犬山市の寂光院のアクセス駐車場は?スロープカーがあるもみじ寺の見どころは?

愛知県犬山市の寂光院七福坂前にある宝船の石碑お寺・神社

犬山市にある寂光院(じゃっこういん)は1360年の歴史を持つ、愛知県で最古の由緒ある真言宗のお寺です。

紅葉の季節になると、寺一帯に植えられた1000本のもみじが真っ赤に色づいて山全体を覆い、幻想的な美しさになる「尾張のもみじ寺」としても有名です。

桜の時期が終わって、5月上旬までは「青もみじ」、深緑色になる前の、もえぎ色の若葉が鮮やかに茂っています。

この記事では、かわいらしいお地蔵さまや、にこやかな微笑み顔の七福神、展望台からの素晴らしい景色に癒される寂光院をご紹介します。

ご本尊の先手観音さまは秘仏で、60年に1回甲子(きのえね)年に開帳されます。次は2044年・・・見ることができるといいですね。

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寂光院へのアクセス

愛知県犬山市の寂光院のスロープカー乗り場前

電車・バスでの行き方

名鉄新名古屋駅から犬山線で「犬山遊園」で下車、木曽川畔を上流に2Km、徒歩で約20分、タクシーで約5分ほどかかります。

犬山駅東口から犬山コミュニティーバス「栗栖・富岡線」で「寂光院口(一之門前)」まで行くことができます。1日大人200円、子供100円です。

※2時間に1本ほど、定員が14人、月~金曜日(祝日も運行)です。土日は運行されないので注意してくださいね。(12月29日~1月4日は運休)

毎月5日と18日(8月9日と11月第2日曜日も運行)だけですが、名鉄「犬山遊園駅」から寂光院までの岐阜バスコミュニティも出ます。大人片道200円です。

※寂光院は東海自然歩道とつながっていて、ツインブリッジをとおって「犬山城」へ行くコースと、本堂から継鹿尾山(つがおさん)山頂へ抜けるコースがあります。

車で行く場合・駐車場は?

東名神高速道路小牧東IC→県道461号(尾張パークウェイ)犬山出口を右折して1分です。国道41号線経由でも行けますが、土日は日本モンキーパーク周辺で渋滞するので、気を付けてくださいね。

寂光院の山門を入ると、参詣者用の無料駐車場(50台)があります

もみじまつり期間中は、「氷室」交差点近くに2か所、不老の滝駐車場も利用できますよ。

寂光院からさらに上流へ向かっていくと「桃太郎神社」があります。

寂光院の見どころは?

スロープカー乗り場近くの千体観音堂

愛知県犬山市の寂光院の先手観音堂

総門近くで車を停め(参拝者用無料駐車場)、参道入り口から山道を上がっていきました。上がった正面にスロープカー乗降場があり、山上の本堂まで上がることができます。

山門横には昭和59年(弘法大師1150年遠忌)に建てられた「千体観音堂」があります。 本堂に向かう前にお参りするところです。

観音堂の真ん中に、紐が上からぶら下がっていました。この紐の先は先手観音菩薩の手とつながっていて、この紐に触れてお願いを伝えます。(引っ張ってはダメですよ。)

本堂に向かう七福坂

愛知県犬山市の寂光院七福坂の前にある宝船

本堂へは七福坂の320段の階段を上っていきます。階段を上がることで7つの徳を得られるとのこと。登り口前には宝船(廻招福)があり、グルグルと回すことができます。

愛知県犬山市の七福坂

恵比寿坂「先ず繁栄を願って64段」からスタートです。64段上がると大黒坂「裕福を祈って34段」とあります。

「勇気を祈って17段」毘沙門坂、「良縁を祈って37段」弁天坂、「円満を祈って37段」布袋坂、「人望を祈って43段」福禄寿坂、「健康長寿を祈ってあと104段」寿老人、と続きます。

愛知県犬山市の寂光院、七福坂途中にある石碑

途中、たくさんのお地蔵さまに励まされ、石碑もありました。「念ずれば花ひらく」はい、頑張ります! 

さすがに最後の104段あたりでは息が切れましたが、振り向けば木曽川対岸の風景が見えて、気持ちを奮い立たせてくれます。

愛知県犬山市の寂光院七福坂途中のお地蔵様

ほうきでお掃除中のお地蔵様。なんだかとってもかわいいですね。

織田信長公も眺めた?展望台

愛知県犬山市の寂光院の本堂と随求堂

七福坂を上り切った右側、本堂と随求堂をつなぐ橋の下をくぐると、正面に「鐘楼」があります。ここにある「願いの鐘」は誰でも自由に撞くことができます。

鐘楼を見て右側には展望台、犬山城をはじめ、小牧城、岐阜城(金華山)、名古屋の街と伊吹山まで見渡せます。

1565年、織田信長が尾張一帯を統一した年に、柴田勝家らを伴って参詣し、清州城の鬼門の方角に当たる寂光院を鎮護の霊刹としました。ここからの風景を、信長公もご覧になったのかも?しれませんね。

