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岐阜川原町を散策~おしゃれカフェも古い町並みも楽しめる大人旅満喫コース

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古い町並みって、その時代を生きていたわけでもないのに、なぜか懐かしくて、歩いているだけで心がすーっと落ち着く……そんな感覚になったことありませんか?

技術がどんどん便利になっていく一方で、歴史ある古い街並みは、やっぱりずっと残していってほしい文化遺産だなと思うんです。岐阜城の城下町の一角にも、そんなレトロ感たっぷりの町並みがあります。

この記事では、岐阜市・長良川のほとりにある古い町並み「湊町・川原町」と、アクセス・駐車場情報をたっぷりご紹介します。所要時間はカフェ込みで2〜3時間、のんびり歩くのがおすすめです。

岐阜城や岐阜城下町に行かれるなら、ぜひ川原町まで足をのばしてみてくださいね。歴女目線で見ると、この町並みは想像以上に「へぇ〜」が詰まってますよ。

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岐阜川原町を散策

岐阜市川原町の古い家の玄関

長良橋の西側、長良川南の交差点あたりに広がるのが、かつて川港として栄えた川原町です。

斎藤道三の時代から、伊勢湾までつながる長良川を使って、木材や炭、お茶、美濃和紙や関の刃物といった特産品が船で運ばれていました。

川原町は、それらの商品を扱う問屋がずらりと軒を連ねていたエリアなんです。

格子戸が残る商家や町家が続く街並みは、ただ古いだけじゃなくて、新しいものを柔らかく取り入れながら現代まで生き続けている、そんな空気を感じます。

なんか好きなんですよね、こういう「変わりながら残っている」場所って。

歩いていると、古い家の玄関の上に「十二月十二日」と書かれた小さな板を発見。これ、石川五右衛門が釜茹でになった日なんだそうです。

泥棒除けのおまじないとして、昔から玄関先に付けられていたんだとか。こういう小ネタに出会えるの、町歩きの醍醐味ですよね。

川原町のパン屋さん「ラスティコ4」

岐阜川原町のラスティコ4

明治10年に建てられた重要建造物が、現在は「ラスティコ4」というパン屋さんになっています。看板が控えめすぎて、知らないと素通りしちゃいそうなんですが、口コミでは大評判のお店です。

通りに面した入口ではなく、反対側に出入り口があって、パンやサンドイッチ、キッシュがショーケースに並び、店員さんとの対面方式で購入するスタイル。

ここではパンを焼いているわけではなく、食パンなどは10:00過ぎに配達されてくるので、オープン直後に行くと種類が少なめなのは覚えておきたいポイントです。

岐阜川原町ラスティコ4の入り口

8:30からのモーニングは、食べきれないくらいのパンがプレートにのってくる大人気メニュー。土日は朝から行列ができるほどで、みなさん持ち帰り用のビニール袋を手にしていました。

モーニングで美味しいパンに出会うと、帰りにまた買いたくなっちゃうんですよね〜。ドリンク代は少し高めの設定です。

※お店の横にある自動販売機は、川原町の景観を統一するために茶色に塗られているそうです。細部までこだわってるの、なんかいいですよね。

ラスティコ4
住所:岐阜市玉井町12
営業時間:8:30~16:00 土日~17:00
駐車場あり
岐阜市川原町の古い街並みに溶け込んだ十六銀行

すぐ横には十六銀行のATMがあって、格子戸のある家の中にATMがあるのも、なんとも言えない味があります。

その隣の民家には屋根神様(屋根の上に祀られた祠)もあるので、見上げてみてくださいね。

蒸溜所「LONG GOOD(長良酒造)」

ラスティコ4の裏手にひっそりとあるのが、クラフトジン蒸溜所「LONG GOOD(長良酒造)」。看板がとても控えめなので、油断しているとうっかり通り過ぎてしまいそうになります。

明治時代の土蔵をリノベーションして作られた小さな蒸溜所で、手がけているのは岐阜のトップバーテンダーさん。

ジンだけでなく、ジン&トニックをそのまま缶にして仕上げるという、世界的にも珍しいスタイルのお店なんです。

中に入ると、理科の実験室みたいな器具がずらり。

「これ、蒸溜器なんですよ」と教えてもらいながらジントニックの説明をしてもらったんですが、こういうお店が古い町並みのなかにひょっこりあるの、なんかたまらないんですよね。

