この記事では、名古屋の誇る歴史的建造物・名古屋城へのアクセス方法についてご紹介します。
名古屋城へ電車で行くか、車で行くか迷っている方も多いのではないでしょうか?
現在、金のしゃちほこが輝く天守閣は、耐震工事のため内部公開を中止していますが、2018年に復元された本丸御殿は必見。
豪華絢爛な障壁画や襖絵に囲まれて、江戸時代の大名の暮らしを体感できますよ。
また、名古屋おもてなし武将隊の演舞や、名古屋めしを楽しむのもおすすめです。充実した観光を楽しむなら、3〜4時間は見ておきたいところです。
名古屋城への行き方や駐車場情報を詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
名古屋城へのアクセス:電車・地下鉄編
地下鉄で名古屋城駅へ
名古屋城へ電車でアクセスする場合、地下鉄が便利です。以下の2つのルートがおすすめです。
- 名古屋駅から:
- 桜通線で「久屋大通駅」まで乗車
- 名城線(右回り)に乗り換えて「名古屋城駅」で下車
- 7番出口から地上へ
- 栄駅から:
- 東山線「栄駅」で下車
- 名城線(右回り)に乗り換えて「名古屋城駅」で下車
どちらのルートも所要時間と料金はほぼ同じです。初めて名古屋の地下鉄を利用する方は、駅の案内表示をよく確認しながら進みましょう。
メーグルバスで名古屋城へ
地下鉄が苦手という方には、観光周遊バス「メーグル」がおすすめです。
名古屋駅バスターミナル11番乗り場から乗車し、「4⃣名古屋城」で下車します。料金は大人210円、子供100円(税込)です。
メーグルのバス停は、名古屋城正門前の「名城正門」横断歩道を渡った西側にあります。(道路を挟んだ対面(名古屋城側)にはタクシー乗り場があります。)
メーグルは、土日エコきっぷや交通系ICカードで乗車も可能です。
メーグル利用のメリット
- わかりにくいと言われる名古屋市営地下鉄を使わずに済む
- 1Dayチケットでお得に観光できる(グルメ・お土産店での特典付き)
- 名古屋城入場料が割引になる(高校生以上500円→400円)
- 土日祝日の午前便にはボランティアガイドが乗車することも
1Dayチケットはメーグルバス車内で購入することができます。
平日は30分に1本、土日祝日は20分に1本の間隔で走っています。月曜日(休日の場合は翌日)と年末年始は運休なので、気を付けてくださいね。
名古屋城へのアクセス:車編
高速道路からのアクセス
車で名古屋城へ向かう場合、以下のルートがあります。
- 名古屋高速1号楠線「黒川」出口から南へ8分
- 名古屋高速都心環状線「丸の内」出口から北へ5分
- 東名高速道路「名古屋IC」から西へ約20分
- 名神高速道路「一宮IC」から国道22号線を名古屋方面へ
初めて名古屋を訪れる方には、国道22号線ルートがおすすめです。途中で曲がるところがありますが、高速道路よりわかりやすいでしょう。
名古屋城の駐車場情報
どちらも30分180円、2時間半で900円です。長時間駐車する場合は、最大料金設定のある周辺駐車場を利用するのがお得かもしれません。
普通車・大型車・自動2輪車・原付が駐車できます。
利用可能時間:8:45~21:30
収容台数:普通車308台
料金(税込):普通車180円/30分 (バイク・原付100円/30分)
住所:名古屋市中区三の丸1-1
普通車のみ駐車できます。
利用可能時間:8:45~22:30
収容台数:普通車123台
料金(税込):普通車180円/30分
住所:市中区二の丸1-5
名古屋城周辺のおすすめ駐車場
公式駐車場が満車の場合や、より安く駐車したい方には以下の駐車場がおすすめです。
閉庁時(土日祝日)のみ、無料開放されています。
利用可能時間:8:00~18:00
収容台数:約100台
料金:無料
住所:名古屋市中区三の丸3-1-2
利用可能時間:24時間
収容台数:75台
料金:30分230円(税込)
住所:名古屋市北区名城1-2
利用可能時間:4:30~22:00(出庫は24時間可能)
料金:60分200円 4時間500円 24時間1,000円
住所:名古屋市北区名城1-3
※名城公園野球場の南側にある駐車場です。
名古屋城周辺のコインパーキングは?