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愛知県犬山市の寂光院の展望台からの風景

日本モンキーパークの観覧車が現代的、ですが、眼下には木曽川が流れ、濃尾平野を一望し「あれが(斎藤)道山の美濃の山か」なんて会話してたかと思うと、なんだか時代をタイムスリップした気分になります。

信長公はその後、稲葉山の戦いで岐阜城を落とし、寂光院を訪れてから2年後に上洛を果たしました。願いが叶ったんですね。

展望台中央には筆弘法大師像(筆塚もあります)、周りには十二支恵当(生まれ年)守り本尊が並んでいます。

寂光院のもみじまつり

寂光院では毎年11月の第2土曜日から12月の第2日曜日まで、「もみじまつり」が開催されます。約1000本のもみじが色鮮やかに、山全体を赤く染めていきます。

もみじまつり限定の名物料理「あゆは寿司」は、アユの甘露煮と大葉が入った巻き寿司。寂光院の中にあるお休み処「つがお茶屋」でいただくことができます。

もみじまつりだけの限定料理とあって、お土産で買われる方もたくさんいらっしゃいます。柔らかくって甘辛い鮎は一度食べたら忘れられない味になりますよ。他にもお団子や抹茶もいただけます。

2020年のイベントなどの詳細はまだ明らかになっていませんが、「尾張のもみじ寺」と呼ばれる寂光院の紅葉は一見の価値あり!です。

寂光院のもみじまつりに関する公式HPはこちら

寂光院のご利益は?

愛知県犬山市の寂光院の縁結び弁才天

本堂のご本尊は先手観世音菩薩さま、日本武尊(やまとたけるのみこと:日本古代史上の伝説的英雄)のご神魂(たましい)が入っているとされています。左側に毘沙門天、右側に不動明王を従えて、静かに微笑んで見えます。

千の手を差し伸べて、あらゆる方法で人々を救う観音さまのご利益は、災難に遭わない、病気平癒、夫婦円満、恋愛成就など、生きてる現世で得られるご利益です。

自分の死後(後世)を祈ることってなかなかできないですよね。現世での苦悩から救われ、願いを叶えてくれる仏さまのほうが、祈る気持ちが強くなるような気がします。

本堂西側に渡り廊下でつながっている随求堂(ずいぐどう)、堂内左右には西国三十三観音が並び、天井画が色鮮やかに描かれています。

本堂裏手には弁天堂があり、お堂の前には恋愛成就・良縁成就を祈願する 「愛の錫杖(しゃくじょう:上に鐶(かん)が掛かっている、僧が持ち歩く杖。持ち上げて下へ突くと音が鳴る)」があります。

良縁以外にも仕事や友人などの良縁もいただけますので、ぜひお参りしてくださいね。

馬鳴堂(めみょうどう:デザインやセンス、美の守護、ペット守護)、素手や素足をのせてお参りする、仏足石仏手石があります。

寂光院本堂からスロープカーで下山

愛知県犬山市の寂光院のスロープカー

スロープカー山上駅から七福坂の登り口がある山麓駅までを4分でつなぐ、電動モノレール。急こう配の山道を床面水平を保ったまま、ゆっくり動いていきます。

1両のスロープカーが上ったり下ったり、ボタン操作だけで自動的に作動します。定員6人となっていますが、4人でいっぱいって感じです。

利用者は設置された箱に1人200円(以上)を入れて、利用します。赤いボタンを押して待っていると、スロープカーはゆっくりゆっくり左右に車体を揺らしながら上ってきました。さすがに進行方向に背中を向けた席には怖くて座れませんでした。

愛知県犬山市の寂光院のスロープカーの線路

下を見るのが怖くなるくらい、かなりの急こう配です。

日本では、スロープカーは「エレベーター」に分類され、坂道や階段の補助となっています。年配者のお参りを可能にする、すごい乗り物ですね。

継鹿尾(つがお)観音 寂光院
住所:愛知県犬山市継鹿尾杉ノ段12
電話番号:0568-61-0035
拝観料:なし
スロープカーの運行時間:8:00~17:00

さいごに

愛知県犬山市の寂光院へのアクセス、七福坂や本堂、スロープカーについてお伝えしました。

寂光院は、厄除け、一心祈願、健康長寿を願うお寺です。ゆっくり山上まで歩いてお参りすれば、体調も良くなりそうな気がします。

自分の意思や努力の及ばないところで決定される「縁」、縁は思いもかけぬところにつながっていく時ってありませんか?

日常の些細なことにも感謝する気持ちを持って「後は仏さまにお任せします」と、仏さまに導いていただくもの。仏さまってそういう存在なんだと思います。

たくさんの木々や仏さまに囲まれて、ゆったりした気持ちでお参りしてくださいね。

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