歴史ある土蔵の中に最先端の設備が並んでいるギャップに、ちょっとゾクッとします。

※訪れた日があいにくの雨で、外観の写真が撮れなかったのが心残りなのですが……小さなお店なので、通り過ぎないよう探してみてくださいね。

営業時間や試飲の可否・料金は変更されている場合があるので、現地でのご確認をおすすめします。

LONG GOOD(長良酒造)
住所:岐阜市玉井町12
営業時間:12:00~18:00
定休日:月・火曜日

岐阜川原町の美濃六庚申堂

岐阜川原町にある美濃庚申堂

入り口の左右に猿が座る参道を進むと、庚申堂(こうしんどう)があります。

斎藤道三を討った斎藤義龍は、美濃の内政・外交を精力的に動かした人物。道三よりも策士だったんじゃないか、なんて言われるくらいの人だったそうです。

岐阜城下に伝燈護国寺を建て、当時勢いを増していた禅宗寺院の統制権を握ろうとしたものの、禅僧の反乱が起き、そのさなかに義龍は急死してしまいます。

歴女としては、こういう「大きな野心が志半ばで潰える」展開、なんだかゾクッとしちゃうんですよね。

廃寺となった伝燈護国寺の跡地に建てられたのが、この庚申堂。お堂の中には「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿とさるぼぼが置かれています

人間の体には「三尸(さんし)の虫」が住んでいて、60日に一度の庚申の日に眠ると、身体から抜け出して天帝に悪行を密告し、寿命を縮める……という言い伝えが奈良時代からあったそうです。

そのため「その日は眠らないようにしよう」とみんなが集まる場所として、庚申堂は全国あちこちに作られました。

岐阜川原町の美濃庚申堂の水受け

江戸時代に広く信じられていた庚申信仰も、大正時代以降は廃れ、今では数えるほどしか残っていないんだとか。

ここの庚申堂の水受けはハート形で、横には優しい顔のお地蔵様ファミリーが並んでいます。屋根の上にも猿が座っているので、探してみてくださいね。

美濃六庚申堂
住所:岐阜県岐阜市元浜町

岐阜川原町のおしゃれカフェ「川原町家」

岐阜川原町の河原町家

川原町の昔ながらの日本家屋は、間口が狭いのに奥行きがとても長い「うなぎの寝床」スタイル。飲食店やお土産物屋さんは、こうした古い家屋を改装して営業しています。

赤い丸ポストが目印の「川原町家」は、レトロ感たっぷりの和カフェ。コーヒーや紅茶、スイーツ、ランチがいただけると評判です。

入口すぐは雑貨屋さんになっていて、美濃和紙のポチ袋や手帳、干支の張り子、美濃焼の食器などが並びます。夏には水うちわも販売されています。

岐阜市川原町にあるカフェ・川原町家の土蔵

中庭を挟んで奥に進むと土蔵があり、その中が客席に。狭いんですが無機質な冷たさはなくて、板壁材に囲まれているせいか、あったかみがあってゆったりくつろげる空間です。

どこを切り取ってもおしゃれで、写真をたくさん撮りたくなっちゃいますよ。

岐阜市川原町にあるカフェ・川原町家の土蔵

そのまま奥から外に出ると、長良川の支流に抜けられます。黒い壁に赤い和傘が映える景色や、黒い羽目板の蔵に囲まれた裏筋は、夕暮れ時に歩くとノスタルジックな雰囲気が味わえますよ。

川原町家
住所:岐阜市玉井町28
営業時間:11:00~16:00 土日祝~17:30 
定休日:木曜日 祝日は営業

和傘の専門店「和傘CASA」

和傘CASAの入り口

川原町家を出てすぐのところに、和傘の専門店「和傘CASA」があります。和傘って、普段の生活ではまず目にする機会がないので、見ているだけでも発見がいっぱいなんです。

実際に手に持たせてもらったんですが、これが意外とずっしり重い!

