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岡崎城の入場料と見どころは?徳川家康生誕の城を楽しむ魅力スポット完全ガイド!

岡崎城公演のからくり時計

岡崎城は徳川家康公が生まれ、立身出世がスタートしたお城です。一国一城の城主の長男として生まれた家康でしたが、幼少期から大変な道を歩むことになります。

西の織田信秀(信長の父)、東の今川義元にはさまれた三河の松平家は、人質として息子を差し出さなければ、領地を守ることができなかったんですね。

けれども家康の父・松平弘忠は家臣の謀反で死去、岡崎城は今川軍の支城として占拠されました。家康公が岡崎城を取り戻したのは、桶狭間の戦いの後、今川軍が城を放棄したときでした。

この記事では、岡崎城の石垣や展望台、岡崎公園、三河武士のやかた家康館などの見どころと、アクセス、駐車場についてご紹介します。

家康公ゆかりの魅力スポットがいっぱいの岡崎城は、開運スポットとしても有名なので、行きたくなっちゃいますよ!

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岡崎城の入場料は?

大人(中学生以上)300円
こども(5歳以上)150円
(税込金額)

岡崎城の入場料は、JAFカードを受付窓口に提示で大人300円→250円になる割引があります。

岡崎城
住所:岡崎市康生町561-1
電話番号:0564-24-2204
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12/29~12/31
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岡崎城の見どころは?

岡崎城

岡崎城の石垣めぐり

岡崎城は1452年頃、矢作川と乙川の合流点を見下ろす竜頭山に築いた砦が始まりです。その後、徳川家康のおじいさんがお城へ改修し、幕末まで使われました。

岡崎城では「石垣めぐり」ができるようになっていて、いろんな積み方をした特徴のある石垣を見ることができます。

石垣ってどこも同じではなく、古い石垣は野面積み(のずらつみ)」、加工していない自然の石を積み上げていく方法です。

どうしても隙間ができてしまい、隙間を足掛かりにして敵が侵入してしまう可能性もあるので、隙間には小石が詰めてあることが多いです。

のずら積みは石の形に統一性はないんですが、その分排水性に優れていて、意外にも頑丈なんです。江戸時代に入ってからも、のずら積みの石垣は造られています。

岡崎城の清海堀
清海堀

関ケ原の合戦以降は、石の角や面を打ち欠いて平たくし、石と石の隙間を少なくした積み方「打込み接ぎ(うちこみはぎ)が用いられるようになります。

のづら積みよりも高く、急な勾配の石垣が造れます。この積み方のお城が今も多く残っています。

江戸時代初期には、石と石がぴったり合わさるように加工されて、積み上げられる「切込み接ぎ(きりこみはぎ)が多用されるようになります。手作業で加工したとは思えないくらい、キレイな形できっちり積まれています。

隙間がないので排水溝が作られています。水も通さないくらいの完成度って、すごいですよね。

岡崎城にはいろんな石垣があります。半円形の曲輪だったり、石の表面がノミ加工されていたり、石を割りとる際についた矢穴の痕跡が残っていたり、墓石を転用した階段石垣だったり…。

お城の南側にある乙川沿いの石垣(菅生川端(すごうかわばた)石垣)は全長400mあり、直線に続く石垣として国内最長なんだとか。

石垣めぐりコースは4ルートあります。石垣めぐりマップが用意されていますので、地図を片手に石垣を巡ってみても、新しい発見があるかもしれませんね。

岡崎城の内部と天守からの眺め

岡崎城入口にある家康座右の銘が刻まれた石碑

岡崎城の入り口前には、家康公の座右の銘の言葉が石碑に刻まれて、亀の上にのっています。

人の一生は重荷を負て 遠き道を行くが如し、いそぐべからず
人生は重い荷物を背負って長い道のりを歩くようなもの、焦らず急がず一歩一歩進みなさい。

苦労を重ね、地道に耐え忍んだからこその天下統一、家康公の言葉は、生きていくうえで、現代にも通じるメッセージをたくさん残しています。

亀の上に石碑があるのは、亀は万年生きると言われていて、その亀の背に石碑をのせることで、石碑が永遠に後世に残るのを願っているんだそうです。(亀趺(きふ)と言うそうです。)

岡崎城は3層5階建て、内部は歴史資料館になっています。

1階:岡崎城天守台石垣の礎石が残されています。(礎石が現存しているのは、姫路城と岡崎城だけ!)

2階:岡崎城の成り立ちや特徴を絵図や模型で展示されています。

3階:岡崎城下町の庶民の暮らしが紹介されています。

4階:壁に映し出されるシアターで、江戸時代の城下町へタイムスリップできちゃいます。

床面に出てくる言葉(町人、旅人、犬、花火など)を踏むと、その言葉が映像になって壁に現れるので、子どもたちが競って走り回っていました。

岡崎城展望台にある、大樹寺が確認できる円筒

5階:展望室。岡崎市内をぐるりと一望することができます。

5階の展望台からは岡崎市の景観を360度のパノラマで一望することができます。一角には円筒が備え付けられていて、徳川歴代将軍の位牌が置かれている大樹寺を確認する事ができました。

