手筒花火の発祥の地として知られる豊橋市では、11月に「炎の祭典~霜月炎の舞い~」が開催されます。
7月に開催される豊橋祇園祭の手筒花火は、五穀豊穣や無病息災などを祈って吉田神社に奉納されるんですが、炎の祭典では、持ち方の技を競い、和太鼓と共演など、魅せるプログラムとなっています。
この記事では、豊橋市炎の祭典のチケット料金や会場、見どころ、飲食ブース、アクセス駐車場についてご紹介します。
火の粉が舞う、打ち上げ花火とは違った魅力の手筒花火を堪能してくださいね。
豊橋市炎の祭典のチケットと会場は?
日時:2023年11月3日(金)・4日(土)17:00~18:30
※開場は16:00
開催場所:豊橋公園内豊橋球場
※全席指定席・当日チケットなし
豊橋市炎の祭典のチケットの料金は?
炎の祭典を観覧するには、チケットの申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選となります。迫力ある花火を近くで見るならS席、A席、三脚でカメラに花火を撮りたいならカメラ席がおすすめです。
▶チケット申込:8月31日(木)12:00~9月15日(金)13:00
チケットの申込はこちら
- イスS席:4,500円(パイプ椅子、前方1列目~6列目)
- イスA席:3,500円(パイプ椅子、S席の後ろで高さ約12cmの木製パレットの上の席)
- スタンドB席:2,500円(コンクリートの階段状スタンド席、簡易敷物あり)
- カメラ席:5,000円(階段状スタンド席、各日90席)
カメラ席の申込のみ、8月14日(月)12:00~8月25日(金)13:00と、一般応募よりも早くなっています。抽選結果は8月30日(木)までにメールで連絡があります。
チケット料金は銀行振込(振込手数料がかかります)、または豊橋商工会議所窓口での現金支払い(平日9:00~17:30)です。期日までに振込しないとキャンセル扱いになるので注意してくださいね。
「キャンセル待ち」にチェックしておくと、繰り上げ当選の可能性があります。
豊橋市炎の祭典の会場は?
炎の祭典の会場は、豊橋市役所の東側にある豊橋公園の中にある豊橋球場です。屋根のない野球場で、夜間照明が4基設置されています。
手筒花火を上げる場所はグラウンドで、ステージが作られているわけではありません。なのでS席でもA席でも、3列以降の席になると花火の揚げ手さんの足元は見えにくくなります。
席はできるだけ前の席がおすすめです!
観客席は南の方を向いて座ります。陽が落ちたあとの気温は13℃くらい、風があると寒く感じるので、風を遮る上着があると安心です。雨天時は傘がさせないので、カッパも忘れずに持参してくださいね。
豊橋市炎の祭典は抽選?確実に見る方法は?
炎の祭典の一般観覧席は、申し込みが多い場合は抽選になります。確実に見たいなら、観覧チケット付き旅行商品がおすすめです。
【クラブツーリズム】
クラブツーリズム関東・関西発着のツアー2日間のコース(イスS席)がいくつか用意されていますが、すでに「キャンセル待ち」のツアーが多いです。「炎の祭典」で検索してみてください。
【HIS】
>>HISで炎の祭典のツアーを確認する名古屋発着(日帰り)のツアーが3コース用意されています。イスA席またはスタンド席になります。
【ローソントラベル】
名古屋発着で2日間のコース、イスA席のツアーです。
炎の祭典の見どころは?
火薬を詰めた竹筒を、揚げ手さんが両手で体の横で抱きかかえるように持ち、足を踏ん張って、火の粉を全身に浴びて火柱をまっすぐに揚げます。放揚時間は約30秒。
硝煙のニオイが充満して、炎が終わる瞬間に「ドンっ」と大きな音がして、炎が下に逆噴射みたいに飛び出して、身体がはじかれるように飛び上がります。
ずっと受け継がれてきた手筒花火は、揚げ手さんが自分で制作して揚げるものなんだとか。とっても熱い火の粉をかぶって揚げる勇気と気合も伝わってきます。
上級の揚げ手さんは、10Kgの手筒花火を肩よりも上に掲げて、根性をアピールするんだとか。手筒は使用後魔除けとして玄関に飾られます。
炎の祭典で披露された手筒花火は、
- 手筒花火12本を一斉に揚げる一斉揚げ
- 普通の手筒花火の火薬は「鉄粉+火薬」なんですが、他の金属を混ぜ合わせて、オレンジ色の炎が白っぽく明るく見える「合金」手筒
- 水平に張った綱の上をオレンジ色の炎が走る「綱火」
- みこしに乗った大きな手筒花火「大筒」
- 手筒花火の仕掛け花火でぐるぐる回る「火車」
- 打ち上げ花火「乱玉」
他では見ることのない手筒花火の技に目を奪われるんですが、10mもの高さまでふきあがる火花の下で、垂直を保って手筒を支える揚げ手さんの力強さにも目が離せなくなります。
迫力ある手筒花火が終わると同時に打ち上げ花火も上がったりして、「わぁ」って声が出ちゃいますよ。
炎の祭典の会場で飲食できる?
会場のS席、A席の後方に「豊橋グルメとお土産品コーナー」が用意されます。
豊橋名物ヤマサのちくわのキッチンカーや、お団子、いなり寿司、お土産ものやさんも並びます。放揚済の手筒花火を玄関先に置くと「厄除け」「魔除け」になるとのことで購入されている方も。
16時開場で17時開演までの1時間、豊橋グルメで腹ごしらえをするのもおすすめです。
※トイレは球場の外に仮設トイレが用意されています。会場から出ると、再入場するにはチケットが必要なので、忘れずにチケットを持って行くようにしてくださいね。
豊橋市炎の祭典のアクセス駐車場は?
会場である「豊橋球場」へは、JR東海道本線豊橋駅または名鉄名古屋本線豊橋駅の東口前から、豊橋鉄道市内線(路面電車・運賃は均一で大人180円)に乗って「⑥豊橋公園前」で下車します。
そこから北にある豊橋公園に向かって5分ほど歩くと、右側に豊橋球場があります。
炎の祭典のための駐車場は用意されません。豊橋公園内に駐車場はありますが、確実に駐車できるとは限りません。30分前になると、球場の駐車場はかなり混雑していました。
そのほか周辺の駐車場はこちら↓
住所:豊橋市今橋町3-1(豊橋公園内)
料金:1回500円
住所:豊橋市今橋町1(地下駐車場入り口は公会堂の裏側)
開放時間:7:00~22:00
料金:30分100円、最大料金1日2,400円
※立体駐車場は市役所休業日は使用不可。
住所:豊橋市八町通2-18
料金:40分200円、12時間900円
豊橋公園周辺にコインパーキングはあまりないので、注意してくださいね。
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さいごに
豊橋市炎の祭典のチケット料金や会場、見どころ、飲食ブース、アクセス駐車場についてお伝えしました。
プログラム終了後、揚げ手さんたちがみんなでお見送りしてくれました。開園前にも法被を着せてくれて手筒花火を持って写真を撮ってくれたり、なんだかとってもステキなおもてなしを感じる祭典でした。
東三河伝統の手筒花火は、忘れない花火になるはずです。炎の祭典をぜひ一度、目に焼き付けてみてくださいね。
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