時代劇で武士が刀を振るいながら和傘をさしているシーンをよく見かけますが、あの重さを片手に戦うって、相当大変だったんだろうなと実感しました。

こういう「体験してみないとわからないこと」に出会えるの、町歩きの醍醐味ですよね。

今の暮らしには少し重くて、普段使いには向かないかもしれません。それでも、和傘を作れる職人さんがどんどん減っていると聞くと、日本の伝統がひとつずつ消えていくような寂しさを感じてしまいます。

ただ、最近では和傘の技術を使った日傘も作られていると聞いて、ちょっと驚きました。伝統を守りながら、今の暮らしに合わせて形を変えていく。そんな柔軟さも、和傘の魅力なのかもしれません。

和傘CASA

住所:岐阜市湊町29「CASA stella」1階
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水・木曜

ハツシモ100%のみたらし団子「緑水庵」

岐阜川原町の緑水庵

緑水庵(りょくすいあん)」のみたらし団子は、岐阜県南部・美濃地方産の米「ハツシモ」を100%使った米粉のおだんご

こだわりのたまり醤油だれか、粒あん・きなこから選べて、1本から購入できます。

焼き立てはあったかくて、ふっくらもっちもち。入口を入ってすぐ右側で注文・会計をして、店内奥の細長いお座敷でいただくスタイルです。

夏はかき氷やソフトクリーム、冬はぜんざいなど、季節メニューも揃っています。

トイレはないので、近くの「鵜飼観覧船待合所」を利用してくださいね。

緑水庵(りょくすいあん)

住所:岐阜市湊町48
営業時間:11:00~19:00 土日祝9:00~19:00
※季節により変動
定休日:水曜日(鵜飼期間中はなし)

長良川温泉「十八楼」

江戸時代・1860年創業の老舗旅館「十八楼」。

旅館前にある「時の蔵」は、もともと駐車場奥に立っていた蔵をそのまま移築した建物。蔵の雰囲気そのままで食事が楽しめます。

館内には松尾芭蕉が長良川の美しさに感動して詠んだ句「十八楼の記」も刻まれていて、歴女目線だとここだけでもけっこう長居できちゃいます。

日帰り入浴も可能なので、長良川の景色を眺めながら一休みするのもおすすめですが、利用時は随時更新されるので、公式情報を確認してから訪れてくださいね。

十八楼
住所:岐阜市湊町10
日帰り入浴:14:00~16:00 利用時間は90分 
入浴料金:大人1,500円 子供(2歳~小学生)700円
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岐阜川原町のアクセス駐車場

岐阜市川原町にある観光船待合所

電車・バスでの行き方

名古屋駅からJR東海道本線で「岐阜駅」まで、快速で約20分。岐阜駅から岐阜バス「市内ループ線《左回り》」に乗り(JR岐阜駅北側・11番乗り場)、「長良橋」で下車します。

「岐阜公園・歴史博物館前」からなら、歩いても5分ほどで到着です。

車で行く場合・駐車場は?

川原町の飲食店やお土産物屋さんには、それぞれ専用駐車場がありますが、数台分のスペースしかないので、そこに停めたまま散策……というのは難しそうです。

川原町散策専用の駐車場はなく、一番近いのは「岐阜公園堤外駐車場」になります。

岐阜公園堤外駐車場
住所:岐阜市御手洗381 143台
料金:1回310円(税込)(最初の60分は無料)
営業時間:8:30~21:00
※すぐ近くに岐阜公園堤外第2駐車場(36台)があります。

※情報が変更されている場合もあるので、訪れる際は現地の表記を必ずご確認くださいね。

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さいごに

岐阜市長良川のほとりに残る古い町並み、川原町。歴史の気配とおしゃれなお店が同じ通りに共存していて、歩くたびに新しい発見がある、まさに大人の散歩にぴったりの場所でした。

川原町には他にもモダンなお店がたくさんあって、鮎や飛騨牛、長良川ういろのお店も評判です。ランチタイムになるといい匂いが漂ってきて、何を食べようか本気で悩みます。

メイン通りは車も通るので、写真を撮るときや歩くときはちょっと気をつけながら、のんびり川原町散歩を楽しんでくださいね。

>>岐阜県長良川温泉の口コミや観光情報はこちら【楽天たびノート】

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