佐久島の行き方！名古屋からのアクセスと船の時刻表レンタサイクルまで徹底解説

この記事では、愛知県の隠れた観光スポット、佐久島の詳しい情報をお届けします。

西尾市の佐久島は、三河湾に浮かぶ離島で「愛知3島」の1つ。年平均気温は16℃前後と温暖な気候で、現代アートを使った島おこしが人気を呼んでいます。

佐久島は高速船で往復するため、島内での滞在時間が限定されます。

レンタサイクルで効率よくアート作品を見てまわる、または島の中をのんびり散歩しながらゆったりとした時間を過ごす、など、過ごし方を決めておくことをおすすめします。

名古屋からの行き方や船の時刻表、そして島内を効率よく回るためのレンタサイクルの予約方法まで、じっくりとご紹介していきますね。

佐久島への行き方：名古屋からのアクセス

それでは、名古屋から佐久島へのアクセス、電車と車、それぞれの方法をご紹介します。

佐久島へのアクセス名古屋から電車の場合

【電車で行く場合】

1. 名鉄名古屋駅から名鉄名古屋本線「豊橋行き」に乗車
2. 「新安城駅」で西尾線に乗り換え（吉良吉田行きなら乗り換え不要）
3. 「西尾駅」で下車
4. 西尾駅西口の2番のりばから名鉄東部交通バス一色線に乗車
5. 終点「一色さかな広場 佐久島行船乗場」で下車

【ポイント】

• バスの乗車時間は約30分
• バス停は船乗り場の前にあります
• 帰りの最終バス：平日15:35発、土日祝日19:07発。

帰りも同じく一色線で「西尾駅」まで戻りますが、「一色さかな広場」発のバス最終便が、平日は15:35、土日祝日は18:00なので注意してくださいね。

【西尾駅↔一色さかな広場のバスの時刻表】　※()は土日祝日の運行

西尾発	8:40	10:15	12:45	14:45	17:15
一色さかな広場発	9:18	11:05	13:23	15:35	18:00	(19:07)

佐久島へのアクセス車の場合

1. 「一色おさかな広場」を目指して走行
   知多半島道路「阿久比IC」から約40分
   東名高速道路「岡崎IC」から約50分
2. 国道247号線を南下
3. 「一色港入口」交差点で県道476号線(一色港線)に入る
4. 約1.6km進むと「一色大橋西」交差点が見えます
5. その先左側に佐久島への渡し船乗船場があります

【注意点】

• 「一色さかな広場」に約1,000台分の無料駐車場があります
• カーフェリーはないので、車で佐久島に渡ることはできません。

佐久島行きの船：時刻表と料金

佐久島へは一色港から高速船で渡ります。所要時間は約20分です。時刻表と料金をチェックしておきましょう。

【一色港↔佐久島港の渡し船時刻表】

一色港発	6:30	7:40	9:30	11:30	13:40	15:50	17:50
佐久島東港発	7:00	8:30	10:10	12:30	14:50	17:15	18:20

※西港の出発時間は東港出発から5分後です。

【渡し船料金】

• 大人：片道830円
• 小学生：片道420円

【ポイント】

• 大人は中学生以上
• 未就学児は大人1名につき1名無料
• 券売機で往復分を購入可能
• 乗船の予約はできません(当日チケット購入)
• 渡し船の定員は110名
• 臨時便が出ることもあります

【乗船時の注意点】

• 座席数は限られています
• デッキの端は波がかかることも
• 車いす、ベビーカーは無料
• 自転車やキャリーワゴンの持ち込みは別料金
• 天候によって運行が中止になることも

※自転車やキャリーワゴン(4輪台車)の持ち込みは別料金(大人用自転車520円・子供用自転車420円)。自転車は折りたたむか分解して、専用の輪行袋に入れれば料金はかかりません。

佐久島でのレンタサイクル：予約方法と利用のコツ

佐久島は東京ディズニーランドの約3.5倍の大きさがあります。効率よく島内を回るなら、レンタサイクルがおすすめです。

レンタサイクルショップ情報

佐久島内には2つのレンタサイクルショップがあります。

レンタル自転車 遊々(西港・東港)

東港のお店は高速船を降りて喫茶べんてんの左側にある細い道を入っていくと、その先の左側にあります。西港のお店は下船後右へ道なりに歩いて行くと、看板が出ている三叉路を左へ行きます。

西港の方は自転車の台数が多く、チャイルドシート付の自転車、子供用自転車も用意されています。借りた場所と別の港へ返却することもできます。

レンタル自転車 愛ランド(西港・東港)

東港の船を降りて左に行くと、食事処すず屋の隣にお店があります。西港は船を降りて右へ道なりに行くと左側にあります。

(予約なしの場合)事務所で申し込み(特に氏名や連絡先を記入したりすることはなかったです)をして、借りる時間を伝えて料金を支払います。カギをもらい、カギの番号の自転車を駐輪場から出します。

戻ったらカギを事務所に返却します。

チャイルドシート付の自転車、補助輪付きの子供用自転車もあります。借りた港と別の港に返却も可能です。

レンタサイクル利用時の注意点

• 自転車の状態をよく確認(鍵がかかるか）
• 島内の駐輪場を活用
• 集落内の細い路地は自転車走行禁止の場所も
• 左側通行を心がける
• 混雑時期は早めの予約がおすすめ

※情報が変更されている場合もありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認くださいね。

佐久島観光のプランニング

佐久島は高速船で往復するため、滞在時間が限られます。効率的に観光するためのポイントをいくつかご紹介します。

1. 事前に見たいアート作品をピックアップ
2. 下船する港(東港or西港)を決める
3. レンタサイクルを活用して効率よく回る
4. のんびり散歩を楽しむ時間も確保

佐久島ナビステーション

一色船渡場前の「一色さかな広場」の西隣には「佐久島ナビステーション(さくナビ)」があります。

佐久島の観光案内カウンターがあり、佐久島マップ、佐久島アート・ピクニックのスタンプシート、佐久島弘法巡りなど、佐久島情報が揃っています。

さくナビには、アートピクニック23番と24番が展示されているので、船の出航時間まで時間があれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

キレイなトイレも完備されていますよ。

情報は変更される可能性もありますので、ご旅行の前に公式サイトなどで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。

まとめ：佐久島旅行を楽しむためのポイント

1. 名古屋からのアクセスを確認（電車or車）
2. 船の時刻表と料金をチェック
3. レンタサイクルを予約
4. 観光スポットを事前にリストアップ
5. 天候をよく確認(船の運行に影響)
6. のんびりとした島時間を楽しむ

佐久島は、アートと自然が融合した魅力的な島です。事前の準備をしっかりして、佐久島での特別な1日を存分に楽しんでくださいね。

集落内(家が密集しているエリア)は細い路地が多く、自転車の走行が禁止されているエリアもあります。必ず島内マップを手に入れて、参考にしながら散策してくださいね。