歴代城主はこの「神君家康公誕生の城」の城主になれたことを誇りに思い、ここから大樹寺に向かって手を合わせていました。家康公の威光はとても大きかったんですね。

※大樹寺の本堂から一直線に岡崎城を見る事ができるビスタライン、このライン上に大きな建物を建てないというルールが今も守られています。

岡崎城は廃城令によって明治6~7年に撤去されましたが、昭和34年(1959年)に鉄筋コンクリートで天守が再建されました。

 岡崎公園の家康公スポット

岡崎城の家康像

岡崎公園は岡崎城を中心にした公園です。公園内のいたるところに徳川家康公のゆかりのスポットが点在しています。

徳川家康公銅像:家康公350年祭に建てられた銅像(写真↑右)と、家康公450年祭に設置された松平元康の騎馬像(家康公の若いとき、写真↑左)です。

騎馬像の元康は、日光東照宮の方角をまっすぐ見つめています。

「どうする家康」岡崎大河ドラマ館横の家康しかみ像

三河武士のやかたの南側には、家康公しかみ像があります。三方ヶ原の戦いで武田信玄の軍勢と戦った織田・徳川軍は大敗を喫し、家康自身も命からがら浜松城へ逃げ帰りました。

多くの家臣を失った家康が、この戒めを忘れないようにと描かせた、苦虫をかみつぶしたような顔をしている姿です。

岡崎城の北側には、地元の御影石で作られた、幼少時代の竹千代と家康公の座像が並ぶベンチがあり、岡崎城と一緒に写る写真スポットになっています。

からくり時計塔:高さ約6mのからくり時計塔は、毎時00分と30分になると文字盤が開いて家康公の人形が現れ、扇を振って能を舞い、遺訓を語ります。

一瞬で白いひげのお爺さんにかわるので、見逃さないようにしてくださいね。

東照公産湯の井戸:家康公が生まれたときに、産湯に使ったと言われる井戸です。井戸の水に触れることができるので、開運スポットになっています。

東照公えな塚:家康公が生まれたときのえな(胎盤)を壺に入れて埋めたと伝えられる塚です。昔は胎盤を埋めて子供の成長を願ったそうです。

岡崎公園にあるお城の形をした公衆電話

お城様式の公衆電話↑もあります。とってもかわいい!

三河武士のやかた家康館

三河武士のやかた家康館
三河武士のやかた家康館はリニューアル工事のため、2024年3月22日まで閉館されます。

三河武士のやかた家康館は、三河武士と家康の、江戸幕府を築きあげるまでの足跡をわかりやすく紹介する歴史観光史料館。

臨場感あふれる映像や歴史的な資料の展示により、歴史の舞台裏を追体験できるようになっています。

家康館前広場では土日祝日、家康公はじめ徳川四天王(酒井忠次・本多忠勝・井伊直政・榊原康政)ら三河武将の演舞が披露されます。武将隊の身につけているのは紙製甲冑!?なんだそうですよ。

現代に似つかわしいエコな葵武将隊です。

三河武士のやかた家康館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12/29~12/31

岡崎城の武将パフェ

岡崎城の東側、急な坂を下った先(隠居曲輪)にある「いちかわ」は、八丁味噌を使ったおでんや田楽、味噌カツがリーズナブルなお値段で食べられるとあって、ランチ時になると混雑しています。

窓からお城や庭園が見える和空間で、八丁味噌を堪能するにはぴったり、なんですが、それだけじゃないんです。

人気なのは、家康公と徳川四天王の甲冑をイメージしたパフェ、とっても豪華で、食べ応えあって、おいしくて、全部制覇したくなっちゃいますよ。

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岡崎城の御城印の販売場所は?

岡崎城の御城印は天守1階の売店で販売されています。1枚300円(税込)。

2024年は辰年ということもあってか、天に昇る金龍が描かれた御城印です。

岡崎城(日本100名城の45番)の名城スタンプは、1階の入り口をはいってすぐ、トイレの近くに置かれています。

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岡崎城への行き方と駐車場は?

岡崎城

岡崎城へ電車バスでの行き方

名古屋から名鉄名古屋本線東岡崎駅」で下車します。快速特急、特急、急行、準急、普通電車が停車します。東岡崎駅から歩いて約15分です。

東岡崎駅から名鉄バス「大樹寺」行きに乗って、「康生町」で下車(約5分)、そこから徒歩で約5分くらいです。

※最寄り駅は名鉄名古屋本線「岡崎公園前駅」ですが、普通電車しか止まりません。特急や急行で「安城駅」まで行って、普通電車に乗り換えて、岡崎公園前駅から歩くと約10分くらいです。

JR東海道線岡崎駅」下車、名鉄バス「奥殿陣屋」行き・「滝団地」行き・「大門駅」行で「康生町」で下車(約20分)で行くこともできます。

岡崎城の駐車場は?

東名高速道路「岡崎IC」から国道1号縁経由で名古屋方面に3Km進むと到着します。

1番近い駐車場は「岡崎公園駐車場」です。

岡崎公園駐車場
住所: 岡崎市康生町561-1
料金(税込):通常期30分150円 最大料金(24時間)1,500円
 混雑時30分300円 最大料金(24時間)3,000円
駐車台数:150台

岡崎城のイベント時や、岡崎公園の桜まつりなど、岡崎公園駐車場が混雑することもあります。岡崎城周辺の駐車場をご紹介します。

名鉄協商パーキング岡崎康生通(10台)
住所:岡崎市康生通西3-7
料金:40分200円 24時間900円
NPC24H殿橋第1パーキング(6台)
住所:岡崎市康生通南2-34
料金:40分200円 
名鉄協商中岡崎駅前広場(28台)
住所:岡崎市中岡崎町118-1
料金:60分100円 24時間700円 
康生パーク(163台)
住所:岡崎市材木町1-20
料金:30分100円 
篭田公園地下駐車場(210台)
住所:岡崎市籠田町68
料金:30分100円 
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※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。

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さいごに

岡崎城の石垣や展望台、岡崎公園、三河武士のやかた家康館などの見どころと、アクセス、駐車場についてお伝えしました。

岡崎城内は階段で5階まで上がります。岡崎公園内では細かい砂利の道もあります。歩きやすい靴でお出かけくださいね。

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