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尾張に残る織田家の城跡めぐり5選!信長と父・信秀が動いた歴史の舞台を歩く

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戦国時代が好きになってから、名古屋や尾張を歩く楽しみがぜんぜん変わりました。

以前は「お城といえば天守閣」だったんですが、今は神社や公園になっている”城跡”の方が、むしろ面白くなってきたんです。

案内板の前で立ち止まって、「ここで信秀が動いていたのか」「この場所で兄弟が争ったのか」と想像し始めると、もう止まらない。

同じ道を歩いているのに、まったく違う景色が見えてくる感じ、わかりますか?

この記事では、尾張に残る織田家ゆかりの城跡を5つ紹介します。名古屋から日帰りで回れるものばかりなので、「大人の歴史散歩」のコース選びにぜひ使ってみてくださいね。

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まず、どこから行けばいい? 3秒でわかる選び方

織田信秀と赤ちゃんの信長の像

城跡めぐりって、どこから手をつければいいか迷いますよね。目的別にまとめました。

  • 歴史初心者、まずはここから → 清洲城
  • 信長の”若き日”を感じたい → 小牧山城
  • 静かな大人の歴史散歩がしたい → 城山八幡宮(末森城跡)
  • “城跡感”を味わいたい → 東別院(古渡城跡)
  • 織田家の始まりを感じたい → 勝幡城跡

どれかひとつでも刺さるものがあれば、その章から読んでみてくださいね。

なぜ今、尾張の城跡が面白いのか

京都や岐阜にも信長ゆかりの地はたくさんありますが、尾張には他にはない魅力があります。それは、「天下統一前の織田家」を感じられる場所が残っていること。

信長がまだ「尾張の一武将の息子」だった頃。信秀が必死に尾張の覇権を握ろうとしていた頃。天下布武なんて言葉もなかった、泥臭くて生々しい戦国時代の空気が、尾張には残っているんです。

しかもいいのが、観光地化されすぎていないこと。神社や公園として今の暮らしに溶け込んでいるから、「歴史の教科書の中の出来事」じゃなくて、「ここで本当にあったこと」として感じられる。

50代になってからの旅って、「有名スポットを制覇する」よりも、「時代を感じる」方が楽しくなってきませんか。尾張の城跡めぐりは、まさにそういう旅です。

勝幡城跡:織田信長が生まれた城

愛知県稲沢市にある勝幡城跡は、「信長生誕の地」とも伝わる場所です。

現在、城そのものは残っていません。静かな住宅街の中に石碑と案内板があるだけ。最初に訪れたとき、正直「本当にここ?」と思いました。

でも、だからこそ面白いんです。

派手な天守もなく、整備された観光地でもない。ただ石碑がひとつ立っているだけ。

その”なさ”の中に、「まだ何者でもなかった頃の織田家」が透けて見えるような気がして。信長もここで、ごく普通の子ども時代を過ごしていたんだろうなあ、と。

混雑を避けて、ひっそりと歴史に浸りたい人に特におすすめの場所。「信長のルーツを辿る旅」の出発点として、ここから始めると尾張めぐりの流れがよくわかります。

アクセス
名鉄津島線「勝幡駅」から徒歩約10分

古渡城跡(東別院):信秀の拠点は今や大きなお寺に

名古屋東別院の境内にある古渡城跡碑

名古屋市中区にある東別院(真宗大谷派名古屋別院)、地元では「御坊さん」と呼ばれる大きなお寺です。でもここ、織田信秀が1534年に築いた「古渡城」の跡地でもあるんです。

信秀は勝幡城からこの地に居を移し、尾張統一に向けた拠点を構えました。そしてこの城で、13歳の信長が元服したと伝わっています。あの天下人の原点が、今では静かなお寺の境内にある。

境内の山門をくぐって左手に進むと、「古渡城址」の石碑がひっそりと立っています。さらに名古屋城の築城時に石材置き場として使われた名残で、刻印入りの石が29個残されているんです。

