愛知県西部に位置する稲沢市祖父江町は、銀杏の出荷量が日本一で有名なエリア。毎年11月下旬頃になると、町中が黄色に色づき、黄葉まつりが開催されます。
2022年の黄葉まつりは2年ぶりに開催が決定、今年は夜のライトアップも実施されます。金色に輝くイチョウ並木を見る事はできるのは嬉しいですね。
この記事では、稲沢市祖父江町の銀杏黄葉まつりとアクセス、駐車場についてと、2021年のぎんなんマルシェの様子もご紹介します。
お近くに行かれた時はぜひ、イチョウ並木を鑑賞してみてくださいね。
そぶえイチョウ黄葉まつり2023年が開催!
開催予定日:2023年11月18日(土)~11月26日(日)9:00~15:00
ライトアップ(未定):11月18日(土)~11月25日(土)17:00~20:00
※ライトアップ点灯セレモニー 11月18日17:00~銀杏パークにて
そぶえイチョウ黄葉まつりが2年ぶりに開催が決まりました。土日にはイベントも開催が予定されています。(※↓下記は2022年のイベント内容です。)
・11月19日(土)8:45~オープニングセレモニー ヤマザキ地蔵寺太鼓の演奏・もち投げ(9:20~)
場所:ぎんなんパーク
・【名鉄ハイキング】そぶえイチョウ黄葉まつりコース
(通常コース(4.5Km)とオプションコース(5.0Km))
11月21(月)~25日(金) 森上駅スタート、山崎駅ゴール
・11月23、27日13:00~ぎんなん収穫体験(先着10名)
受付:ぎんなんパーク会場本部で受付
・11月23日(水祝)10:00~15:00 消防はしご車試乗体験
・期間中の土日祝9:00~15:00 イチョウの木コースターつくり、銀杏試食コーナーなど
場所:ぎんなんパーク
・スタンプラリー・写生大会・写真コンテスト・俳句大会
受付:ぎんなんパーク本部受付
・開催期間中の土日祝 ハワイアンダンス・歌謡ショー・津軽三味線・抹茶コーナーなど
場所:祐専寺
イチョウのトンネルの場所はどこ?

イチョウのトンネルはあちこちに見る事ができます。写真↑は、山崎駅より南東側で、ブラブラ歩いているときに見つけました。黄色いじゅうたんを敷き詰めたみたいで、とってもきれいです。
イチョウのトンネルの場所は、ここ!って決まってるわけではなく、毎年いろんな場所に出現するトンネルを見つける、って感じです。※個人の敷地内は勝手に入らないようにしてくださいね。

銀杏パークのイチョウ並木では、イチョウのトンネルを見ることができます。
11月17日の様子は、上の方はほぼ黄色に色づいていますが、下の方がまだ緑がちょっと多いかなって感じです。黄色いじゅうたんができつつありますよ。
春には葉が出ると同時に花をつけ、夏には鮮やかな緑色になり、秋には黄金色に変わって落葉するイチョウ。モミジの紅葉とは違った美しさがありますよね。
ステキなトンネルと黄色いじゅうたんを探しながら、ゆっくり歩いてみてくださいね。
祖父江銀杏の見頃は?

銀杏の紅葉の見頃はお天気や陽当たりの影響があるようで、銀杏パークは見事に黄葉しているのに対して、町中の銀杏はまだ緑の葉が多い木もありました。
全体的に黄葉は見ごろ、なんですが、黄色い葉、緑の葉が混在してる木も多かったです。
※写真↑は2020年11月26日の、久治(久寿)イチョウの原木です。祐専寺から北東の方向へ歩いて行くとあり、樹齢は約190年、高さは約13m、幹回りは約4.5mです。
江戸中期に紅葉を楽しむために植えた2本のうち、1本は伊勢湾台風で倒れ、1本残った原木は傾いてはいるものの、今もたくさんの実をつけています。

祐専寺にあるイチョウは樹齢推定約400年、高さ20m、胴高周り3mの雌株で、山崎エリアに植えられているイチョウの原木といわれ、稲沢市の天然記念物になっています。
※改修工事が終わった祐専寺、とってもきれいな本堂になりました。御朱印はありません。
祐専寺の周りには、樹齢100年を超える大木があちこちに立っています。
イチョウの木は燃えにくいため防災用に、また、冬になるとこのエリアに北西から吹く季節風(伊吹おろし)から屋根を守るために、お寺や神社、お屋敷周りに植えられてきたそうです。
銀杏は凶作の時の備蓄食料にもなるので、昔から重宝されてきたんですね。
住所:稲沢市祖父江町山崎柳野11
祖父江ぎんなんパークとぎんなんマルシェ