名古屋城周辺には多数のコインパーキングがあります。以下は、10台以上駐車可能で最大料金が設定されている駐車場です。
- ミウラ幅下1丁目パーキング
- 名鉄協商城西2丁目
- チケバ城西第3
- ラッキーパーキング幅下2丁目
- PARKS PARK 名古屋市西区城西2丁目
これらの駐車場は、長時間の滞在でも比較的リーズナブルに利用できます。
住所:名古屋市西区幅下1-3-21(13台)
料金:100円/30分 最大料金(24時間)1,000円※初回のみ
住所:名古屋市西区城西2-5(11台)
料金(税込):200円/40分 最大料金(24時間)1,100円
住所:名古屋市西区城西2-310-1(11台)
料金:1日900円
住所:名古屋市西区幅下2-1-18(14台)
料金:200円/40分 最大料金(24時間)1,000円
住所:名古屋市西区城西2-20(17台)
料金:200円/60分 最大料金(24時間)800円
名古屋城周辺の路上駐車について
土日祝日に限り、名古屋城周辺の一部道路で路上駐車が可能です。主な場所は:
- 名古屋城南側(官公庁周辺)
- 名古屋城と名城公園の境の道路
- 名城公園野球場の北側の道路
ただし、以下の点に注意が必要です:
- 交通標識をよく確認する
- 交差点から5m以内は駐車禁止
- 車の出入り口など駐車禁止エリアに注意
- イベント時期は取り締まりが厳しくなる可能性あり
- 縦列駐車が必要な場合も
初めて訪れる方や運転に自信がない方は、安全のため公共交通機関や一般の駐車場を利用することをおすすめします。
事前予約できる駐車場サービスの活用
名古屋城で大きなイベントがある時期は、駐車場が早い段階で満車になることがあります。そんな時は、「軒先パーキング」などの駐車場予約サービスを利用するのがおすすめです。
事前予約のメリット:
- 駐車場探しの時間と手間が省ける
- コインパーキングより安く駐車できることも
- 当日の不安が解消され、安心して出かけられる
特に混雑が予想されるイベント時には、ぜひ検討してみてください。
>>軒先パーキングで名古屋城周辺の駐車場を確認する※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。
>>名古屋城の観光情報はこちら【楽天たびノート】まとめ:名古屋城観光を楽しむためのアクセス選び
名古屋城へのアクセス方法は、電車(地下鉄)、メーグルバス、車と様々です。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました:
- 電車(地下鉄)
- メリット:渋滞の心配なし、定時性が高い
- デメリット:初めての方には複雑に感じる場合も
- メーグルバス
- メリット:観光地を効率よく回れる、ガイド付きの場合もあり
- デメリット:運行本数が限られる
- 車
- メリット:荷物が多い時や遠方からの来訪に便利
- デメリット:駐車場の確保や費用が必要
どの方法を選ぶにせよ、名古屋城の魅力を存分に楽しんでいただきたいですね。春祭りや夏祭りなど、イベント開催時は特に混雑が予想されますので、公共交通機関の利用をおすすめします。
また、名古屋城観光の際は、近隣の観光スポットも合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?徳川園や熱田神宮など、名古屋の歴史や文化を感じられる場所が多くあります。
最後に、名古屋城は四季折々の美しさがあります。桜の季節はもちろん、新緑の夏、紅葉の秋、雪化粧の冬と、どの季節に訪れても素晴らしい景色を楽しむことができますよ。ぜひ、お気に入りの季節を見つけて、何度も足を運んでみてください。
名古屋城への旅が、皆様にとって素晴らしい思い出となりますように。
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