城→石材置き場→お寺、と用途が変わりながら、この場所は今も残っている。歴史の重なり方が、なんか好きです。

廃城後は長らく放置されていたこの土地を、江戸時代に尾張2代藩主・徳川光友が東本願寺に寄進したことで、お寺の歴史が始まりました。

戦国の城が、江戸の世にお寺になる——信秀も信長も、まさかそうなるとは思っていなかったでしょうね。

アクセス
地下鉄名城線「東別院駅」4番出口から西へ徒歩約5分

末森城跡(城山八幡宮):信長と弟・信行が戦った場所

名古屋市千種区城山八幡宮の末森城跡

個人的に、尾張の城跡の中でいちばん「ドラマ感」があるのがここです。

名古屋市千種区の覚王山エリア、小高い丘の上に建つ城山八幡宮。縁結びの神社として知られていますが、その足元は末森城跡。信長の父・信秀が築き、信秀の死後に弟・信行が受け継いだ城です。

そして1556年、この地で「稲生の戦い(末森の戦い)」が起きます。

兄・信長に対抗心を燃やした信行が、あの柴田勝家を味方につけて謀反を起こしたんです。結果は信長の勝利。しかも信長、敗れた信行や勝家を許してしまう。

この器の大きさ(あるいは策略の深さ)が信長らしくて、歴史好きとしてはたまらないんですよね。

信行はその後、再び謀反を企てて最終的に清洲城で討たれます。

兄弟で争わなければならなかった時代。今は静かな神社になっているこの場所で、そんな出来事があったのかと思うと、なんか胸に来るものがあります。

地形が語る、城の面影

「城跡って石碑があるだけでしょ?」と思っていたら、ここは違います。

一の鳥居から階段を上がっていくと、標高43mの丘の上へ。この高低差がまさに城の面影。そして境内をぐるりと囲む幅10〜16m、深さ7mの空堀が今も残っているんです。

空堀に架かる橋を渡って二の鳥居をくぐる——この動線、じつは城の構造そのままです。「地形を読みながら歩く」楽しさがある城跡です。

アクセス
地下鉄東山線「覚王山駅」2番出口から東へ徒歩約8分

清洲城:織田信長が天下へ進むきっかけの城

清須市清洲城

愛知県清須市にある清洲城は、織田家の歴史を語るうえで外せない場所です。信長が尾張統一を果たし、上洛・天下統一へと歩み出した拠点となった城

現在の天守は復元ですが、五条川沿いの景色がとても美しく、お城を眺めながら散歩するだけでも気持ちいいんです。

天守内の展示は、信長の生涯や清洲の歴史をわかりやすく紹介していて、「戦国時代の入門編」として最適。

歴史初心者の方や、「織田家のことをもっと知りたいけど、どこから手をつければいいかわからない」という方には、ここから始めることをおすすめします。

信長ファンとしては、桶狭間の戦いの出陣前夜、信長がここで「人間五十年……」と舞ったというエピソードを思い出しながら歩くのが好きです。

また清洲城は「清須会議」の舞台でもあります。

本能寺の変の後、秀吉・勝家・恒興・長秀の四人が信長の後継者を決めたあの会議。織田家の終わりの始まりとなった場所でもあるわけで、始まりと終わりの両方を見てきた城なんですよね。