2021年6月にオープンした「祖父江ぎんなんパーク」、公園内には久寿(久治)・藤九郎・栄神(栄信)・金兵衛の4種類58本のイチョウの木がエリアに分かれて植えられています。
※久寿・藤九郎・金兵衛は祖父江町に原木が残る、祖父江生まれの銀杏です。
公園内を見渡せる高さ7.5mの展望台と多目的広場、集い広場があり、休憩所や水飲み場も設置されています。
11月末ごろには一斉に色づいて、公園内を黄金色に染めています。名鉄尾西線山崎駅の線路を挟んだ東側で、駐車場(17台)も完備されています。※紅葉まつり期間中は駐車場利用できません。

11月下旬には祖父江ぎんなんマルシェが銀杏パークで開催されます。ぎんなんを使った食べ物の購入や、軽食をいただくことができます。
ぎんなんマルシェ開催日:2023年10月28日(土)・11月27日(月)~29日(水)
※2022年は、甘みが強い「久寿」が豊作でした。
ぎんなんコロッケ(150円)は大盛況で、長蛇の列ができていました。銀杏おこわや銀杏羊かん、銀杏ういろも人気です。銀杏の木で作られたイスやテーブル、まな板などもありますよ。
住所:稲沢市祖父江町山崎江代23-2
祖父江銀杏祭りのアクセスと駐車場は?

祖父江銀杏まつりに電車で行く
名古屋から行く場合は、
名鉄名古屋本線岐阜行で「名鉄一宮駅」で下車、
名鉄尾西線に乗り換えて「山崎駅」で下車します。
JR東海道線で行く場合は、
東海道本線岐阜行「尾張一宮駅」で下車、
いったん改札を抜けた後、隣接する名鉄線に乗り換えて「山崎駅」で下車します。
祖父江銀杏まつりに車で行く・駐車場は?
※↓2022年の情報です。
東海北陸道一宮西ICから国道155号線を南下します。稲沢市役所から西方向になります。
駐車場は点在してありますが、会場すぐ横に駐車場はなく、少し離れていています。
※ライトアップに行かれる時は、西島グランドを利用してくださいね。祖父江ぎんなんパークの駐車場は利用不可となっています。
・祖父江山崎簡易郵便局西
・西島グランド ※祐専寺まで近くておすすめです。
・祖父江町体育館
・祖父江善光寺
西島グラウンドは駐車場の出入り口が1か所しかないので、10時過ぎくらいから道路が渋滞し始めます。
駐車場に入る車が優先されて、なかなか出られない、という状況になることもあるので、気長に待つようにしてくださいね。
今年は西島グランドの駐車場のほかに、西島グランド東1(前日駐車可)、西島グランド東2(土日のみ駐車可)と、駐車場が増設されています。
・山崎小学校(土日祝)
・山崎小学校西(土日)
・稲沢厚生病院西(土日祝)
・森上本郷西交差点西(土日)
※トイレは「祖父江ぎんなんパーク」「祐専寺」「西島グランド」「山崎小学校の校庭(土日祝)」が利用できます。
駐車場の位置(紫色)と、メイン会場の祐専寺(黄色)、黄色いラインはイチョウのトンネルがあるビュースポットです。
無料シャトルバス
※↓2022年の情報です。
駐車場と会場を結ぶ無料シャトルバス(大型バス2台)が運行されます。約20分間隔で運行されます。
11月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)
祖父江善光寺⇔祖父江体育館⇔アイコクアルファ東⇔祐専寺
11月23日(水・祝)
祖父江善光寺⇔祖父江体育館⇔祐専寺
※11月19日の最終運行時間は15:45頃、11月20,23,26,27日の最終運行時間は15:10頃です。最終バスに乗り遅れないように気をつけてくださいね。
>>そぶえイチョウ黄葉まつりが行われる稲沢市の観光情報はこちら【楽天たびノート】※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認くださいね。
さいごに
愛知県稲沢市祖父江町の銀杏黄葉まつりのメイン会場と銀杏のトンネル、アクセスと駐車場について、お伝えしました。
年によってイチョウの色づきが違うので、見頃の時を知るのは難しいですが、イチョウのトンネルは紅葉とまた違った趣があって、とってもステキです。
イチョウと赤い名鉄電車を撮ることができるビュースポットには、たくさんのカメラマンが電車が通るのを待ち構えています。動いてる電車をうまく撮るのは至難の業、ぜひ挑戦してみてください。
銀杏独特のにおいがしますが、それはちょっと我慢して(笑)、ぜひ一度お出かけくださいね。
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