができます。

熟成の方法と期間

  • 杉の木で作られた直径約1.8mの樽に味噌を詰めます。
  • 2夏2冬以上、温度調整をしていない蔵の中で天然醸造されます。
  • 熟成期間が長いほど色が黒くなり、塩分控えめでも濃厚でコクのある味になります。

味噌樽の重石の秘密

岡崎市カクキュー八丁味噌の味噌蔵
  • 約350個、3トン分の石を円錐状に積む「のづら積み」という方法で重石を載せます。
  • この積み方のおかげで、地震が起きても崩れたことがないんだとか!
  • 石を均等に積むのは職人技! 習得までに5年はかかるそうです。

豆知識

1つの樽に6トンの味噌が仕込まれていて、桶は100年以上使えるんです。その後は革を張って太鼓にして、さらに100年は使えるそう。すごい耐久性ですね!

カクキュー工場見学のお土産:八丁味噌の魅力を持ち帰ろう

工場見学が終わると、みそ汁の試飲があります。

食品添加物も入っていないし、加熱殺菌処理もしていない「生きている味噌」の優しい味に、きっとほっとするはずです。

お土産をもらう方法

  1. 工場見学申し込み時にもらった用紙に、名前と住所を記入します。
  2. 受付に提出すると、お土産と交換してくれます。
  3. お土産は「八丁味噌パウダー」や、小分けされた「八丁味噌」など、その時によって変わります。

八丁味噌パウダーの使い方

  • カレーなどの煮込み料理に入れると、コクがアップします。
  • バニラアイスに加えると、キャラメルスイーツに変身!
  • 濃厚な旨味なのに、味噌味が強く出ないので使いやすいです。

工場見学の後に、(お土産があれば)忘れずにいただいてくださいね。

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カクキュー八丁村でランチ:八丁味噌料理を堪能しよう

岡崎市カクキュー八丁村

カクキューの敷地内にある「岡崎カクキュー八丁村」では、八丁味噌を使った料理を堪能することができます。食券を購入して、番号を呼ばれたら取りに行きます。

  • 営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
  • 定休日:なし(年末年始は休業)

メニュー例

  1. 八丁味噌の味噌煮込みうどん(ゆば天、チーズ入りなど)
  2. 味噌カツ定食(数量限定)
  3. Demiso チーズバーグ定食

コシがある少し硬めのうどんに、ダシのきいた八丁味噌のスープがぴったりの味噌煮込みうどんは、税込1,000円というリーズナブル価格。

工場見学の後は、ぜひ八丁味噌を味わってくださいね。 

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カクキュー八丁味噌の郷へのアクセス:行き方を詳しく解説

昭和2年に建てられた木造のカクキューの本社事務所

電車・バスでのアクセス

1.名古屋から名鉄名古屋本線「岡崎公園前駅」下車、徒歩5分

  • 注意:岡崎公園前駅は普通電車しか止まりません

2.特急や急行利用の場合

  • 「安城駅」まで行き、普通電車に乗り換え
  • または「岡崎駅」から愛知環状鉄道・高蔵寺行に乗り換えて「中岡崎駅」下車、徒歩3分

3.名鉄「東岡崎駅」からバス利用

  • 名鉄バス「安城駅前行き」か「北野北口行き」に乗車
  • 板屋町口」下車、徒歩約10分

車でのアクセス

岡崎市カクキュー八丁味噌
  1. 東名高速道路「岡崎IC」から:
    • 国道1号線を北西に約6km、約15分
  2. 「豊田東IC」から:
    • 県道248号を南下して約9.7km、約30分

駐車場情報

  • 敷地内に第1駐車場と第2駐車場あり(計40台)
  • 料金:無料
  • 注意:土日祝日は混雑する可能性あり
カクキュー八丁味噌の郷
住所:岡崎市八帖町字往還通69
営業時間:9:00~17:00
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※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。

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まとめ:カクキュー八丁味噌工場見学の魅力

カクキューの八丁味噌工場見学は、日本の食文化と歴史を肌で感じられる貴重な体験です。

江戸時代から続く伝統製法、熟成の秘密、そして八丁味噌の深い味わいを、ぜひ体感してみてください。

八丁味噌は塩分は控えめなのに、旨味と栄養がたっぷり。徳川家康公の長寿の秘訣だったという話も納得です。

岡崎観光のマストスポットとして、ぜひカクキューの味噌蔵を訪れてみてくださいね。

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