アクセス
JR東海道本線「清洲駅」から徒歩約15分

小牧山城:若き信長の勢いを感じる城

小牧山城

「信長って本当に行動力の人だったんだ」小牧山城を歩いて、そう実感しました。

愛知県小牧市にある小牧山城は、1563年に信長が築いた城。まだ30歳前後だった信長が、山全体を活用して築城し、城下町づくりまで進めたと言われています。

当時の感覚でいえば、「山を丸ごと造成して城と町を作った」という発想自体がすごい。信長の「従来のやり方にとらわれない」性格が、城づくりにも出ているんだなあと。

現在は山全体が史跡公園として整備されていて、散策にぴったりです。坂道はありますが、よく整備されているので50代以降でも歩きやすい。

山頂の天守からの眺めが気持ちよくて、「信長もここから尾張を見ていたのかな」と想像すると、歴史好きにはたまらない景色です。

小牧山城の後は、犬山城方面に足を延ばすのもおすすめ。現存天守の中でも特に古く、木曽川沿いの景色が絶品です。尾張の北部エリアをまとめて楽しめます。

アクセス
名鉄小牧線「小牧駅」から徒歩約20分、またはバス利用

1日で回れる?おすすめモデルコース

おすすめのモデルコースをご紹介します。

電車中心コース(名古屋市内)

東別院(古渡城)→ 城山八幡宮(末森城)→ 清洲城

地下鉄と電車で移動できる、名古屋市内を中心としたコース

東別院で朝市の日(8・18・28日)に合わせて行くと、歴史散歩+マルシェが同時に楽しめます。

城山八幡宮では覚王山のカフェでひと休みして、最後は清洲城で信長の生涯を振り返る——という流れが個人的にはお気に入りです。

所要時間の目安:1日(余裕を持って回るなら)

車で広げるコース(尾張全体)

勝幡城跡 → 清洲城 → 小牧山城

「織田家の始まりから成長まで」を時系列で辿るコースです。勝幡城で信長の誕生(伝説)を感じ、清洲城で尾張統一を確認し、小牧山城で天下へ向かう勢いを体感する。

このコースを歩くと、「織田家がどうやって尾張の覇者になっていったか」という流れが、地図の上でリアルに見えてきます。

所要時間の目安:1日(余裕があれば犬山城も)

城跡めぐりのちょっとしたコツ

せっかく行くなら、もう少し楽しめるコツをいくつか。

事前に「誰の城か」「何があった城か」を調べておく 
現地では案内板を読む時間が限られることも多いので、大まかな背景を頭に入れておくと、見るものが変わります。

地形を意識して歩く 
特に末森城(城山八幡宮)は、高低差や空堀の形が今でも残っています。「なぜここに城を作ったのか」を地形から想像するのが、城跡散歩の醍醐味です。

石碑を探す 
東別院にも城山八幡宮にも、目立たない場所に石碑があります。見つけたときの「あった!」という感覚が、じつは城跡めぐりのひそかな楽しみだったりします。

季節を選んで行く 
城山八幡宮は春のナンジャモンジャ(4月下旬)や藤(4月中旬)が見事。東別院は梅(2月中旬)が美しい。花と歴史を一緒に楽しめる季節を狙うのもおすすめです。

こんな人におすすめ

  • 織田信長・信秀ゆかりの地を巡りたい歴史好き
  • お城だけでなく、神社や公園になった”城跡”が好きな人
  • 混雑した観光地より、静かで味わい深い歴史散歩がしたい人
  • 50代からの大人旅・日帰り旅を楽しみたい人
  • 名古屋周辺で「ちょっといい時間」を過ごしたい人

まとめ:尾張を歩くと、織田家がもっと身近になる

尾張に残る織田家の城跡は、どれも派手な観光地ではありません。石碑がひとつ。地形が少し。案内板がひとつ。それだけのことも多い。

でも歩いてみると、「信長がまだ若かった頃」「信秀が必死に尾張を固めていた頃」「織田家が生き残ろうとしていた頃」——そんな天下統一前の物語が、じわじわと見えてきます。

神社になった城跡、お寺になった城跡。今の暮らしの中に歴史が溶け込んでいるから、「教科書の話」ではなくて、「ここで起きた話」として感じられる。それが尾張の城跡めぐりの面白さだと思っています。

尾張は、思っているより深い場所ですよ。

50代になってからの歴史散歩は、「知識を増やす」というより、”時代を感じる旅”になってきました。

有名な天守のある城ももちろんいいけれど、石碑の前でひとり想像を広げる時間も、ぜひ楽しんで下さいね。

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